2016年12月の記事一覧 | 「吉田典史」の編集部

連載「職場を生き抜け！」は、今回で終了となる

長年にわたって、nikkeiBPnetで掲載してきた連載「職場を生き抜け！」は、今回で終了となる。ラストは、ここ10数年、何度もうかがう東京管理職ユニオンへの取材だった。ありがとうございました。取材は、12月上旬だった。2017年からは、新たに日経ビジネスオンライン（http://business.nikkeibp.co.jp/ ）にて再開となる。時期は未定。いずれにしろ、関係者のかた、ありがとうございました。そして、どうぞよろしくお願いいたします。 2007年12月からはじまった。思うことが多い連載となった。いま、来年1月から始まる連載の原稿を書いている。現在のところ、3週目の分。ここ数日で、4週目を書き終えたい。いつの間にか、年末となった。今日で御用納めの会社が多いようだった。残業を減らすことはよいが、仕事の中身も大切なこと。そのあたりへの考慮ができているのかどうか…。会社員では、そんな意識をもたないのだろうか。残業を減らすことは、仕事の質を落とす、ことではない。そこまで踏み込んでいないのが、いまの世の中の空気。日本の社会の悪いくせ。複眼思考ができない…。来年は、広い視野で考え直すときになるはず。ここ数日、室内にあるものを大量に捨てた。もはや、刑務所のような部屋になっている。ほとんど、なにもない。声が異様に響く。

キンドルで読み終えた本　（２０１５年５月～）

キンドルで読み終えた本　（２０１５年５月～）１８９、青い棘（三浦綾子・講談社）１８８、ある倒産（城山三郎・新潮社）※2回目１８７、コミュニティ（篠田節子・集英社）　※2回目１８６、オレンジの壺（上） (宮本　輝・講談社文庫) １８５、塩狩峠（三浦綾子・小学館）１８４、心にナイフをしのばせて（奥野修司・文芸春秋）※2回目１８３、死の彼方までも（三浦綾子・小学館）１８２、駆ける少年（鷺沢萠・文芸春秋）※　2回目１８１、逃亡者（城山三郎・新潮社）※　2回目１８０、死の彼方までも（三浦綾子・小学館）１７９、駆ける少年（鷺沢萠・文芸春秋）※　2回目１７８、帰れぬ人々（鷺沢萠・文芸春秋）※　2回目１７７、過ぐる川、烟る橋（鷺沢萠・新潮社）　2回目★★★★★ １７６、続　氷点（下）（三浦綾子・小学館）１７５、続　氷点（上）（三浦綾子・小学館）１７４、毒麦の季（三浦綾子・小学館）★★★ １７３、鮮やかな男 (城山三郎・KADOKAWA）１７２、北国日記　（三浦綾子・小学館）１７１、氷点（下）（三浦綾子・小学館）★★★★★ １７０、氷点（上）（三浦綾子・小学館）★★★★★ １６９、花の降る午後（宮本　輝・角川書店）１６８、ウェルカム・ホーム（鷺沢萠・新潮社）１６７、自我の構図（三浦綾子・小学館）１６６、葉桜の日（鷺沢萠・新潮社）１６５、海の鳥・空の魚(鷺沢萠・KADOKAWA）１６４、さいはての二人 (鷺沢萠・KADOKAWA）★★★★★ １６３、過ぐる川、けぶる橋（鷺沢萠・新潮社）★★★★★ １６２、愛してる（鷺沢萠・角川）１６１、逃亡者（城山三郎・新潮社）★★ １６０、私の話（鷺沢萠・河出書房）１５９、ソ連が満洲に侵攻した夏（半藤一利・文芸春秋）１５８、病めるときも（三浦綾子・小学館）１５７、ある倒産（城山三郎・新潮社）★★★１５６、役員室午後三時（城山三郎・新潮社）★★★１５５、ひつじが丘（三浦綾子・講談社）１５４、裁きの家（三浦綾子・小学館）★★★１５３、広き迷路（三浦綾子・小学館）★★★★★ １５２、友罪（薬丸岳・集英社）１５１、自分のうけいれ方（加藤諦三・PHP研究所）１５０、青春をどう生きるか（加藤諦三・光文社）１４９、積み木の箱（下）（三浦綾子・小学館）★★★★★ １４８、先生のつうしんぼ　（宮川ひろ・偕成社）※ １４７、帰れぬ人々（鷺沢萠・文芸春秋）１４６、いじめに負けない心理学（加藤諦三・PHP研究所）★★ １４５、人を動かす心理学（加藤諦三・PHP研究所）★★ １４４、積み木の箱（上）（三浦綾子・小学館）★★ １４３、仕事なんかするより上司に気を使えよ（吉田典史・労働調査会）※ １４２、駆ける少年（鷺沢萠・文芸春秋）※　★★★★★★ １４１、心の休ませ方（加藤諦三・PHP研究所）★★★ １４０、新宿鮫～新宿鮫１　新装版～（大沢在昌・同文舘）１３９、年収１０００万円　稼ぐライターの仕事術（吉田典史・同文舘）★★★ １３８、苦しくても意味のある人生（加藤諦三・大和書房）１３７、「自信が持てない人」の心理学（加藤諦三・PHP研究所）★★ １３６、あなたを傷つける人の心理（加藤諦三・PHP研究所）★★★１３５、新装版　命の器（宮本輝・講談社）★ １３４、静かな黄昏の国（篠田節子・KADOKAWA）★★１３３、自分を嫌うな（加藤諦三・三笠書房）１３２、逆境に弱い人　―ここに気づけば強くなれる―（加藤諦三・クリーク・アンド・リバー社）★★★★ １３１、不安のしずめ方人生に疲れきる前に読む心理学（加藤諦三・PHP研究所）　　★★★★ １３０、わかれの船（宮本輝・編集、光文社）１２９、無名兵士の言葉（加藤諦三・大和書房）１２８、「自分づくり」の法則他人に“心”を支配させるな（加藤諦三・PHP研究所）１２７、落第生（鷺沢萠・角川書店）１２６、人生の重荷をプラスにする人、マイナスにする人（加藤諦三・PHP研究所）★★ １２５、絹の変容（篠田節子・集英社）１２４、「やさしさ」と「冷たさ」の心理（加藤諦三・PHP研究所）１２３、「自分が絶対正しい！」と思っている人に振り回されない方法（片田珠美・大和書房）　１２２、愛逢い月（篠田節子・集英社）★★★ １２１、自信と劣等感の心理学（加藤諦三・大和書房）★★★ １２０、腸をキレイにする！（甲田光雄・日経BP社）１１９、レクイエム（篠田節子・文芸春秋）★★１１８、名残り火（藤原伊織・文芸春秋）　１１７、死神（篠田節子・文芸春秋）★★★★★ １１6、どうしても「許せない」人（加藤諦三・ベストセラーズ）　★★★★★ １１5、妬（ねた）まずにはいられない症候群（シンドローム）（加藤諦三・PHP研究所）１１４、王さまと靴屋（新美南吉・青空文庫）１１３、鮫島の貌（かお）　新宿鮫短編集　（大沢在昌・光文社）★★★ １１２、手袋を買いに（新美南吉・青空文庫）１１１、おじいさんのランプ（新美南吉・青空文庫）１１０、雪が降る（藤原伊織・講談社）　★★★ １０９、まじめさが報（むく）われるための心理学（加藤諦三・PHP研究所）１０８、道は開ける（D・カーネギー　角川書店）１０７、家鳴り（篠田節子・集英社）　★★★１０６、生きていくのが上手な人　下手な人　自分を知るための心理学（加藤諦三・光文社）　★★★★★ １０５、禅僧（坂口安吾・青空文庫）１０４、アイ・アム・レジェンド（リチャード・マシスン・早川書房）　★★★★★１０３、話が通じない人の心理（加藤諦三・青春出版社）１０２、自信（加藤諦三・三笠書房）１０１、コミュニティ（篠田節子・集英社）　★★★★１００、病める国家の心理学（加藤諦三・PHP研究所）９９、黄金の犬（西村寿行・光文社）９８、星々の悲しみ（宮本輝・文芸春秋）９７、逆境に強い人（加藤諦三・クリーク・アンド・リバー社）９６、当社別状なし（城山三郎・文芸春秋社）★★★ ９５、逆境に勝てる人（加藤諦三・クリーク・アンド・リバー社）　★★★ ９４、往きてまた還らず（下）（西村寿行・光文社）９３、母を尋ねて三千里（エドモンド・デアミーチス・青空文庫）９２、奇跡の対話教育―高校へ行かないで、東大・京大に合格するまでの記録　　　（光文社・磯村懋）※ ９１、悪党（薬丸　岳・角川書店）　★★ ９０、中卒労働者から始める高校生活 1（佐々木ミノル・日本文芸社）８９、真夏の犬（宮本　輝・文芸春秋社）８８、指揮官たちの特攻　幸福は花びらのごとく（城山三郎・新潮社）８７、胸の香り（宮本輝・文芸春秋社）８６、ビジネス書の9割はゴーストライター（吉田典史・青弓社）※ ８５、牛をつないだ椿の木（新美南吉・青空文庫）８４、落日燃ゆ（城山三郎・新潮社） ★★ ８３、偉大なる王(ワン) （ニコライ・A. バイコフ・中央公論）８２、セメント樽の中の手紙（葉山嘉樹・青空文庫）８１、道草（夏目漱石・角川文庫）８０、こころ（夏目漱石・青空文庫）７９、桜島（梅崎春夫・青空文庫）★★ ７８、犯罪被害者になるということ　命以上のものを奪われて（朝日新聞社）７７、刑事の結界　第２部〔１〕たった一度の極刑、うずいた勘の苦々しさ（朝日新聞社）７６、会社で落ちこぼれる人の口ぐせ　抜群に出世する人の口ぐせ　　（吉田典史・KADOKAWA）７５、坊っちゃん（夏目漱石・Kindle版）７４、夢を食った男たち―「スター誕生」と歌謡曲黄金の70年代（阿久悠・文芸春秋社）７３、刑事の結界　第２部〔３〕落ちる花のように…１９歳の次男は逝った（朝日新聞社）７２、刑事の結界　第２部〔２〕陰惨な「首の皮一枚」、優男が守ったもの（朝日新聞社）７１、復讐の弾道（大藪晴彦・光文社）７０、刑事の結界（２）死刑執行、涙が止まらない理由（朝日新聞社）６９、往きてまた還らず（上）（西村寿行・光文社）６８、５千回の生死（宮本輝・新潮社）６７、水木サンの幸福論（水木しげる・角川文庫）★★★ ６６、地をはう風のように（高橋秀雄・福音館）※ ６５、沈まぬ太陽（４）（山崎豊子・新潮社）６４、南極のペンギン（高倉健・集英社）　★★★ ６３、幻の光（宮本輝・新潮社）　★★★★★ ６２、侍（遠藤周作・新潮社）６１、蛍川・泥の河（宮本輝・新潮社）　★★★★★ ６０、震災死（吉田典史・ダイヤモンド社）★★★★ ５９、絶体絶命を生き抜く　　　　―スキルス胃がん余命三カ月から三年半（山下郁子・書肆侃侃房） ※★★★★★ ５８、海と毒薬（遠藤周作・新潮社）　★★★★ ５７、白い人・黄色い人（遠藤周作・新潮社）５６、荻原博子の金持ち老後貧乏老後（荻原博子・毎日新聞社）５５、沈黙（遠藤周作・新潮社）　★★★★ ５４、刑事の結界（１）盗まれた青酸ソーダ、失敗した尾行（朝日新聞社）５３、死との対面（安岡章太郎・光文社）※ ５２、母の遺産　新聞小説（上）（水村美苗・中央公論）５１、大河の一滴（五木寛之・幻冬舎）※ ５０、飢餓海峡（下巻）（水上　勉・新潮社）　★★★★★ ４９、刑事の結界（３）（朝日新聞社）４８、つるつる日記―26歳のラストメッセージ（武田茜・栄光出版社）※ ４７、白い巨塔（３）（山崎豊子・新潮社）※ ４６、飢餓海峡（上巻）（水上　勉・新潮社）　★★★★★ ４５、白い巨塔（２）（山崎豊子・新潮社）※ ４４、「高倉健」という生き方（谷充代・新潮社）４３、虹の岬の喫茶店（森沢明夫・幻冬舎）※ ４２、復活の砦？小説・管理職ユニオン（江波戸哲夫・祥伝社）※ ４１、権狐（新美南吉・青空文庫）４０、沈まぬ太陽（３）　御巣鷹山篇（山崎豊子・新潮社）３９、人間関係―都市銀行二人の支店長（山田智彦・講談社）※ ３８、銀行男たちの決断（山田智彦・文芸春秋）※ ３７、白い巨塔（１）（山崎豊子・新潮社）※ ３６、ムッシュ・クラタ（山崎豊子・新潮社）３５、沈まぬ太陽（２）・アフリカ篇（下）（山崎豊子・新潮社）３４、ザ・プロレスラー（山田智彦・講談社）※ ３３、銀行　男たちの報酬（山田智彦・日刊工業新聞社）３２、筋トレをする人が10年後、20年後になっても老けない46の理由　　　（久野譜也・毎日新聞社）※ ３１、沈まぬ太陽（１）・アフリカ篇（上）（山崎豊子・新潮社）３０、女たちのオフィス・ウォーズ（江波戸哲夫・光文社）２９、退職勧告（江波戸哲夫・祥伝社）※ ２８、労働貴族（高杉良・講談社）２７、銀行　男たちの挑戦（山田智彦・日本放送協会出版）２６、小さな町の風景（杉みき子・偕成社）※ ２５、一年分、冷えている（大沢在昌・角川書店）※ ２４、淋しい狩人（宮部みゆき・新潮社）※ ２３、指名解雇（高杉良・講談社）※ ２２、返事はいらない（宮部みゆき・実業之日本社）２１、銀行　男たちのサバイバル（山田智彦・日本放送協会出版）　★★ ２０、旅の途中で　（高倉健・新潮社）　※　★★★ １９、特攻隊に捧ぐ（坂口安吾・青空文庫）１８、青年の領域　（山田智彦・文芸春秋）　★★★ １７、封印された震災死　（吉田典史・世界文化社）１６、あの日、負け組社員になった…（吉田典史・ダイヤモンド社）１５、刑事のまなざし（薬丸岳・講談社）　★★★ １４、ふ虜記（大岡昇平・新潮社）１３、日本の黒い霧・上（松本清張）１２、素直な戦士たち（城山三郎・新潮社）１１、安楽死（西村寿行・角川書店）１０、君よ憤怒の河を渉れ（西村寿行・徳間書店）　★★★★★ ９、桶川ストーカー殺人事件　（清水潔・新潮社）８、堕落論（坂口安吾・青空文庫）７、危機の宰相（沢木耕太郎・文芸春秋）６、新米上司の言葉かけ（梶原茂・日本技術評論社）５、テロルの季節（沢木耕太郎・文芸春秋）　★★★★★ ４、あなたへ（森沢明夫・幻冬舎）３、毎日が日曜日（城山三郎・新潮社）２、心にナイフをしのばせて（奥野修司・文芸春秋）　★★★★★ １、あなたに褒められたくて（高倉健・集英社）　★★★ 2015年8月～２９、頭が冴え、疲れない体になる「この習慣」を続けなさい（佐藤富雄・三笠書房）２８、顔のある文章の作り方（高文研・轡田隆文）２７、闘う力（なかにし礼・講談社）２６、いつまでも「老いない脳」をつくる10の生活習慣（石浦章一・WAC出版）（2回目）２５、僕の死に方（金子哲雄・小学館）２４、若く見える人は、なぜ運がいいのか（佐藤富雄・新講社）２３、やっぱりこれで運がよくなった！（浅見帆帆子・廣済堂）２２、運がよくなる宇宙からのサイン―――あなたにもサインは来ている　　　（浅見帆帆子・ダイヤモンド社）２１、病気にならない　歩く習慣（米山公啓・中経出版）２０、若返る人（クリスクロウリー・ハリーロッジ・エクスナレッジ）１９、脳内革命（春山茂雄・サンマーク出版）１８、稼ぐ力（大前研一・小学館）１７、他人を攻撃せずにはいられない人（片田珠美・PHP研究所）１６、朝食抜き！ときどき断食！（渡辺　正・講談社）１５、今日から始めるガンにならない体（済陽高穂・三笠書房）１４、働くということ（黒井千次・講談社）１３、おまかせください!!社員11人までの小さな会社の社長業（石野誠一・明日香出版）１２、脳内革命　２（春山茂雄・サンマーク出版）１１、末期ガンになったIT社長からの手紙（藤田憲一・幻冬舎）１０、一生サラリーマンで終わるのか！（中谷彰宏・ぶんか社）９、かたあしだちょうのエルフ（おのき　がく・ポプラ社）８、「辞めてよかった」（江波戸哲夫・学陽書房）７、レバレッジ・マネジメント（本田直之・東洋経済新報社）６、たったひとりからの発想（森村誠一・講談社）５、いつまでも「老いない脳」をつくる10の生活習慣（石浦章一・WAC出版）４、教えない教え（権藤博・集英社）３、非情人事（江上剛・文芸春秋）２、小説家という職業（森　博嗣・集英社）１、当社別状なし　（城山三郎・徳間書店）

プロ野球を“クビ”になった、年商100億円の社長

年末となり、もろもろとあり、ここに書くことができない。最近の記事は、こちら。プロ野球を“クビ”になった、年商100億円の社長会社は「カルト集団」。過労死はなくならないあなたにだけ、めちゃくちゃ厳しい上司の本音

駅の北口から歩いて数分にあるラーメン店「コタン」に入った

月に、人事コンサルタント、火に、労働組合、水に、獣医と歯科医と、取材の連戦が続く。それらの記事の掲載は、年明けの1月となる。この1年を終えるのははやかった、と感傷にひたる余裕はない。締め切りが続く。足の裏の痛みは、しだいに消えつつある。ここ数日は、1日2時間歩くことができる。なんとか、元のペースに戻したい。先週末、JR西荻窪駅近くの外食店での取材を終えた。その後、25年ぶりに、駅の北口から歩いて数分にあるラーメン店「コタン」に入った。当時とほとんど変わらぬ外観や、店のつくり。赤色ののれんに、大きなガラスごしのドア。中に入ると、70歳前ぐらいの店主がいた。第一印象は、あの頃と大きくは変わらない。白髪が増えていたし、顔色もややくすんでいたが、60歳くらいには見える。顔の皮膚は、25年前に比べると、やややつれた感じがする。ムダな贅肉がついていないし、筋骨型の体型も変わらない。猫背にもなっていないし、肩や背中からも老いを感じさせない。若いな…。店内は、やはり、きれいだった。当時も清潔だったが、今もそれを守っている。床には、ゴミらしきものも、米つぶもない。メニューは、当時と大きくは変わらないように見えるが、じつはマイナーチェンジの繰り返しはしているはず。マメに、メニューを変えている雰囲気は店内からただよう。基本に忠実に、店を経営してきた感がする。しょうゆラーメンの味も、麺も25年前と変わらないように感じた。実は、微妙に違うのだろうけど、それを悟られないようにしているのかもしれない。店主の思想や哲学が、見えてくる。背伸びはしないし、見栄もはらない。ムリ・ムダを可能な限り、はぶき、愚直に基本を守り抜く。大多数の店はこれができなくて、消えていく。店ではなく、店主やオーナーができないのだろう。この店の店主は、なかなか、硬派な雰囲気で、根性もち、という感じもする。人がつぶれていくとき、その人の考え方や意識のあり方による、とつくづく思う。こういう店主は、考え方がすぐれているのだろう。軍事力なき日本外交の敗北。軍事力が限りなくゼロなのだから、おのずと限界がある。国内経済や景気、世界情勢、日米関係など、いくつもの分野で、日本が有利な状況がととのわないと、領土問題の交渉のテーブルすらつくることができない。敗戦国であり、軍事力をもたない国の限界は、ここにある。それを踏まえると、安倍外交は満点ではある、と思う。ここまで、よく進めてきた、ことは評価されていい。実際、領土がスムーズに返還されることは、ここ50～60年の国際政治では、まずないこと。沖縄や小笠原の返還が、むしろ、運がよすぎたといえる。交渉のテーブルをつくったことじたいは、高く評価されていい。が、いかんせん、軍事力がないから、核武装をしている国に、なにを主張したところで、ほとんど効果がない。そもそも、国際共産主義をとなえ、全世界共産主義をねらっていた国のながれを受け継ぐのだから、マトモな国ではない。こんな国を相手に、領土問題を話し合うのだから、強力な政権でないと、まず不可能。ほんらいは、世界の主要国が、日本のような憲法をもち、軍事を外交に利用することができないようにするべきなのだろう。アサヒ新聞は、はるか前から、そのようなことを主張している。理想としては尊いが、きびしい国際社会においては、出版社の記者の叫び、のようにむなしいものがのこる。現実はきびしい。それでも、何もしないこれまでの外交よりは、大きな前進だった。安倍外交は、広いし、深い。さらなる交渉を…。領土問題の解決にむけて動いている、ということそのものが日本外交のプレゼンスを示す。外交に躍動感をもたらす。国際社会へのアピールにする。その動きが、さらなる外交交渉の材料になる。ひるまず、前進を！それにしても、ラーメン店「コタン」は、シブイ。あのレベルに達するのは、まさに職人芸なのだろうね。

ここ数日は、地方への取材が重なった

昨日は、敗者復活さんへの回答をテーマにしたコラムを掲載する予定だった。電通の過労自殺をテーマにした記事の流れがあり、できなかった。いま、掲載の時期を再検討しています。また、このブログでアナウンスをします。掲載が難しい場合、メールで回答をいたします。ここ数日は、地方への取材が重なった。足の裏の痛みが再発しつつある。今日の朝には、治っていた。年末にむけて、スパートをかけよう。こちらも…。こっちも…。

キンドルで読み終えた本（2015年5月～）

ゴースト・ライターが書いた、と思える本は読まないようにしている。２０１５年５月～　※=本屋で購入 1か月で、10冊のペース１８９、青い棘（三浦綾子・講談社）１８８、ある倒産（城山三郎・新潮社）※2回目１８７、コミュニティ（篠田節子・集英社）１８６、オレンジの壺（上） (宮本　輝・講談社文庫) １８５、塩狩峠（三浦綾子・小学館）１８４、心にナイフをしのばせて（奥野修司・文芸春秋）※2回目１８３、死の彼方までも（三浦綾子・小学館）１８２、駆ける少年（鷺沢萠・文芸春秋）※　2回目１８１、逃亡者（城山三郎・新潮社）１８０、死の彼方までも（三浦綾子・小学館）１７９、駆ける少年（鷺沢萠・文芸春秋）※　2回目１７８、帰れぬ人々（鷺沢萠・文芸春秋）※　2回目１７７、過ぐる川、烟る橋（鷺沢萠・新潮社）2回目１７６、続　氷点（下）（三浦綾子・小学館）１７５、続　氷点（上）（三浦綾子・小学館）１７４、毒麦の季（三浦綾子・小学館）１７３、鮮やかな男 (城山三郎・KADOKAWA）１７２、北国日記　（三浦綾子・小学館）１７１、氷点（下）（三浦綾子・小学館）１７０、氷点（上）（三浦綾子・小学館）１６９、花の降る午後（宮本　輝・角川書店）１６８、ウェルカム・ホーム（鷺沢萠・新潮社）１６７、自我の構図（三浦綾子・小学館）１６６、葉桜の日（鷺沢萠・新潮社）１６５、海の鳥・空の魚(鷺沢萠・KADOKAWA）１６４、さいはての二人 (鷺沢萠・KADOKAWA）１６３、過ぐる川、烟る橋（鷺沢萠・新潮社）１６２、愛してる（鷺沢萠・KADOKAWA）１６１、逃亡者（城山三郎・新潮社）１６０、私の話（鷺沢萠・河出書房）１５９、ソ連が満洲に侵攻した夏（半藤一利・文芸春秋）１５８、病めるときも（三浦綾子・小学館）１５７、ある倒産（城山三郎・新潮社）１５６、役員室午後三時（城山三郎・新潮社）１５５、ひつじが丘（三浦綾子・講談社）１５４、裁きの家（三浦綾子・小学館）１５３、広き迷路（三浦綾子・小学館）１５２、友罪（薬丸岳・集英社）１５１、自分のうけいれ方（加藤諦三・PHP研究所）１５０、青春をどう生きるか（加藤諦三・光文社）１４９、積み木の箱（下）（三浦綾子・小学館）１４８、先生のつうしんぼ（宮川ひろ・偕成社）※ １４７、帰れぬ人々（鷺沢萠・文芸春秋）※ １４６、いじめに負けない心理学　　　　（加藤諦三・PHP研究所）１４５、人を動かす心理学（加藤諦三・PHP研究所）１４４、積み木の箱（上）（三浦綾子・小学館）１４３、仕事なんかするより上司に気を使えよ　　　　　（吉田典史・労働調査会）※ １４２、駆ける少年（鷺沢萠・文芸春秋）※ １４１、心の休ませ方（加藤諦三・PHP研究所）１４０、新宿鮫～新宿鮫１　新装版～　　　　（大沢在昌・光文社）１３９、年収１０００万円　稼ぐライターの仕事術　　　　（吉田典史・同文舘）※ １３８、苦しくても意味のある人生　　　　（加藤諦三・大和書房）１３７、「自信が持てない人」の心理学　　　　（加藤諦三・PHP研究所）１３６、あなたを傷つける人の心理　　　　（加藤諦三・PHP研究所）１３５、新装版　命の器（宮本輝・講談社）１３４、静かな黄昏の国（篠田節子・KADOKAWA）１３３、自分を嫌うな（加藤諦三・三笠書房）１３２、逆境に弱い人　　　　（加藤諦三・クリーク・アンド・リバー社）１３１、不安のしずめ方人生に疲れきる前に読む心理学　　　　　（加藤諦三・PHP研究所）１３０、わかれの船（宮本輝・編集、光文社）※ １２９、無名兵士の言葉（加藤諦三・大和書房）１２８、「自分づくり」の法則他人に“心”を　　　　　支配させるな（加藤諦三・PHP研究所）１２７、落第生（鷺沢萠・角川書店）１２６、人生の重荷をプラスにする人、マイナスにする人（加藤諦三・PHP研究所）１２５、絹の変容（篠田節子・集英社）１２４、「やさしさ」と「冷たさ」の心理　　　　（加藤諦三・PHP研究所）１２３、「自分が絶対正しい！」と思っている人に　　　　振り回されない方法（片田珠美・大和書房）　１２２、愛逢い月（篠田節子・集英社）１２１、自信と劣等感の心理学（加藤諦三・大和書房）１２０、腸をキレイにする！（甲田光雄・日経BP社）１１９、レクイエム（篠田節子・文芸春秋）１１８、名残火（藤原伊織・文芸春秋）　１１７、死神（篠田節子・文芸春秋）１１６、どうしても「許せない」人　　　　（加藤諦三・ベストセラーズ）１１５、妬（ねた）まずにはいられない症候群（シンドローム）（加藤諦三・PHP研究所）１１４、王さまと靴屋（新美南吉・青空文庫）１１３、鮫島の貌（かお）　新宿鮫短編集（大沢在昌・光文社）１１２、手袋を買いに（新美南吉・青空文庫）１１１、おじいさんのランプ（新美南吉・青空文庫）１１０、雪が降る（藤原伊織・講談社）１０９、まじめさが報（むく）われるための心理学（加藤諦三・PHP研究所）１０８、道は開ける（D・カーネギー　角川書店）１０７、家鳴り（篠田節子・集英社）　１０６、生きていくのが上手な人　下手な人~自分を知るための心理学（加藤諦三・光文社）１０５、禅僧（坂口安吾・青空文庫）１０４、アイ・アム・レジェンド（リチャード・マシスン・早川書房）１０３、話が通じない人の心理（加藤諦三・青春出版社）１０２、自信（加藤諦三・三笠書房）１０１、コミュニティ（篠田節子・集英社）１００、病める国家の心理学（加藤諦三・PHP研究所）９９、黄金の犬（西村寿行・光文社）９８、星々の悲しみ（宮本輝・文芸春秋）９７、逆境に強い人（加藤諦三・クリーク・アンド・リバー社）９６、当社別状なし（城山三郎・文芸春秋）※ ９５、逆境に勝てる人（加藤諦三・クリーク・アンド・リバー社）９４、往きてまた還らず（下）（西村寿行・光文社）９３、母を尋ねて三千里（エドモンド・デアミーチス・青空文庫）９２、奇跡の対話教育―高校へ行かないで、東大・京大に合格するまでの記録　　　（光文社・磯村懋）※ ９１、悪党（薬丸　岳・角川書店）９０、中卒労働者から始める高校生活 1（佐々木ミノル・日本文芸社）８９、真夏の犬（宮本　輝・文芸春秋社）８８、指揮官たちの特攻　幸福は花びらのごとく（城山三郎・新潮社）８７、胸の香り（宮本輝・文芸春秋社）８６、ビジネス書の9割はゴーストライター（吉田典史・青弓社）※ ８５、牛をつないだ椿の木（新美南吉・青空文庫）８４、落日燃ゆ（城山三郎・新潮社）８３、偉大なる王(ワン) （ニコライ・A. バイコフ・中央公論）※ ８２、セメント樽の中の手紙（葉山嘉樹・青空文庫）８１、道草（夏目漱石・角川文庫）８０、こころ（夏目漱石・青空文庫）７９、桜島（梅崎春夫・青空文庫）７８、犯罪被害者になるということ　命以上のものを奪われて（朝日新聞社）７７、刑事の結界　第２部〔１〕たった一度の極刑、うずいた勘の苦々しさ（朝日新聞社）７６、会社で落ちこぼれる人の口ぐせ　抜群に出世する人の口ぐせ　　　（吉田典史・KADOKAWA）７５、坊っちゃん（夏目漱石・Kindle版）７４、夢を食った男たち―「スター誕生」と歌謡曲黄金の70年代（阿久悠・文芸春秋）※ ７３、刑事の結界　第２部〔３〕落ちる花のように…１９歳の次男は逝った（朝日新聞社）７２、刑事の結界　第２部〔２〕陰惨な「首の皮一枚」、優男が守ったもの（朝日新聞社）７１、復讐の弾道（大藪晴彦・光文社）７０、刑事の結界（２）死刑執行、涙が止まらない理由（朝日新聞社）６９、往きてまた還らず（上）（西村寿行・光文社）６８、５千回の生死（宮本輝・新潮社）６７、水木サンの幸福論（水木しげる・角川文庫）６６、地をはう風のように（高橋秀雄・福音館）※ ６５、沈まぬ太陽（４）（山崎豊子・新潮社）６４、南極のペンギン（高倉健・集英社）※ ６３、幻の光（宮本輝・新潮社）６２、侍（遠藤周作・新潮社）６１、蛍川・泥の河（宮本輝・新潮社）６０、震災死（吉田典史・ダイヤモンド社）５９、絶体絶命を生き抜く　　　　―スキルス胃がん余命三カ月から三年半（山下郁子・書肆侃侃房）※ ５８、海と毒薬（遠藤周作・新潮社）５７、白い人・黄色い人（遠藤周作・新潮社）５６、荻原博子の金持ち老後貧乏老後（荻原博子・毎日新聞社）５５、沈黙（遠藤周作・新潮社）５４、刑事の結界（１）盗まれた青酸ソーダ、失敗した尾行（朝日新聞社）５３、死との対面（安岡章太郎・光文社）※ ５２、母の遺産　新聞小説（上）（水村美苗・中央公論）５１、大河の一滴（五木寛之・幻冬舎）※ ５０、飢餓海峡（下巻）（水上　勉・新潮社）４９、刑事の結界手がかりのない、神隠しのような話（３）（朝日新聞社）４８、つるつる日記―26歳のラストメッセージ（武田茜・栄光出版社）※ ４７、白い巨塔（３）（山崎豊子・新潮社）※ ４６、飢餓海峡（上巻）（水上　勉・新潮社）４５、白い巨塔（２）（山崎豊子・新潮社）※ ４４、「高倉健」という生き方（谷充代・新潮社）４３、虹の岬の喫茶店（森沢明夫・幻冬舎）※ ４２、復活の砦？小説・管理職ユニオン（江波戸哲夫・祥伝社）※ ４１、権狐（新美南吉・青空文庫）４０、沈まぬ太陽（３）　御巣鷹山篇（山崎豊子・新潮社）３９、人間関係―都市銀行二人の支店長（山田智彦・講談社）※ ３８、銀行男たちの決断（山田智彦・文芸春秋）※ ３７、白い巨塔（１）（山崎豊子・新潮社）※ ３６、ムッシュ・クラタ（山崎豊子・新潮社）３５、沈まぬ太陽（２）・アフリカ篇（下）（山崎豊子・新潮社）３４、ザ・プロレスラー（山田智彦・講談社）※ ３３、銀行　男たちの報酬（山田智彦・日刊工業新聞社）３２、筋トレをする人が10年後、20年後になっても老けない46の理由　　　（久野譜也・毎日新聞社）※ ３１、沈まぬ太陽（１）・アフリカ篇（上）（山崎豊子・新潮社）３０、女たちのオフィス・ウォーズ（江波戸哲夫・光文社）２９、退職勧告（江波戸哲夫・祥伝社）※ ２８、労働貴族（高杉良・講談社）※ ２７、銀行　男たちの挑戦（山田智彦・日本放送協会出版）２６、小さな町の風景（杉みき子・偕成社）※ ２５、一年分、冷えている（大沢在昌・角川書店）※ ２４、淋しい狩人（宮部みゆき・新潮社）※ ２３、指名解雇（高杉良・講談社）※ ２２、返事はいらない（宮部みゆき・実業之日本社）※ ２１、銀行　男たちのサバイバル（山田智彦・日本放送協会出版）２０、旅の途中で　（高倉健・新潮社）　※ １９、特攻隊に捧ぐ（坂口安吾・青空文庫）１８、青年の領域　（山田智彦・文芸春秋）１７、封印された震災死　（吉田典史・世界文化社）１６、あの日、負け組社員になった…（吉田典史・ダイヤモンド社）１５、刑事のまなざし（薬丸岳・講談社）１４、俘虜記（大岡昇平・新潮社）１３、日本の黒い霧・上（松本清張）１２、素直な戦士たち（城山三郎・新潮社）１１、安楽死（西村寿行・角川書店）１０、君よ憤怒の河を渉れ（西村寿行・徳間書店）９、桶川ストーカー殺人事件　（清水潔・新潮社）８、堕落論（坂口安吾・青空文庫）７、危機の宰相（沢木耕太郎・文芸春秋）６、新米上司の言葉かけ（梶原茂・日本技術評論社）５、テロルの季節（沢木耕太郎・文芸春秋）４、あなたへ（森沢明夫・幻冬舎）３、毎日が日曜日（城山三郎・新潮社）２、心にナイフをしのばせて（奥野修司・文芸春秋）１、あなたに褒められたくて（高倉健・集英社） 2015年8月～２９、頭が冴え、疲れない体になる「この習慣」を続けなさい（佐藤富雄・三笠書房）２８、顔のある文章の作り方（高文研・轡田隆文）２７、闘う力（なかにし礼・講談社）２６、いつまでも「老いない脳」をつくる10の生活習慣（石浦章一・WAC出版）（2回目）２５、僕の死に方（金子哲雄・小学館）２４、若く見える人は、なぜ運がいいのか（佐藤富雄・新講社）２３、やっぱりこれで運がよくなった！（浅見帆帆子・廣済堂）２２、運がよくなる宇宙からのサイン―――あなたにもサインは来ている　　　（浅見帆帆子・ダイヤモンド社）２１、病気にならない　歩く習慣（米山公啓・中経出版）２０、若返る人（クリスクロウリー・ハリーロッジ・エクスナレッジ）１９、脳内革命（春山茂雄・サンマーク出版）１８、稼ぐ力（大前研一・小学館）１７、他人を攻撃せずにはいられない人（片田珠美・PHP研究所）１６、朝食抜き！ときどき断食！（渡辺　正・講談社）１５、今日から始めるガンにならない体（済陽高穂・三笠書房）１４、働くということ（黒井千次・講談社）１３、おまかせください!!社員11人までの小さな会社の社長業（石野誠一・明日香出版）１２、脳内革命　２（春山茂雄・サンマーク出版）１１、末期ガンになったIT社長からの手紙（藤田憲一・幻冬舎）１０、一生サラリーマンで終わるのか！（中谷彰宏・ぶんか社）９、かたあしだちょうのエルフ（おのき　がく・ポプラ社）８、「辞めてよかった」（江波戸哲夫・学陽書房）７、レバレッジ・マネジメント（本田直之・東洋経済新報社）６、たったひとりからの発想（森村誠一・講談社）５、いつまでも「老いない脳」をつくる10の生活習慣（石浦章一・WAC出版）４、教えない教え（権藤博・集英社）３、非情人事（江上剛・文芸春秋）２、小説家という職業（森　博嗣・集英社）１、当社別状なし　（城山三郎・徳間書店）

昨日は、JR浜松町近くで打ち合わせ

大学教授の方からメールをいただきました。ありがとうございます。のちほど、返信をいたします。昨日は、JR浜松町近くで打ち合わせ。来週頭の、取材の確認をする。事前に、ポイントをすりあわせしておく。実際のところ、このあたりで勝負はついている。月に、もう1度、確認しておこう。取材に行く前に、勝負はついている。記事の掲載は、来年2月となる。その前日が、労働組合ユニオンで取材。会社の本質が、カルトであることを教えられる。たしかに、なあ～～～。この労組には、かぞえきれないほどに取材でうかがう。記事の掲載は、来年1月となる。その前の日が、都心で、人事コンサルタントの取材。この５年で、５、６回取材をさせていただいた。今回で、７回くらいか。記事の掲載は、来年1月中旬となる。年内は、あと20日。時間とのたたかい、となる。何ができるか、何ができないか。最近のコラムや記事ところで、ある記事を読んでいて、あらためて思う。出版社の記者は、全国紙の記者に、劣等感が強烈だ…

外食店のオーナーと原稿の中身について、深夜までやりとりをする

　休日は、外食店のオーナーと原稿の中身について、深夜までやりとりをする。終わったのが、午前1時ごろ。　ありがとうございます。こういう仕事の進め方は、心の底からの満足感がある。深夜まで原稿について話し合うのは、なんともいえぬ、充実感がある。この外食店は、2007年、2012年、2014年、そして今回と、ここ10年で4回、取材をさせていただく。　年明けの1月から始まる連載の1回目の記事となる。自分としては、納得のいく内容となった。　テーマは、外国人の採用、定着、育成。　外食業界はヒトが足りないから、その意味ではタイムリーだと思う。外国人の採用はともかく、定着や育成はなかなかむずかしい。この店は、そこをある方法でクリアしようとする。そのあたりにファーカスを当てて、取材をしてみた。この連載では、すでに10社の取材を終えた。 9月末からスタートした。来年1月に、2～3社を取材する予定。近く、名古屋在住の、人事コンサルタントを取材することに。都内へ出張をされるようだ。その後、労働組合ユニオンの委員長を取材。週末に、弁護士のインタビューをまとめたものを書きあげる予定。

昨日は、労働組合ユニオンでの取材だった

昨日は、労働組合ユニオンでの取材だった。ここのユニオンは、この10年ほどで10数回かな。今回のテーマは、過労自殺。意味が深く、ひきこまれる内容となった。記事にすると、様々な意味で考えてしまう材料にはなる、と思う。この連載では現在、弁護士の取材をまとめたものを掲載している。過労死や過労自殺のとらえ方は、長時間労働に目を奪われがちだが、その前の段階に、根深い問題がある疑いがある。そこにメスを入れることができればいいのだが、それができているかどうか…。いずれにしろ、これから記事を書く。ユニオンの取材を終えたあと、新宿のヨドバシカメラ近くの外食店で取材。記事にする前であり、ここでは書けないが、これもまた、深い内容となる。人を雇うのはむずかしい。失敗すると、労使紛争になりかねない。そのようなことを思い起こしつつ、話をうかがった。限りなく、労使紛争になっていたように思えなくもないけど。その後、紳士服店にて取材。 1日3件の取材をすると、頭が回らなくなる。本日は、これにて終了。紳士服店での人材育成だが、これまた難しいものがある。

元プロ野球の投手で、現在、建設会社の社長を務める男性の取材だった

昨日は、元プロ野球の投手で、現在、建設会社の社長の取材だった。ありがとうございます。めちゃくちゃ忙しい中で、時間をつくっていただいた。背は182㎝と、わたしと変わらないが、筋肉質で、無駄な脂肪や贅肉がついていなかった。まるで、違う。その第一印象に少々驚く。 20年ほど前、元プロ野球選手が経営する喫茶店を取材したことがある。あの店の雰囲気は怖いものがあった。今回の建設会社には、それがない。社員の対応もてきぱきとしていて、教育が行き届いている感がある。そうでないと、こんな大きな会社にはならないだろう。売上は、100億円に近い。今後も伸びていく気配を感じた。勢いがある。あらためて、社員教育は大切と思った。社員がきちんとしていないと、まず、スムーズに進んでいかない。社長は、1年のうち、3分の１から半分近くを地方と東京の往復でついやす。沖縄にも、日帰り出張をするようだ。ずいぶんとハードな日々に見えた。時間が流れるのがはやい、と強調していた。たしかにな…。このレベルの会社のトップに立つと、責任も重大なのだろうが、すさまじいやりがいは感じるのだろう、と思う。 100億円か…。そう、そう…。現役時代、イチローや、その後、中日の監督となる落合と対決したときのことを話されていた。記事の中で盛り込みたい。ありがとうございました。なんか、ファンになりつつある。