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カテゴリ:ワイン会あれこれ
今日は隊長主催のワイン会を開催しました。
テーマは2007年ブルゴーニュ水平会です。 久しぶりに高田馬場のイタリアンにて10人の参加で会費11000円で開催です。 お料理は5000円のコース。 ワインは 1) N.V. Piper Heidsieck Champagne Brut 2) 2007 Buisson Battault Meursault Limozin 3) 2007 Pierre Yves Colin Morey Saint Aubin La Chateniere 4) 2007 Chateau de Chorey Beaune Sur Les Greves 5) 2007 Chateau de Chorey Beaune Domaine de Saux 6) 2007 Coudray Bizot Nuits Saint Georges Au Bas de Combe 7) 2007 Bruno Clair Chambolle Musigny Les Veroilles 8) 2007 Lucie et Auguste Lignier Gevray Chambertin Les Seuvrees 9) 2007 Michel Gros Morey Saint Denis en La Rue de Vergy 10) 2007 Domaine Dujac Vosne Romanee Les Beaux Monts 1)乾杯のパイパーはリリースから2年寝かせたもの。熟成感と複雑味が増し、 十分なパフォーマンスを出してきています。 買ってすぐ空けるとイマイチなんだけど、NMはこれぐらい待てば旨くなるのだよね。 2)バトーのムルソーはちょいヒネ感が出てるが十分な村名以上の旨味あり。 3)コランモレはサントーバンらしからぬ酸がしっかり締ったタイトな印象。 まるでシャブリのよう。美しいシャルドネではあります。 4)こちらはボーヌの白。フルーティさとナッツの香り、ミネラル感があまり無く ブルゴーニュというよりジュラっぽいかも。 5)こちらはボーヌの赤。クランベリーの果実とロースト、ハーブ、シャンピニオン の香り。ミディアムでやや硬さはあるもののバランス良く美しい味わい。 6)ビゾのNSG。とっても淡い色で、香りはフレッシュさが後退し、しなびた香り。 味わいも薄く水っぽく余韻が短い。カミュを彷彿させる造り。 7)ブルーノクレールはシャンボールぽくない黒い果実の個性。酸がしっかりし 鉄っぽさがあるのでまるでポマールのような印象 8)LAリニエのジュヴレ。かなり色が濃く赤紫色の若々しさ。黒い果実と炭や 茎のニュアンス。濃く力強いが親しみやすくはない味わい。熟成要しますね。 9)Mグロのモレサンドニ。赤黒のベリーと土っぽさ、やさしくこなれたニュアンス。 ミディアムでそこそこに旨味が伸び、1級クラスの風格はある余韻 10)真打はデュジャックのVRボーモン。色はやや淡めの美しいルビー。 赤いチャーミングなベリーときのこ、杉の香り。味は一見薄めに見えるが雑味が なくするする飲めるが、アフターが伸びて旨味がじわっと沁みだす印象。 これは薄旨の典型、上質のフィネスを感じる品格を感じます。さすがの逸品。 というわけでさまざまなブルゴーニュの村を周遊するようなラインナップでした が、結局は造り手の個性のほうが強く、村は関係ないような気が・・・ やはり自分の好みの造り手を追いかけるべきなのだとつくづく感じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 14, 2016 09:31:22 PM
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