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2014.08.14
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     シマフクロウ               

 

   北海道根室の山林に棲むシマフクロウ

   1900年頃には1000羽を数え北海道全域に生息していたが

   明治以来の森林破壊により

   1980年には僅か七〇羽となり絶滅危惧種に

   今では知床半島や根室など限られた地域にしかいない

 

   フクロウの中で最も大きく 羽を広げると180センチ

   全長70センチの巨鳥の棲める広い広葉樹林は

   開発によりどんどん失われ 絶滅に追い込まれていった

   1982年 環境省より派遣されたシマフクロウ保護増殖検討委員は

   何とかこの鳥を守ろうと手を尽くした結果

   1980年代には130羽に1990年代には140羽となり

   現在もその数を保っている

 

   ドラム缶に窓を開け木にくくりつけ 巣に見立て

   窓に止まり木を添えて シマフクロウを呼び寄せる

   その巣の中に卵を産み 卵を抱く母鳥

   保護増殖委員たちは遠くから見守る

   カメラに収めて観察する

   血液検査をして病気の感染を調べる

 

   鋭い目 尖った嘴

   縞模様の羽毛

   川に遡上する魚が獲物

   月夜に光る川の中のアラスカマス

   狙い定めて川に飛び降りる親鳥の勇壮な姿

   仕留めた魚は雛たちに食べさせる

 

   緑の樹が生い茂り

   魚が遡上する澄んだ川があるところにしか

   シマフクロウは卵を産まない

   保護増殖委員たちは川がなければ池を作り魚を放った

   放魚するヤマメの量は大量だ

   仕入れにも予算にも苦労の連続

 

   幼鳥が巣から飛び降りる瞬間は感激のひととき

   巣立ちをすると ひとりで餌を獲れるようにと

   親鳥は少しずつ川の方へと導く

   その間に飛び方も覚えるという

 

   何度も失敗を繰り返し

   親のように果敢に餌が獲れるようになると

   親の縄張りを離れ 遠ざかる

   それからは自力で生きる

 

   ひとによって自然が破壊された今

   ひとの手で自然を取り戻す作業を

   ひたむきに続けなければならない

   今では野鳥を守る会のNPO法人も

   シマフクロウの守り手となっている

 

   彼らは大きな夢を描いている

   シマフクロウがドラム缶の巣箱にではなく

   自然の樹に大きな穴をくりぬき

   卵を産む日がくることを

   太いがっしりとした広葉樹林を育てなくてはならない

   プロジェクト「シマフクロウの森を育てよう」も始まった

 

   森が育つのは百年後になるかもしれない

   遥かかなたの時間の向こうに夢がある

 

シマフクロウ

(この画像はウィキペデイアよりお借りしました)

 






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Last updated  2014.08.15 12:25:18
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Re:シマフクロウ(08/14)   naomin0203 さん
破壊するのは一瞬でも、失ったものを取り返すのには長い年月と努力が必要です。

人間の勝手な論理だけで開発をすることは、もういい加減考え直さなければね。 (2014.08.15 07:02:08)

Re:シマフクロウ(08/14)   jiq さん
昨夕刊「毎日」で紹介されていた 詩『明日戦争がはじまる』(宮尾節子さん)がツイッターで拡散され反響を呼んでいるようですね!・・・今日のブログにも引用の予定です・・・
(2014.08.15 08:50:53)

Re:シマフクロウ(08/14)   ただのデブ0208 さん
 おはようございます。
 シマフクロウ、大きな鳥なのですね。餌の確保、子育て、環境破壊が進んだ世界では生存は難しいでしょうね。ドラム缶が巣ですか、大きいですね。 (2014.08.15 08:52:41)

Re:シマフクロウ(08/14)   masatosdj さん
おはようございます。

一度壊した自然はすぐには戻りませんね。
地道な活動が少しずつ実を結んで
くれれば と思います。 (2014.08.15 10:01:32)

Re:シマフクロウ(08/14)   カズ3964 さん
(⊹^◡^)ノo゚。*こんにちわぁ~*。♡
シマフクロウのこと・・・わたしはまったく知りませんでした。
今回、拝読させていただいて、その貴重な鳥の存在や、人間が絶滅の危機に追いやったこと、またその人間が、シマフクロウを助けていることなどなどを知りました。
自然を一度壊したら、元に戻すことは、気が遠くなるくらいの年月と努力が必要になりますね。
シマフクロウが安心して暮らせる森を復活させていただきたいですね。
日本人は自分たちの発展のために、大切なものをたくさん壊してきました。
森や山などの自然もそうですけど、人間関係の形や、道徳といったものも蔑ろにされましたね。
核家族化、少子化、携帯やスマホによるコミュニケーション・・・
もちろんこのブログも、その恩恵に預かっているのですけど・・・
大事なのは、もう一度やり直そうとする気持ちだと、わたしは思います。
シマフクロウの森のように、日本全体がもう一度やり直すスタート地点にいるような気がしてなりません。
(2014.08.15 12:45:10)

Re:シマフクロウ(08/14)   ボトックスマン さん
こんばんは。

シマフクロウをテーマにされて、嬉しいものがあります。
北海道・道東にも住んだ8年間、これは高校まで。よくキャンプに行ったものです、が、未だシマフクロウを見たことがない。手島圭三郎氏のシマフクロウの版画と絵本が好きで・・・。北海道も自然動物・生物の保護策が急務となっています。貴重な自然を守ることが、回りまわって人間の生活を守ることになる論理と実態を知るべきですね。 (2014.08.15 17:54:33)

Re:シマフクロウ(08/14)   悠々愛々 さん
おばんでごいす・・

フクロウとミミズクが違うのですよね・・

最近、ドレミさんのカキコがないので、寂しいですが

何か理由が?????

(2014.08.15 18:42:23)

Re:シマフクロウ(08/14)   meron1104 さん
自然を破壊すると言う事は、人にとっても首を絞めているようなものだと思うんですがね。
いまの人を取り巻く環境も決して望ましいと言うものではありませんね。
いろんな問題もあるし・・・私が今思っている事は福一の事もなんだかすっきりしないし、日本人が遠い将来絶滅危惧種にならなければいいな、と。 (2014.08.15 18:47:14)

Re:シマフクロウ(08/14)   山デジ さん
誕生以来のあらゆる生命体。人が生じる以前からあらゆる種で世代交代そして生存と絶滅。新種誕生を繰り返して来た。この事はこれからも続く。

生命体は、一種だけが永遠には生き残れない事が生物の歴史上証明されている。人間も生命体。

人間社会が絶対だと。絶滅危惧種保存が可能だと。人間社会に輝かしい未来が有ると...。

実は幻想。

それを受け入れられ無い大多数の人間の欲望が勝る現実。

それでは寂しい。だから人間は発明した。


明日に希望を掲げそれを繋げて今を生きる。



(2014.08.15 20:12:04)

Re[1]:シマフクロウ(08/14)   ドレミ・どれみ さん
naomin0203さん
>破壊するのは一瞬でも、失ったものを取り返すのには長い年月と努力が必要です。

・そのとおりなんですね。ましてや生命体であれば尚更です。

>人間の勝手な論理だけで開発をすることは、もういい加減考え直さなければね。

・他の種が滅びることは人間も滅びることだと知るべきなのですね。
(2014.08.15 22:36:58)

Re[1]:シマフクロウ(08/14)   ドレミ・どれみ さん
jiqさん
>昨夕刊「毎日」で紹介されていた 詩『明日戦争がはじまる』(宮尾節子さん)がツイッターで拡散され反響を呼んでいるようですね!・・・今日のブログにも引用の予定です・・・

・それは知りませんでした。後で訪問致します。

-----
(2014.08.15 22:39:43)

Re[1]:シマフクロウ(08/14)   ドレミ・どれみ さん
ただのデブ0208さん
> おはようございます。
> シマフクロウ、大きな鳥なのですね。餌の確保、子育て、環境破壊が進んだ世界では生存は難しいでしょうね。ドラム缶が巣ですか、大きいですね。

・ふくろうの中で一番大きいのだそうです。一度破壊した環境を取り戻すのは大変なことですね。
(2014.08.15 22:42:38)

Re[1]:シマフクロウ(08/14)   ドレミ・どれみ さん
masatosdjさん
>おはようございます。

>一度壊した自然はすぐには戻りませんね。
>地道な活動が少しずつ実を結んで
>くれれば と思います。

・気が遠くなるような活動をしている人が居るのですね。
良い結果が得られることを望んでいます。
(2014.08.15 22:45:08)

Re[1]:シマフクロウ(08/14)   ドレミ・どれみ さん
カズ3964さん
>(⊹^◡^)ノo゚。*こんにちわぁ~*。♡
>シマフクロウのこと・・・わたしはまったく知りませんでした。
>今回、拝読させていただいて、その貴重な鳥の存在や、人間が絶滅の危機に追いやったこと、またその人間が、シマフクロウを助けていることなどなどを知りました。
>自然を一度壊したら、元に戻すことは、気が遠くなるくらいの年月と努力が必要になりますね。
>シマフクロウが安心して暮らせる森を復活させていただきたいですね。
>日本人は自分たちの発展のために、大切なものをたくさん壊してきました。
>森や山などの自然もそうですけど、人間関係の形や、道徳といったものも蔑ろにされましたね。
>核家族化、少子化、携帯やスマホによるコミュニケーション・・・
>もちろんこのブログも、その恩恵に預かっているのですけど・・・
>大事なのは、もう一度やり直そうとする気持ちだと、わたしは思います。
>シマフクロウの森のように、日本全体がもう一度やり直すスタート地点にいるような気がしてなりません。

・本当にそうですね。人間はどれだけ自然破壊をしてきたので商。家の近くを見ても屋敷林がバッサリ倒されその辺に住んでいたはずのセミの声も聞こえません。楠の樹液で育つ青筋クロアゲハが全く姿を見せなくなりました。
 人間だけの都合で事を運ぶのでなく、もっと自然や他の生物にも心を配ってもらいたいものですね。
(2014.08.15 22:53:00)

Re[1]:シマフクロウ(08/14)   ドレミ・どれみ さん
ボトックスマンさん
>こんばんは。

こんばんは。

>シマフクロウをテーマにされて、嬉しいものがあります。

・NHKのアーカイブスをぼんやり見ていたら、シマフクロウの保護を取り上げていましたので、すっかり取り込まれてしまいました。

>北海道・道東にも住んだ8年間、これは高校まで。よくキャンプに行ったものです、が、未だシマフクロウを見たことがない。手島圭三郎氏のシマフクロウの版画と絵本が好きで・・・。

・シマフクロウは本当に勇壮な鳥ですね。こんな大きな鳥がどうして絶滅するのかと思いましたら、大きいからこそ大きな自然が必要なんですね。それがどんどん破壊されてきた・・・。

北海道も自然動物・生物の保護策が急務となっています。貴重な自然を守ることが、回りまわって人間の生活を守ることになる論理と実態を知るべきですね。

・人間の利己主義のために環境破壊を進めていますが、やがてはそれによって自分も生存できなくなることを知るべきですね。
(2014.08.15 23:04:44)

Re[1]:シマフクロウ(08/14)   ドレミ・どれみ さん
悠々愛々さん
>おばんでごいす・・

>フクロウとミミズクが違うのですよね・・

ホホホ、違うようですね。

>最近、ドレミさんのカキコがないので、寂しいですが

>何か理由が?????

・ごめんなさい。体調がイマイチなんです。5連続日外出したので最初のダメージ。館林まで法事に出かけたのが第2のダメージ。書く事は溜まっていて書ききれないのですが、飛び飛びに更新していますが、それが精一杯で、本当にごめんなさい、訪問まで手が回らなくて・・・。この暑さが一段落したらまた元気になってカキコもできるようになると思います。
(2014.08.15 23:17:31)

Re[1]:シマフクロウ(08/14)   ドレミ・どれみ さん
meron1104さん
>自然を破壊すると言う事は、人にとっても首を絞めているようなものだと思うんですがね。

・ほんとうにそうですよね。一つの種が絶滅するということは連鎖によって1種だけにとどまりませんものね。やがては人間に及びますよね。

>いまの人を取り巻く環境も決して望ましいと言うものではありませんね。
>いろんな問題もあるし・・・私が今思っている事は福一の事もなんだかすっきりしないし、日本人が遠い将来絶滅危惧種にならなければいいな、と。

・私もふとそう思うことがあります。放射能がどれだけ飛び交っているか判然としませんし、破壊された原子炉からどれだけの放射能が漏れ出すのかもはっきりわかりませんよね。
 また大地震が起こって福1のようなことが起こったらどうなるか、危機に直面しているようなものですよね。それでも再稼働だ。安全だと言っているんですから・・・。全く恐ろしいものです。
-----
(2014.08.15 23:30:16)

Re[1]:シマフクロウ(08/14)   ドレミ・どれみ さん
山デジさん
>誕生以来のあらゆる生命体。人が生じる以前からあらゆる種で世代交代そして生存と絶滅。新種誕生を繰り返して来た。この事はこれからも続く。

>生命体は、一種だけが永遠には生き残れない事が生物の歴史上証明されている。人間も生命体。

>人間社会が絶対だと。絶滅危惧種保存が可能だと。人間社会に輝かしい未来が有ると...。

>実は幻想。

>それを受け入れられ無い大多数の人間の欲望が勝る現実。

>それでは寂しい。だから人間は発明した。


>明日に希望を掲げそれを繋げて今を生きる。

・人間だけが絶対だと思う人間の浅はかさ。一つの種が絶滅することはいつかはそれが人間にも及ぶことを考えなければなりませんね。
 地球上にある生命体が持ちつ持たれつ共存していくことがどれほど大事か、植物連鎖の法則を人間が壊してはならないと思うのです。
 今は人間の欲望によって他の種が絶滅に追い込まれていますね。今ある種を人間によって滅ぼさないこと、絶滅から救うことが、未来の幸せを生むものだと思いますが・・・。
(2014.08.15 23:43:46)

Re:シマフクロウ(08/14)   リュウちゃん6796 さん
「シマフクロウ」、ドレミさん入魂の雄大な叙事詩になったと思います。少し趣は違いますが、中島みゆきの「ツンドラ・バード」の詩を連想しました。
http://j-lyric.net/artist/a000701/l00f580.html

あるブログ友さんが8月15日のブログに、与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」を取り上げていました。リュウちゃんは昨日、初めて全文を読んだのですが、あの時代によくもこんな大胆な反戦詩が書けたものだと、改めて感激しました。
この詩は日露戦争が始まった1904年(明治37年)に「明星」誌上に発表、内容は半年前に日露戦争に召集された弟に宛てたメッセージでした。詩は全体で5節ありますが、以下に3節までの原文を貼り付けます。

(原文)
あゝおとうとよ、君を泣く
君死にたまふことなかれ
末に生まれし君なれば
親のなさけはまさりしも
親は刃をにぎらせて
人を殺せとをしへしや
人を殺して死ねよとて
二十四までをそだてしや

堺の街のあきびとの
旧家をほこるあるじにて
親の名を継ぐ君なれば
君死にたまふことなかれ
旅順の城はほろぶとも
ほろびずとても何事ぞ
君は知らじな、あきびとの
家のおきてに無かりけり

君死にたまふことなかれ
すめらみことは戦ひに
おほみずから出でまさね
かたみに人の血を流し
獣の道で死ねよとは
死ぬるを人のほまれとは
おほみこころのふかければ
もとよりいかで思されむ

特に第3節は、少しオブラートに包まれているとはいえ、かなりあからさまな天皇批判の詩です。この部分の現代語訳を以下に貼り付けます。

弟よ、死なないで下さい。
天皇陛下は戦争に
ご自分は出撃なさらずに
互いに人の血を流し
「獣の道」に死ねなどとは、
それが人の名誉などとは
(天皇陛下は)お心の深いお方だから
そもそもそんなことをお思いになるでしょうか。(そんなはずないでしょう。)

与謝野晶子が現代に生きていたら、果たしてどんな詩を書くのでしょうか?

8月6日付け朝日新聞に女優の吉永小百合さんの反・原爆。反・原発に関するインタビュー記事が掲載されましたが、リュウちゃんはこの記事に感激しました。
それで、これまで2回に渡り、この記事に関するブログを書きました。

ひょっとすると、吉永小百合さんは、「平成の与謝野晶子」ではないかとリュウちゃんは思っています。
(2014.08.16 08:18:01)

Re[1]:シマフクロウ(08/14)   ドレミ・どれみ さん
リュウちゃん6796さん
>「シマフクロウ」、ドレミさん入魂の雄大な叙事詩になったと思います。少し趣は違いますが、中島みゆきの「ツンドラ・バード」の詩を連想しました。
> <small> <a href=" http://j-lyric.net/artist/a000701/l00f580.html" ; target="_blank"> http://j-lyric.net/artist/a000701/l00f580.html< ;/a></small>

・ありがとうございます。中島みゆきさんのツンドラの鳥も勇壮ですね。獲物を取る様子などそっくりです。私もシマフクロウの勇壮な姿にまず惹かれ、なぜ、絶滅?とNHKのアーカイブスに引き込まれました。

>あるブログ友さんが8月15日のブログに、与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」を取り上げていました。リュウちゃんは昨日、初めて全文を読んだのですが、あの時代によくもこんな大胆な反戦詩が書けたものだと、改めて感激しました。
>この詩は日露戦争が始まった1904年(明治37年)に「明星」誌上に発表、内容は半年前に日露戦争に召集された弟に宛てたメッセージでした。詩は全体で5節ありますが、以下に3節までの原文を貼り付けます。

>(原文)
>あゝおとうとよ、君を泣く
>君死にたまふことなかれ
>末に生まれし君なれば
>親のなさけはまさりしも
>親は刃をにぎらせて
>人を殺せとをしへしや
>人を殺して死ねよとて
>二十四までをそだてしや

>堺の街のあきびとの
>旧家をほこるあるじにて
>親の名を継ぐ君なれば
>君死にたまふことなかれ
>旅順の城はほろぶとも
>ほろびずとても何事ぞ
>君は知らじな、あきびとの
>家のおきてに無かりけり

>君死にたまふことなかれ
>すめらみことは戦ひに
>おほみずから出でまさね
>かたみに人の血を流し
>獣の道で死ねよとは
>死ぬるを人のほまれとは
>おほみこころのふかければ
>もとよりいかで思されむ

>特に第3節は、少しオブラートに包まれているとはいえ、かなりあからさまな天皇批判の詩です。この部分の現代語訳を以下に貼り付けます。

>弟よ、死なないで下さい。
>天皇陛下は戦争に
>ご自分は出撃なさらずに
>互いに人の血を流し
>「獣の道」に死ねなどとは、
>それが人の名誉などとは
>(天皇陛下は)お心の深いお方だから
>そもそもそんなことをお思いになるでしょうか。(そんなはずないでしょう。)

>与謝野晶子が現代に生きていたら、果たしてどんな詩を書くのでしょうか?

私も与謝野晶子が当時よくこの詩が書けたと感心します。 
これは合唱曲になっていて歌声の合唱団ではよく歌われます。

>8月6日付け朝日新聞に女優の吉永小百合さんの反・原爆。反・原発に関するインタビュー記事が掲載されましたが、リュウちゃんはこの記事に感激しました。
>それで、これまで2回に渡り、この記事に関するブログを書きました。

・原爆詩集をよく続けて連毒していますね。ほかにも「この子たちの夏」という詩の朗読会も元文学座の女優さん達がやっていますし確か芸術座もやっていたと思います。

>ひょっとすると、吉永小百合さんは、「平成の与謝野晶子」ではないかとリュウちゃんは思っています。

・ほかにも大勢いらっしゃいますが、そういう行動を絶やさずに続けていくことが戦争をさせない道だと思います。

 ごめんなさい、体調がイマイチでブログご訪問できずにいます。そのうちお伺いしますね。
(2014.08.16 13:20:22)

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