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テーマ:アニメ!!(3878)
カテゴリ:アニメ
そうか、この人が塔子さんの旦那様か、と。
あらすじは公式HPから。 藤原家の門の前に残された足跡と落書き。 おそらく妖怪のものであることに不吉な予感を覚えた矢先、家の中で奇怪なことが起こり始める。 藤原夫妻に何か起こることを恐れる夏目は、かつてこの家で同じようなことがあったということを滋から聞く。 そしてそれは、滋がある人に出会ったことで治まったという。 その人のことを尋ねる夏目に、滋が子供の頃の話を語り出す。 原作でも短い話の方が、アニメは出来が良い気がするな。 細かい描写を入れて、きちんと繋いでいるので、見てて安心感がある。 それと今回は、特に横顔の夏目が、原作の緑川先生の絵に近くて、それが嬉しかったです。 綺麗な作画でしたよね。 はっさく取りをしていた夏目とニャンコ先生に突然斧が投げつけられる。 そして家の前には足跡と、奇妙な落書き。 足跡の方は見えないのですが、落書きは見える滋さんは、見覚えがあると言う。 荒らされた菜園。 姿を現した妖怪は“カリメ”。 家を不幸にし、乗っ取ってしまうと言う。 妖怪相手に大騒ぎしてしまった夏目に、滋は以前も同じようなことがあったと言う。 ここからの滋とレイコのシーンがとっても良かったです。 レイコはその能力ゆえに疎まれていつも一人。 それを臆せずどんどん近づいていく子供・滋。 私はあの塔子さんの旦那さんってどんな人だろうって、そりゃそりゃ興味があったのですよ。 今の滋ってドーンっと落ち着いてる感じじゃないですか。 でも子供の頃はなかなかにやんちゃで面白い子だったのね。 レイコにしてみれば、他の人たちと違って、何の屈託もなく近づいてくる滋がとても可愛いかっただろうし、愛おしかったと思える描き方になってました。 滋の家に、今と同じ様な異変が起きた。 両親が居ない時に、レイコを家に招いた滋。 レイコは一人二階に上がっていって・・・。 二階の部屋はメチャメチャ。 しかしその後、怪現象は収まる。 そしてレイコは滋と距離をおくようになる。 変わっていたけど優しい人だったような気がする。 さて、現在。 どうやら同じ妖怪に狙われてるらしい。 そしてまたも現われたカリメ。 夏目、カリメに食べられそうでピーンチ!!。 その時に、昔の映像が・・・。 「さあ、出て行きなさい。荒らすことは許さない。ここは私のお気に入りの子の家なんだから。」とレイコがカリメに言う。 夏目は同じ手法でカリメを退治。 レイコも大事な人を守り、今また、夏目がその人を守ると言うのも、何かの縁でしょうか。 しっかり想いが受け継がれているって言うのが良いです。 “お気に入りの子”と滋のことを言ったレイコ。 「普通はそういうのは“私の友達の家”って言うんだよ。」と夏目は思う。 レイコが滋の家を訪れた時、「素敵なお家ね、温かいわ。優しい家ね。こんな所に住めたらきっと幸せね。」って言うんですよね。 その家が滋と言う子を育んでいる。 そしてそれはレイコには手に入れられないもの。 滋のことを“友達”と言う言葉を使えないレイコ。 何だかとっても切ないです。 で、家はメチャクチャになってしまって、夏目は滋さんに説明しなくてはならない。 「嘘をつくのか?。」 それがイヤで、レイコは滋から離れたのか?。 嘘をついて「弁償する」と言う夏目。 イヤ、その嘘じゃごまかせないよ、夏目・・・とか思っちゃいました。 滋は夏目の嘘が分っていながら(当然ですが)、弁償する必要はないと言う。 「ここは君の家だといっただろ?。」 俺は返せるだろうか。 この喜びをどうやって返していけるだろうか、大切な、この人たちに・・・。 夏目に初めて出来た“居場所”。 惜しみなく、けれど自然に溢れている愛情。 それを素直に受取ることが、「お返し」だと思うな、滋と塔子にとっては。 レイコがかつて“気にいった子”。 その子が時を隔てて、レイコが決して手に入れられなかった物を、孫に与えている。 素敵なお話でした。 今週もニャンコ先生の可愛さには。 毎週、これ見てるだけで癒される。 特にあの寝息が可愛いくって。 アイキャッチの身体はニャンコ先生、顔は斑が、恐いけど、とっても面白い!!。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月11日 12時44分50秒
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