シゴト・好きなコト・大事なコト

昨日は久しぶりにブログの更新をサボっちゃいました。
ゴールデンウィークでお休みを頂いた以外では初めてです。

どうしても時間がとれなくなってしまった原因は・・・もちろん、仕事が立て込んでいることもありますが、「Mother」（日本テレビ系で水曜夜１０時からやっているドラマですね）を見てしまったから・・というのが一番の理由です（汗）

この枠は以前「曲げられない女」を放送していましたよね。
このドラマも毎週欠かさず見ておりました。

以前はフジテレビ系の「月９」が人気ドラマとしてもてはやされた時期がありましたが（今でもそうかな？）私的には、今はドラマと言えば「水１０」が代名詞みたいになっています。

この時間帯の日本テレビ系のドラマは最近は秀作が多いですね。


さて、この「Mother」。
ご覧になっている方は当然ご存じでしょうが、「母の愛」がテーマになっています。
初回は、本来は愛情を受けるべき「母」から受ける虐待のシーンがとても衝撃的でした。
　
もちろん、テレビドラマですから直接的な表現は出来るだけ避けていたようですが、それでも見ているだけで切なくなるシーンの連続でとても心が痛みました。

シナリオや監督も良いのでしょうが、一番印象的なのは虐待の対象になった子役（芦田愛菜）の演技力。
あんなに小さな女の子が、あれほどの演技を見せるとは・・・今まであんな凄い子役は見たことがありません。

本来は肉体的にも精神的にも全面的に頼るべき親から受ける虐待。
それでも最後まで親を庇い、その愛情を汲み取ろうと健気にふるまう子どもの心情を見事に演じ切っています。
もう、最初から最後まで胸が締め付けられるような思いで見続けざるを得ませんでした。

そして主演の松雪泰子の演技も見逃せません。
小さい頃に親に捨てられ、心に傷を抱えたまま大人になった女性の姿を、こちらも見事な演技で表現しています。
もう立派な演技派の女優さんなんですね。
あの「白鳥麗子でございます！」を演じた人と同じ人とはとても思えません（笑）

（眠る松雪泰子・・こんな写真集も出してたんですね）

このドラマ、全体的に暗い色調で撮影されていて、画面は一見映画風に仕立てられているのですが、これがこのストーリーに非常にマッチして、初回からグイグイと画面に引き込まれていってしまいました。
そして、演じている俳優（田中裕子がいい味出してますね）たちの演技の迫力は特筆物。


・・・というわけで、水曜日の夜１０時。
またまた見逃せないドラマが始まっちゃいましたね。

「楽しんで」見るドラマではないですが、久しぶりに出来の良いドラマなので、最後まで見続けたいと思います。





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