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カテゴリ:クリパルヨガTT
2回目のティーチング練習。
前回の失敗もあり、インストラクションが難しいポーズは使わず、シンプルな内容に絞り、時間配分に注意し、自分の思いをテーマに込めて、しっかり伝えられたと、思っていました・・・。 終了後、参加したみんなから 本音のリクエストをもらうのですが その一つにこんな意見がありました。 「伝えたいことは分かるんだけど、それを体験をしてみて、そう感じなかった自分は何かいけないことをしたような、申し訳ない気持ちになった」と。 ああ・・・何ということでしょう! それは、僕自身が最も嫌いなパターンなのです。 ティーチャーの理想や、考えを伝えてくれるのはいいけれど、それを無理やり押し付けられるあの感じ、すごく苦手です。 そして、それとは真逆で、生徒一人一人のあり方や、感じ方を尊重してくれるクリパルが好きになり学びたいと思ったのに、僕自身が一番それが出来ていなかったのです・・・。 何より、このトレーニングが始まってから 口が酸っぱくなるくらい 「クリパルヨガは、生徒自らの体験によって、自ら気づくためのヨガでありティーチャーは何よりもそれを尊重して下さい」と言われていたのに・・・。 僕は「ふん、そんなこと知ってるよ」「僕はクリパルの経験長いしコーチングや自然農も学んだし、みんなより知ってるよ」という、驕りの気持ちから耳を傾けるふりだけして、ほんとうはまるで聴けてなかったのです。 ああ、コトバとしては聞いていたけど、まるで耳を傾けていなかったのです。 日頃、耳を傾けることの大切さを、えらそうに話していたくせに 答えは生徒自身の中にあることを、えらそうに話していたくせに 凄くショックでした。そんなやつをみたら僕はこっぴどく酷評するだろうなという、そのものが僕自身であることに とても辛く悲しくなりました。 知らず知らずのうちに、僕は謙虚さを忘れ、いや「いつも謙虚に耳を傾けよう」という思いすらも、それが形だけになっていたことに気づかされました。 そして知らず知らずのうちに、そんな「臭み」放っていたことがとても恥ずかしくなりました。 でも、それが今の僕自身。とても辛いし、見たくない現実だけどこの体験をせず、このまま行っていたら 僕はますまず臭みを放っていたことでしょう。いま、そこに気づけたのはとてもありがたかった。 そんな少し複雑な気持ちを胸に、トレーニング第2部を終えて、なべゆきさんコーチングを受けたとき、これまでの全てがつながる発見があったのです。 (続く) ●クリパルヨガTTを受けるまで その1 「波が来るぞ~」編 その2 「Toshiさんの夢を見た!」編 その3 「一喝される」 編 ●クリパルヨガTTの学び その1 「そぎ落とし」編 その2 「安住の地」編 その3 「最初のティーチング」編 その4 「まるで耳を傾けていなかった」編 その5 「イスラエルの悲しみ」編 その6 「それが自然農の畑だ!」編 ● 公式HP Body curiosity ● セラピスト向け解剖学セミナー/WS スケジュール ● ヨガ向け解剖学セミナー/WS スケジュール ● 野見山文宏 プロフィール ● izuyoga クラス スケジュール ● 無料メルマガ登録 のみ友通信 ● 著書 「感じてわかる!セラピストのための解剖生理」 ↓ 楽天ブックスリンクです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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続きが読みたくなって呼吸が荒くなります、はあはあ・・。
そこで立ち止まって謙虚に振り返れるって素敵だなあと思います。 そしてそんな厳しい意見も安全に受け止められるクリパルのスペースも。 (August 13, 2011 12:23:53 AM)
kazuhaさん
生みの苦しみに一緒に付き合ってくれてありがとう。 はぁはぁ。 安全なスペース、ほんとうにそう思います。 それがなければ、僕はもっと耳を塞いでたなぁ。 それは厳しい意見というより、慈しみ溢れたギフトでした。 (August 13, 2011 08:41:22 AM)
とても内容の濃いTTですねo(^-^)o
私も頭ではわかっているけれど生徒さんの感覚を尊重するようなティーチングができているのかは不明です(^_^;)指導って難しいですよね‥ (August 13, 2011 03:25:08 PM)
げのむさん
ひとつひとつは普通のことをやっているのですが そこに深みがあるのが、面白いなぁと思うところです。 ティーチング、ほんと難しいなぁと思います。 自分がいざいやってみると、なかなか出来ないことがあるんですよね、これが。 (August 13, 2011 10:31:40 PM) |