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すべての学校ではありませんが、数学には、4stepや4プロセスなどの教科書傍用問題集が配られることがあります。 大概A5サイズで、お使いの教科書と同じ会社が作っているのがほとんどのようです。 はっきり言って、このテキスト 使い勝手が悪いのです。 まず、解答が巻末に略解だけです。 詳しい解答は別冊です。 とはいえ、昨今の市販問題集に比べると、あまり丁寧ではありませんが、 学校によってはこれを配らないところもあります。 その割には問題数が多いです。 私の知る限りですが、中堅校以上の学校では好んで使われるようです。 問題集が悪いわけではないのですが、中堅高レベルの生徒では、この問題集は持て余します。 そもそも授業ではほとんど使ってません。 その割には、課題としてガンガン出されます。 A問題だけならともかく、B問題や発展まで・・・ となると当然わかりますよね 写経です 答えを見て、答えを写します。 一応理解して写してはいますが、わかったつもりになっているのがほとんどです それが証拠に、教えていても、問題の解説以前の計算のやり方で詰まっているのは珍しくないのですから。 学校の先生もそれがわかっているのか、定期テストでは、せいぜいAレベルくらいしか出してきません 生徒の自主的勉強を促す意味もあるんでしょうが、 申し訳ありませんが、中堅高レベルの生徒にそれは期待できません 彼らの名誉のために申し上げますが、やる気がないのではなく、 そこまで手が回らないのです。 そのほかの科目の勉強 さらには部活 結局課題として出されたら、とにかく「提出」のためにときには写経です これでは赤点回避でいいや と思う生徒がいても責めきれません。 さらに追い打ちをかけるように、青チャートを配るところもあります。 学区2番手くらいの学校に多いようですが。 これもご多分に漏れず、3年間新品状態のまま、ブックオフへ・・・ も珍しくないです。 数学嫌いは、数学の先生が作っているなと言うのが・・・ とにかく、こう言っては大変失礼かもしれませんが、 中堅高レベルの高校生は、予想以上に数学を苦手にしています パターン学習で乗り切ってきた生徒は特にそうです。 となると、彼らに必要な教材は 教科書と、教科書ガイド ではないかと思うのです。 やはりまずは教科書。 このレベルを徹底的にやっていけば、少なくとも数学嫌いはなくなります 先生の要求はわかるのですが、現状の認識が大事だと思うのです ちなみに高校生は、参考書類も充実しています 教科書レベルの解説が充実している参考書もいくつかあります あたりは、うちの塾にもそろえてあります。 徹底的にわかりやすくしようという編集方針は好感が持てます。 まずはここからしっかりやると言うことも必要だと思うのです 平成31年4月22日(月) 大田区松栄塾 03-3727-8268 syoueizyuku@asahinet.jp Twitterアカウント @syoueizyuku ブログの更新は、毎週月、水、金の 午後8時頃の予定です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.04.23 09:27:52
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