奈良旅行記&YAMA-SHOWSライブ
奈良旅行(7月24日(木)続き)近鉄奈良線の特急で大和八木駅につく。ここでレンタカーを借りる。トヨタのbB1300。コンパクトなくせに車内は広々してて、とっても乗りやすい、いい車でした。って、運転は夫がしたんだけどね。(笑)なんとこれがカーナビ付きで、とても重宝したの。知らない土地で地図を見ながらまごまごすることもなく、カーナビのガイダンス音声に素直に従って、どこへ行くにもとてもスムーズだったのです。大和八木からは、まず飛鳥駅に向かいました。飛鳥駅前の観光案内所で売っている飛鳥王国パスポートを買うためです。飛鳥の見所や解説、記念スタンプ欄、、割引券のついたこのパスポート、1冊100円なので、旅の記念にもちょうどいい。中には旅券番号やVISAもあって、旅行気分をもり立ててくれます。さあ、これからどこへ向かおうか?まずは「亀石」を見に行くことにしました。案内板に「こちら→」とはあるものの、亀石本体がどこにあるのかわからない。自動精米所に車を止めて、その脇の細い道を通っていくと、田んぼの中の一角に突然この石がありました!「亀というより猫のようだねー」というのは息子。たしかにうずくまってる猫のようにも見えるわね。とっても可愛い愛嬌のある顔をしている。亀石を見たあとは、聖徳太子の誕生の地という橘寺へ。人間の心の善と悪を表すという二面石や、聖徳太子がご講演をしたときに日と月と星との光を放ったという三光石などがありました。橘寺の次は石舞台古墳へ。ここは蘇我馬子のお墓といわれています。全長19.1メートル、高さ7.7メートル、重さは75トンを超えると推定される日本最大級の横穴式石塞なんだって。「石舞台」という名前がついたわけは昔、月夜に狐が美女に化けて、石の上で舞いを舞ったという言い伝えがあるからだそうですよ。 さてお次は飛鳥寺。ここにいる飛鳥大仏は東大寺の大仏よりさらに150歳も古い現在1397歳の大仏さま。置かれている位置は当時のままだそうです。落雷による大火で、お寺が全焼したときも、炎の中で真っ赤になりながらも座り続けていた大仏さま。1400年という長い長い時間、ずっと同じ場所で飛鳥の地を見守っているのね。右側から見ると優しい柔和なお顔、左側から見ると厳しいお顔に見えるそうです。飛鳥寺は大陸の技術を結集して建立された日本最古のお寺だそうです。当時、飛鳥寺の庭では貴族たちによる「蹴鞠(けまり」の会が行われていて、そこであの大化改新の立て役者である藤原鎌足と中大兄皇子が出会ったのです。「ある時、飛鳥寺西にある槻樹之下(つきのきのもと)の広場で蹴鞠会 (けまりえ)が行われたとき、中大兄皇子が勢いよく蹴りすぎて革の靴を飛ばしてしまった。その様子を見ていた鎌足が皇子の靴を拾って差し出すと、皇子はひざまづいて靴を受け取った。鎌足は、まだ10代の若者中大兄皇子に、この人こそ自分の探し求めていた君主であると感じた。」飛鳥寺はこの2人の歴史的出会いの場だったんですね。そういう場所に実際に立ってみると、とても不思議な気持ちがしました。飛鳥の地をあとにして、今度は斑鳩の里に向かいました。途中に「雷(いかずち)」という信号を発見。かつて飛鳥寺も落雷による火事で全焼したということだから、このへんはきっと雷の多い地域なのでしょうね。法隆寺に向かったとき、すでに時計は4時過ぎ。ガイドブックには入場は3時半までと書いてある!(焦)でも、明日あらためて出直すこともできないので、とりあえず行ってみようとそのまま走り続けました。法隆寺に着いた時間は5時10分。いそいで受付へ行くと、閉門は5時半なので、西院伽藍のみ見学できるとのことで、入場料(拝観料?)も半額の500円になってました。中に入ってビックリ、時間のせいなのかなんなのか、境内には人の姿がまったくありません。世界遺産の法隆寺なのに、貸し切り状態!そういえば、今日回ってきた他の場所にも、観光客の姿はまばらだったのよね。もう夏休みに入っているはずなのになぜかしら?みんな海や山に行ってしまったのかな?いずれにしても空いているというのはいいことです。ゆっくりじっくり見て回れますから。私がここで一番心を惹かれたのは、法隆寺の五重塔に施された龍の飾り彫刻。ホントなら全部を写真に撮りたかったのに、時間がなくてそうもいかなかったの。残念!お寺そのものより、そこに施されている装飾とか、柱とか、なぜかそんなものに目がいっちゃうんだよね。仏像も全体像としてももちろん見るけれど、もっと細部、例えば手が綺麗とか、ほっぺたがふっくらしていて可愛いとか、そんなふうに見ちゃう私は変?(笑)今日の予定箇所は法隆寺でお終い。宿のある奈良市内へと向かいます。この宿は猿沢の池のすぐほとりにあって、4階に用意された私たちのお部屋の窓からは、興福寺の五重塔がよく見えました。夜はこれがライトアップされて、とてもきれいでした。宿の食事は期待以上!品数も多くて(デザート付き)、お味もよくて、おなかがいっぱいのはずなのに、ついつい食べ過ぎてしまった・・・これから夜は楽天のお友だちと会うのに、もう何にも食べられそうにないよー。今回奈良まで行くので、都合がつけばぜひお会いしたい、という私の申し出を受けてくれた楽天友達のももんちゃん、かぐや姫さん、みみこさんとついにお会いすることが出来ました!宿の近くにある居酒屋さんで密会。すでにおなかがぱんぱんの私、生ビールも入りそうになかったので、ウメチューハイと冷や奴で乾杯!宿の門限が10時というので、2時間くらいしか話せなかったけど、初対面とは思えないほど話が弾みました。このときのことは過去の日記「ただいま♪」にも書いてあるので、よかったらそちらも読んでみてね。朝5時起きで始まった旅の第一日目はお天気にも恵まれ、いつものように楽しく楽しく過ぎていったのでした。ほとんど同じ内容ですが、こっちでは写真付きで日記が読めます。お暇な方はのぞいていってねー。うるとびアルバム 奈良編(7月24日分)もあります。ではこの続きはまた明日。to be continued...........----------こんばんは!ついさっき、小海町の祇園祭から帰ってきました。今日は私の本分、追っかけの日。YAMA-SHOWSのライブがあるというので小海町まで出かけてきたの。6時半からのライブには私同様、常連の追っかけ隊、かめ太ご一行様が駆けつけてくれて、YAMA-SHOWSのライブを盛り上げてくれました。私も臨時のCD販売員、呼び込みなどしてきました。祇園祭実行委員の中には親戚の人がいたり、PAさんも知り合い、バンド仲間もおじいちゃんのうちがすぐ近くとかで来ていたし、何だか身内がいっぱい集まってたライブでした。田舎のお祭りらしく紅白の幕の前で歌ったYAMA-SHOWS、なかなかいい出来映えでしたよ。彼らのライブのあとはビッグバンドによるナマオケ大会、最後は千曲川での花火大会と、小さな町のお祭りは夜遅くまで賑やかでした。息子たちもいつもは8時に布団に入れられてしまうのに、今日は10時過ぎまで起きていられて、とっても嬉しそうでした(眠そうだったけど)。案の定、帰りの車で寝ちゃったけどね。さあ、明日は実家行きだ!私の運転で帰るので、今日は早寝しなくては!それでは皆さま、おやすみなさい。