七夕　たなばた　星祭　ほしまつり　星迎　ほしむかえ　星の秋　乞巧奠　きこうでん　棚機女　たなばため　


七夕の　みなひえびえと　供物かな　　　　　　飯田蛇笏

天上の　恋を　うらやみ　星祭　　　　　　　　高橋淡路女

七夕竹　惜命の文字　隠れなし　　　　　　　　石田波郷


七夕や　馬すすまする　川の端　　　　　　　　銭

七夕や　先づ寄りあひて　踊り初め　　　　　　惟然

七夕の　踊りになるや　市の跡　　　　　　　　涼莵

木津川や　臼に棚かく　星祭　　　　　　　　　尚白

たなばたや　児の額に　笹のかげ　　　　　　　樗良

七夕や　よみ歌聞きに　梶が茶屋　　　　　　　召波

七夕や　些少ながらの　祝儀樽　　　　　　　　一茶

古郷の子に　子ありけり　星祭　　　　　　　　士郎

夏痩を　化粧うて　星のこよひかな　　　　　　故白

うれしさや　七夕竹の　中を行く　　　　　　　正岡子規


七夕は秋の季語なんだ。太陽暦を使うと、ちょっと変な感じがする。旧暦か、月遅れが良いんだろう。

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