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カテゴリ:日本の美術館
発見場所 ふらり立ち寄った京都市立美術館での公募展
超・巨大ヤマト?!です☆ 遭遇日時 2006年8月15日 午前11時46分 製作者 角文平(かど ぶんぺい)さん この物体の名称 宇宙戦艦江戸城 だそうです。 いったい、宇宙戦艦ヤマトのファンはこれを見て、何とおもうでしょうか?! 造形のベースになったのは、明らかに松本零士さんの描いた宇宙戦艦ヤマトの雄姿。 この「オブジェ」で大笑いするひとも居るでしょうが、怒り出すひとだって居るかも。笑 はるるさんは、キモかっこいい!って、感じました。 ちなみに、はるるさんちの夫婦は、ふたりそろって熱心にも劇場版の「さらば宇宙戦艦ヤマト」を公開時に映画館まで見に行った過去があります。。。。汗 そう言えば最近、何かと著作権問題で紙面に登場していた松本零士さんですけど、ここに来てこの方の代表作とも言える宇宙戦艦ヤマトの著作権は誰が持っているのか?という問題も浮上してるみたいです。 アニメ「宇宙戦艦ヤマト」 著作権、漂流(産経新聞) - goo ニュース2007年1月9日(火) これはパチンコとして登場した「大ヤマト」がヒットしちゃったもんだから、東北新社の持つ宇宙戦艦ヤマトの著作権を侵害したとして、パチンコメーカーの三共に対して損害賠償の支払いを求めていたというものです。 判決はそもそも「東北新社にヤマトの著作権はない」という根本的な問題に遡ったもので、なぜこんな結果になったのか、東北新社側は戸惑っているそうな。その後、同社は控訴しています。 実はこの宇宙戦艦ヤマトの著作権に関しては以前にも裁判で争われたことがあるんです。 作品中に“監督”と表記された松本零士さんと“プロデューサー”の方とどちらに著作権があるのかというのがその主な争点。結局、この時は作品自体は共同作品、キャラやメカニックのデザインは松本零士さんに著作権があるという和解案に落ち着いていました。 それに近い状況が再び起こったと言えそうですね。 これも、最初の作品が世に出てから30年くらい経つのに、未だに衰えない人気のなせるワザです。 広い会場の片隅にあった「これ」は、遠目で見ると・・・ただの不細工な「宇宙戦艦ヤマト」にしか見えなかった。 けど。 そばに寄ってみれば、それはとっても巨大なオブジェだった。 しかも艦橋部分が金色の天守閣になっていて、台座には『宇宙戦艦 江戸城』と銘記されている。 馬鹿馬鹿しさも、ここまで来ると「お見事!!」としか言いようがない。 細部にこだわるマニアと違って、ディテェールのいい加減さもダイナミックで素晴らしい。 ここまでデカいものを、ためらいもなく夢中になって創ってしまえる底知れない無手勝流のエネルギーを感じます。 そして、既製のものにこだわらない、あらゆる規制や枠組みを軽々と飛び越えてしまう、身体的&精神的な自由さを感じます。 見ているだけで、うれしくなります。 「こんなこの、アートじゃない!」と、言うひとも居るでしょう。 「いや、素晴らしい芸術作品だ!」と、つばを飛ばすひとも。 けど、作者自身はそんな外野のことなど眼中になく、ただ、本人の創りたいものを、思うが侭に創ってるだけ、のような気がします。 いいなあ。 旅先では、こんな風に時々ハッとするようなPOPでキッチュなアートに出遭って、ワクワクすることがあります。 そんな、ゆきずりの思いがけない「もの」たちが、知らない間にデジタル映像のストックとしてはるるさんのHDにけっこう貯まってるもんで、少しづつお蔵出ししたいと思っているので・・・。 きまぐれ単発シリーズで、みなさんにご紹介しちゃいますね~♪ 近所迷惑かも知れませんが、よろしくしく。 /////////////////////////////////////////////////////////////////////////// と、ここで今日の日記を終わらせれば「ふつーの日記」になるんだけど。 どうしても、ムラムラと好奇心が・・・ こんなヘンなものを制作する「角文平」さんって、いったいどんなひとなんだろう?? そう思って、ちょいと調べてみたらこんなひとでした! 略歴 1978 福井県美山町生まれ 2002 武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科金工専攻卒業 2003 武蔵野美術大学共通デザイン研究室助手 受賞歴 2003 アートサイト小千谷2003 魚沼水産賞 2006 第9回岡本太郎記念現代芸術大賞展 2006. 2/4-3/26 特別賞 : 角 文平×田中 雄一郎 [ おかえり江戸城 ] 岡本太郎記念現代芸術大賞展の使命は 「若い新しい才能を世界に送り出すこと」 と 「岡本太郎の精神を次の時代に残すこと」で。 そして賞を与えられた作家の使命は 「岡本太郎を叩きつぶすというか。超えること」ってのが、かっこいい!生前は、あらゆる「賞」というものを否定した岡本太郎さんですけどね、これなら納得してくれるかも。笑 はるるさんが宇宙戦艦江戸城!を見かけた前後には、大阪のギャラリーでも個展を開催していた、と後で知りました。 そちらでは、きちんとしたライティングで会場のメインに展示してあったようで。 浮遊感を感じさせて、背後に浮かぶシルエットが美しい。 同じ会場。 この他には、『コロコロコミック』という漫画雑誌を 1ページずつ樹脂に浸した後、戦車や山寺に成形した 小オブジェ『コロコロなるままに』や、東京タワーの 写真を往年のTVゲームに見立て、タワー状の立体と セットにした『六本木ギャラクシアン』なる作品他が 出品されていたようですが。 まあ、あきれ果てるほどにぶっ飛んで気分爽快にさせてくれる作品群。 それにしても、すごい発想☆ 近い内に、ふたたび何処かで角文平作品の実物に会いたいものです♪ 【はるるが過去に書いたアート関係日記(の、一部)紹介】 ↓ ↓ 映像】家族で宇都宮美術館&松本哲夫ギャラリー・トーク。 奈良美智「ともだちがほしかったこいぬ」 映像アルバム】軽井沢セゾン美術館~再読・聖と俗 タイの友人画家が描いた絵 スペインの旅★ガウディの懐しい曲線の街バルセロナ 今朝の新聞記事~写真と彫刻の親子制作展スタート ↑はるるさんの写真が展示されてます。 映像】1週間で7つの美術館へ! 映像】東京都内の美術館巡り 映像集】南仏ニースのシャガール美術館 未確認美術館めぐり~誰も居ないAtoZ 牢獄のピーターパン~サンジェルマン教会裏手のドラクロワ美術館 もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。 アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪ (ただいま「あやしいふるほんやさん」は、全国ランキング40位前後を漂流中!笑) 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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