現在、東京都美術館で「オルセー美術館展」やってますが、それとは無関係。
パリのセーヌ川をはさんで、ルーブル美術館と斜め向かいに向き合って建ってるオルセーのほう、です。。。
この内部に、期間限定でしたが一昨年(おととし)の初夏に、突然棲み付いた夏の夜のにぎやかな悪夢みたいな、妖怪たちのゆらめく影。
発見場所 ふらり立ち寄ったふらんすの
オルセー美術館の壁いちめん。
作品名☆不詳
遭遇日時 2005年6月18日 午後5時25分
オルセー美術館 (Musée d'Orsay) は、フランスのパリにある、19世紀美術専門の美術館です。
日本人にいちばん人気のある印象派の画家たちの作品が、数多く収蔵されていることで有名。
けれど、若手の現代作家たちのアートパフォーマンスの場としても色んなスペースが使われていて、ときにはこんな「おばけ」も出現しちゃったり、します。。
妖怪たちは、手足をうごめかせたり、身体をゆすったり、ふいに姿を消したり・・。
魔女や悪魔の跋扈する大集会のように、うじゃうじゃと群れながら・・・いっときも、じっとしていません。
お。
これは、どうぶつ彫刻家として名高いフランソワ・ポンポンの代表作の「しろくま」ちゃん♪
こないだ
群馬県立館林美術館に行ったら、これよりサイズはちいさいけど同じ作家で、大理石のと、セラミックのしろくまちゃんと、まったく同じものが展示されてました。
2006年12月9日から、2007年の4月1日までやってます、たぶん。
なぜか、ものすごく入場料金が安くて、おとな一人でたったの200円です。
このオルセー美術館の建物はもともと1900年のパリ万国博覧会開催に合わせて、オルレアン鉄道によって建設された鉄道駅舎兼ホテルでした。設計者は、ヴィクトール・ラルー(1850年-1937年)です。
1939年、鉄道駅としての営業を廃止後、この建物はさまざまな用途に用いられましたが、一時は取り壊しの話もあったそうです。
廃屋状態になったこともあったそうだけれど、1970年代からフランス政府によって保存活用策が検討されはじめ、19世紀美術を展示する美術館として生まれ変わることとなって、1986年にはオルセー美術館が開館しました。
現在では、ルーブルと並んで大人気、パリの観光名所としてすっかり定着した感が。
この建物の地下には、旧オルセー駅の施設を利用したRER-C線のMusée d'Orsay駅があります。
この妖怪たち、あの夏が終わる頃に・・・。
いつの間にか、消えてしまって。
2度と戻って来なかったそうですが、どこへ行ってしまったんでしょう?!
☆セーヌ川の対岸ポン・デ・ザール(Pont des Arts=芸術橋)のたもとから眺めた、たそがれ時のオルセー(印象派)美術館の姿。
もともとは100年以上前のパリ万博に合わせて作られた鉄道の駅舎でしたが、現在では美術館にヘンシン、駅舎時代の名残りに豪華な装飾で知られる大時計も有名です。
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