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テーマ:「懐かし」の読書(1)
カテゴリ:本・まんが
こんにちは。
あまりに長くブログをさぼってしまって、間があけばあくほど書きにくくなってしまうとという悪循環に陥ってしまってました^^; そこで、ちょっと硬いタイトルですが、リハビリがてらっていう感じで書いてみました。 なので、ちゃちゃっと読み流してやって下さい^^; 幼児期、自宅には一冊の絵本もありませんでした。「読み聞かせ」をしてもらった記憶も一切ありません。でも、「字を読む」こと自体にはすごく興味があったらしく、看板の字・新聞の字など、目に付く字の読み方を「これは?あれは?」と親によく聞いていたそうです。 幼稚園に入って、初めて「キンダーブック」という絵本を読むことになりました。 最初に読んだのが「たまご なんのたまご」…「たまご たまご たまご たまご …なんのたまご」と最後にはいっぱいのたまごが出てくるやつでした。すごく印象に残ってます。 年長さんになってからは「ワンダーブック」に変わったと思います(「ワンダー」と「キンダー」が逆かもしれません)。 「えっちゃんの(と?)ちびいす」というお話、憶えている方いらっしゃいませんか? えっちゃんの大好きないすが、引越しの時に車から落っこちちゃって、えっちゃんは一所懸命に探します。 やっとみつけるんですけど、すでにねずみさん一家の大切な家になっていて、ねずみさん一家は幸せに暮らしています。 ねずみさんから家を取り上げることはできない、と思ったえっちゃんは「ちびいすちゃんたら、おうちになったのね」と帰っていきます。 この「ちびいすちゃんたら、おうちになったのね」というせりふに、涙が止まりませんでした(これにはうちの妹も泣いてました)。 これが本を読んで泣いた初めての経験ですかね。 泣くといえば、やはり幼稚園で紙芝居で「しあわせの王子」を見せてもらった時にもぼろぼろ泣いたそうで、後年、甥っ子にこのお話を読み聞かせした時も、途中で涙・涙になってしまいました^^; 幼稚園卒園の頃には「少女コミック」「マーガレット」に出会い、特に「少コミ」の上原きみこにはまりました。 それからどんどん少女マンガにはまっていきました(この後、お小遣はほとんど本代となります)。 (マンガの話はまた別の機会にということで、このくらいにしておきます^^;) 小学校低~中学年の頃には、毎月贈られてくる「世界名作シリーズ」みたいなのを読んでました。 これでオルコットの「若草物語」が大好きになりました。 で、このシリーズが完結したあと、「次は『日本名作シリーズ』どうですか?」というお勧め、宣伝があったのですが、「お金が続かない」ということでこちらは買ってもらえませんでした。 その後、小学校高学年ぐらいになると、自分で本を買うようになってたかと思います。毎月のお小遣では足りなかったと思うんですが、その都度もらってたのかなぁ?記憶にないです。(まあ1冊の値段が物価上昇を考えても格段に安かったと思いますので、お小遣で賄えていたかもしれません。) 「世界少年少女名作シリーズ」みたいなやつとか(オルコットの「八人のいとこ」とか覚えてます)、その頃にはジュニア小説にも興味が出てピンクの背表紙の「少女小説シリーズ」とか。 その流れで雑誌「小説ジュニア」や「コバルト文庫」を読むようになってました。 そしてたぶん、その頃には図書館も利用するようになっていたと思います。 図書館では最初は「シャーロック・ホームズ」などの推理物が中心だったと思います。 長編を文庫本で読む自信はなかったみたいで、図書館をうろつくうちに面白い短編エッセイということで「狐狸庵先生」のシリーズを読むようになりました。それをきっかけに遠藤周作の作品を短編から読むようになりました。短編で印象的なのは「イヤな奴」。長編では「侍」「海と毒薬」「おバカさん」などです。特に「侍」は読み止められず徹夜して読んだ思い出があります。 また、「小説ジュニア」にも出てきたり、「狐狸庵先生」の中でも触れられている佐藤愛子を読むようになりました。 「好きな作家の作品は全部読みたい」という欲求はその頃一番強かったみたいで、中高生の頃は遠藤周作の作品を主に読み続けていました。 そのほかではアガサ・クリスティ、横溝正史、佐野洋なども同じように読んでいました。 「コバルト文庫」も発刊され、「小説ジュニア」ではデビュー当時の赤川次郎、氷室冴子や、大御所・富島健夫なども執筆していました。 たぶんこの頃から20代くらいまでは、本の題名と装丁を見ただけで自分好みの本かどうかほぼ確実に当てられてましたね。 その勘で読むようになったのが中島らもです。 最近は、購入する書籍の半分くらいは「はずれかな~?」という感じに、好みの本を嗅ぎ分ける嗅覚の精度は落ちてきちゃってます^^; ひたすら本を読む、という集中力も落ちてきていて、「年取るってヤーネェ^^;」って感じです。 今日はごく個人的なお話をお聞かせしてしまい、たいへん失礼しました<(_ _)> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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お久しぶりで~す!(^^)
つい先日、私の甥っ子(兄の息子)が3歳の誕生日だったので絵本を3冊プレゼントしてあげたところですよ☆(*^ー^*) うちには小さい頃、誰が買ってくれたのか絵本が結構あって、私も兄もその絵本をよく読んでいたものです。で、当時うちにあった絵本の中で特に印象に残っている絵本を買ってあげることにしたんですよ~。それが「しろくまちゃんのほっとけーき」、「ぐりとぐら」、「ぐるんぱのようちえん」です♪ 本当は「だるまちゃんとてんぐちゃん」も気になったのですが、今回は見送りました~。(苦笑) 「ぐりとぐら」はカステラを作って森の動物達とみんなで食べるというお話、「しろくまちゃん…」は焼いている時の擬音の描写が楽しくて子供ながらに「ほっとけーき食べたいな~。。」といつも思ってました!(^^;) 象のぐるんぱが主人公の絵本は、動物好きの甥っ子にはちょうどいいかな~と。。実家にあった絵本の話は、いまでも兄との会話の中にも出てきたりしますよ~!子供の時の印象って結構鮮明なんですよね☆(^ー^) 氷室冴子も懐かしいぃ~!「ジャパネスクシリーズ」はお小遣いで買ってました☆ 少し前に氷室さんが他界されたとYahooニュースで読んでかなりビックリでしたが。。小学生くらいまでは本もまあまあ好きだったけれど、夏休みの宿題の読書感想文がす~~っごく苦手で、徐々に活字から離れてしまったワタシです。。( ̄∇ ̄;) (2009.04.17 15:30:47)
長文コメの後に、さらに追記です。。(笑)
コバルト文庫の氷室冴子…で「他にも何か買って読んでたよなあ~」とふと気になって調べたら。。藤本ひとみでした☆ 「愛からはじまるサスペンス」のシリーズとか買ってましたよ~!なんだかすご~く懐かしくなりました!!今度帰省した時に実家の本棚を見てみようと思います。淡紫さん、ありがとう♪(^^) (2009.04.17 15:39:00)
こんばんは。
お返事が遅くなってしまってすみません。 わたしも「ぐりとぐら」のカステラ、おいしそうだな~と思ってました^^ 「しろくまちゃん」のシリーズや「だるまちゃんとてんぐちゃん」とかは、うちの甥っ子たちもお気に入りだったように思います。 ジュニア小説は、調べてみると1982年に「小説ジュニア」がリニューアルした形で「(雑誌)コバルト」が創刊されたようですが、その頃を境にたぶん読まなくなったかな?と思います。 なので、氷室冴子の「ジャパネスク」はぎりぎりで読んでないかな~? いずれにせよ、このような古くて個人的な話にお付き合いくださりどうもありがとうございました^^ (2009.04.26 23:02:12) |