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くれーじーくえいる ぶろぐ

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2008.07.13
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 今月24~27日、静岡県の鈴鹿サーキットにて毎夏恒例の『コカ・コーラゼロ 鈴鹿8時間耐久ロードレース第31回大会』が開催されます。
 近年の鈴鹿8耐といえば、2003年の『仮面ライダー555 Honda』以来、その年放映の仮面ライダーのタイトルを冠したホンダのワークスチームが毎年参戦しています。しかし、今年は場内イベントとして仮面ライダーキバの登場がアナウンスされている一方、現時点で出場エントリーの中にキバの名前を冠したチーム名はありません。例年なら6月中には参戦発表会があるはずですから、今年は残念ながら参戦なしとみてよさそうです。
 これまでの総合成績を振り返ると、2003年の『555 Honda』10位、04年の『仮面ライダー剣 Honda』4位、05年の『仮面ライダー響鬼 Honda』5位、06年の『仮面ライダーカブト Honda DREAM RT』および昨年の『仮面ライダー電王 Honda DREAM RT』6位と、毎回優勝を期待されながら中盤前後の成績に甘んじているのは否めず、この辺も今回参戦がない理由かもしれません。
 ちなみに、例年仮面ライダーチームのライダーとして参戦していた徳留和樹・山口辰也の両選手ですが、今回は徳留選手はDREAM Honda Racing Team 11の第3ライダー、山口選手はモリワキMOTULレーシングの第1ライダーとして出場するようです。

【第24話  皇帝・ゴールデンフィーバー】

 22年前。ゆりを独占しようとする次狼=ガルルに襲われて川に沈んだ音也。川岸に打ち上げられた彼を偶然通りかかった伸二と涼子が見つける・・・
 変わって現在。病室で年老いた涼子を介抱する伸二だが、医師からは彼女に回復の見込みがないと告げられ、彼の表情は冴えない・・・
 一方、『カフェ・マル・ダムール』では深央が渡、恵と共に無事モデルの仕事を終えたことを祝う。すっかりいい雰囲気の渡と深央を気遣って、恵は笑顔で席を外してやるのだった。

 22年前。オープンカフェに呼び出されたゆりを待っていたのは力だった。拡声器片手に大仰な言い回しで愛の言葉を喋りまくる力だが、ゆりは呆れると同時にそれが音也に吹き込まれたものだとすぐに見抜く。音也を探そうとするゆりだが、そこに現れた次狼は消えた男のことなど忘れろと冷ややかに言う。自分を愛している音也が消えるわけがないと反論する彼女に対し、音也はファンガイアに殺されたと次狼は言うが、ゆりは信用せず次狼に詰め寄る。しかし、次狼はゆりに当て身を食らわして気絶させると、「紅音也のことなどすぐに忘れさせてやる」と言って彼女を拉致してしまう。
 その頃、伸二と涼子に助けられた音也は伸二のアパートで息を吹き返していた。自宅に戻ろうとしていた伸二だったが、その前に"クイーン"こと真夜が立ち塞がる。おまえが神に殺されるまで逃げ切ってみせると言う伸二に対し、真夜は例え自分が死んでも次の"クイーン"が貴方を殺すと言い放つ。伸二はグリズリーファンガイアに変貌して挑もうとするが、そこへ現れた音也は真夜がファンガイアに襲われていると思い込んで自転車を投げ付け、ファンガイアは逃走。一見、白馬の王子が現れてか弱い女性を助けたといったところだが、仕事を邪魔された格好の真夜は大笑いしつつも言い寄る音也に「ほんのお礼よ」とビンタを一発食らわして去っていく。ますます彼女に興味を持った音也は後を追おうとして、自分を探していた力と遭遇することに・・・

 現在。深央と渡の親展ぶりに興味津々の健吾は渡に根掘り葉掘り聞こうとする。そんな中、余命幾ばくもない涼子を思う余り、伸二がまたも宝石店から指輪を盗んでしまった。逃げる伸二は追う名護と健吾に囲まれてグリズリーファンガイアの本性を現し、二人を蹴散らして逃げ去る。その様子を目の当たりにした渡は、涼子が入院している病院を訪れて伸二から事情を聞くことに。涼子に自分がファンガイアであることを隠しながら22年間ずっと一緒に暮らしてきた伸二だが、涼子のために何をすればいいのかわからず迷っていた。と、そこへ無理してベッドから出てきた涼子は二人の会話を聞き、22年前に二人で一緒に植えたネムノキを見たいと伸二に頼む。二人を思い出の地へ連れて行ってやろうとする渡だが、そこへ新たに弁当屋でアルバイトを始めた深央が配達用の車で通りかかり、渡は二人を連れて行くため深央に頼み込むことに・・・

 22年前。ゆりを拉致した次狼は何処かの森の奧へと彼女を連れて行き、そこで二人で暮らそうと告げるが、どうしても自分を受け入れてくれない彼女に苛立ちを募らせていく。そこへ二人の居場所を突き止めた音也が駆け付けた。音也がまだ生きていたことに激昂した次狼はゆりの目の前でガルルの本性を現し、ゆりを助けようとする音也を容赦なく叩きのめす。ゆりはそんな音也を必死に庇い、「私はこの男を、紅音也を愛している!」とついに自分の本心を叫ぶ。動転したガルルは自分のものにならないならとゆりを殺そうとするが、結局手を下すことはできず、次狼の姿に戻って去っていった。一方的に叩きのめされた音也だったが何とか無事で、ゆりは彼を抱き締めながらお互いの無事を喜び合うのだった。

 現在。渡と深央が見守る中、伸二は涼子を背負って山中にある思い出のネムノキを訪れた。すっかり大きく育ったネムノキを見上げながら、伸二は自分がファンガイアであることを明かそうとするが、涼子はすでに彼の正体を知っていた。そして、涼子は伸二にこれまでの22年間を感謝し、彼の背中で静かに息を引き取る。
 ついに訪れた妻の死に打ちひしがれる伸二の前に名護が現れる。伸二は悲しみに引きずられるようにグリズリーファンガイアとなり、イクサに変身した名護と壮絶な戦いを繰り広げる。両者の戦いに巻き込まれそうになる渡と深央だったが、その時、倒れ込んだ深央の掌に一瞬何かの紋章が浮かんだ。それを見たグリズリーファンガイアは渡たちに騙されていたと思い込んで深央に襲いかかる。何とかファンガイアを止めようとする渡だったが、聞く耳を持たない相手に深央が痛め付けられるのを目の当たりにしてキバに変身。しかし、グリズリーファンガイアの圧倒的なパワーに手も足も出ない・・・
 その時、キャッスルドランの奥深くでポーカーに興じていた次狼たち3人は突然城内が鳴動したのに気付く。それはキバの感情に呼応し、キバの真の力を覚醒させる力を持つ魔皇竜タツロットの目覚めの合図・・・「じゃっじゃーん! ドラマチックにいきましょー!」「びゅんびゅんびゅんびゅんびゅーん! テンションフォルティッシモー!」かくて、ハイテンションな声と共にキバの元へと飛来したタツロットはキバの身体を拘束する"カテナ"を断ち切って左腕に合体。キバは無数の金色のコウモリを纏いながら究極の姿・エンペラーフォームへと変貌した!
 エンペラーフォームとなったキバはグリズリーファンガイアを圧倒、最後はエンペラームーンブレイクでトドメの一撃を浴びせる。だが、キバがふと気付いたとき、深央の姿はどこにもなかった・・・

 思い出のネムノキを背に眠る涼子の亡骸。そこへ断末魔の伸二が這いずりながら寄り添う・・・「これからも、ずっと、一緒だ・・・」かつての妻の笑顔を思い起こしながら、彼女の手に自分の手を重ね合わせた伸二はついに力尽き、破片となって大地に還っていく・・・
 だが、その様子をどこか冷ややかな表情で見つめつつ去っていく深央の姿が――――――


□□□□□□

 今回のキバットバットIII世の蘊蓄は、過去編で伸二と涼子が植えていたネムノキについて。夜になると葉を閉じる就眠運動をすることで知られる植物ですが、同じく葉に刺激を与えると閉じることで知られるオジギソウもマメ科ネムノキ亜科です。なお、ネムノキの葉は触っただけでは閉じません。
 ネムノキといえば、おしべがハケのように発達したぼんやりした淡紅色の花が印象的。管理人は本日親父と一緒に所要で松山まで出かけてきたのですが、旧丹原町と東温市を結ぶ桜三里の道端にはあちこちにネムノキの花が咲き誇っておりました。

 さて、過去と現代に跨る3つの恋愛譚がひとまずの決着を見ることになった今回。余命幾ばくもない妻・涼子のために何をしてやればいいのかわからず、宝飾品ばかりを求めて強盗犯に身を堕としていた現在の伸二。しかし、彼が人外の存在であることをすでに知っていた(というか22年間も外観が変わらないならおかしいと考えるのが普通だな)涼子が望んだのは、22年前に二人で植えた思い出のネムノキをもう一度一緒に見ることでした・・・上でも書いている通り、ちょうど今がネムノキの花が咲く頃ですが、作中では撮影時期の都合か花を付けていなかったのはちょっと残念かも。
 渡たちの助けによって最後の望みを叶えた涼子は静かに息を引き取り、伸二はその後を追おうとするかのようにグリズリーファンガイアとして荒れ狂い、さらに些細な"誤解"によって深央にまで牙を・・・結局、渡ができたのはキバの真の姿たるエンペラーフォームを以て彼に最期の冥りを下すことだけでした。
 人間とファンガイアという本来相容れない種族の愛が行き着いた一つの帰結である伸二と涼子の物語。この二人が報われなかった例だとするならば、逆に報われる例となりうるのは・・・?

 案外早い登場のような気がするキバの究極形態・エンペラーフォーム。しかし、あまり格好良く見えないのはあの面構えとやたら金ぴかでマントまで羽織った外観だからか(苦笑)ちなみに、公式サイトの解説によればキバの鎧は本来はファンガイアの"皇帝"たる存在のために作られたものだそうで、つまりこれはキバと対を成すファンガイアのラスボスへの伏線?
 エンペラーフォームの発現役となる新キャラ・タツロットの声を演じるのは石田彰。しかし随分とはっちゃけたキャラのようで(笑)しかし、気になるのはキャッスルドラン内にいる次狼=ガルルたちがタツロットの存在を知っているのに、彼らの主ともいえるキバットバットIII世は「誰?」と首を傾げていた点。もしかしてキバットがキバのエンペラーフォームを見たのは今回が初なのか?

 一方、過去と現在の主人公サイドの恋愛模様はどちらも一応形にはなったものの、双方すでにあからさますぎるほどの悲恋フラグが・・・(汗)
 過去編ではついに相思相愛となった音也とゆり。まぁあれですね、一見鬱陶しいヘンな奴ほどやがて気になってくるというこの手の恋愛話ではお約束のパターン(笑)逆に言えば、急接近する二人に焦った次狼が第21話からあの手この手で起死回生を図ろうとして最終的に自ら盛大に墓穴を掘った格好でもあります。打ちひしがれた恋愛の敗北者・次狼は独り何処へ行くのか・・・
 しかし、視聴者的視点では音也とゆりがこのままハッピーエンドにはならないのはすでにわかっている話。次狼との三角関係がひとまず決着した今、恋多き男・音也の興味を少しずつ引き始めたらしい真夜の存在が二人の関係をどのように変えていくのかが今後の注目点ですね。しかし、ゆりに片思いしちゃった力=ドッガはこれからどうなるのやら・・・
 他方、現在編ですっかりいいカップルになったと思われた渡と深央ですが、こちらにも皮肉な運命の足音が・・・グリズリーファンガイアを"誤解"させた彼女の掌に浮かんだ紋章、それは"クイーン"たるファンガイアの証!? 過去編の真夜曰く、"クイーン"の力は世代を超えて受け継がれていくようで、予想通り深央がその"クイーン"たる者ということになるようです。今回のラストでの深央の冷ややかな表情を見る限り、彼女の中で徐々にファンガイアの側面が覚醒しつつあるのか? 渡にとっては"ルーク"に続いて心理的に最もイヤな形で上級ファンガイアと接した形になってしまうわけですが・・・

 こうして見ると、過去編・現在編共に"クイーン"=ファンガイアと人間の禁断の愛を裁く役割を担うという点が物語のカギになってきそうですね。





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Last updated  2008.07.13 17:03:40
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