カテゴリ:エセ軍事マニアの呟き
海上自衛隊が現用のロッキード・マーチンP-3Cオライオンの後継として2001年から開発に着手していた国産哨戒機、川崎P-X改めP-1が今月12日に開発完了と発表され、本日量産機2機が防衛省に納入されました。今後は神奈川県の海自厚木航空基地に配備され、実用試験等を経て実任務に就くことになります。
航空自衛隊の次期戦術輸送機C-X(現XC-2)との同時開発という世界的にも前例のないプロジェクトとなったP-1の開発ですが、比較的枯れた技術を用いているC-Xとは異なりP-1は先端技術を盛り込んだほぼ純国産の航空機として開発され、実用機としては世界初とされる光ファイバーを用いたFBL(フライ・バイ・ライト)による機体制御を採用したほか、哨戒任務用の機器類のほとんどを国産化し、エンジンもIHIが開発した国産のF7ターボファンエンジンを搭載しています。生存性確保等の観点から昨今の新規開発の機体では珍しいターボファン4発となっていますが、巡航速度・上昇限度・航続距離はP-3Cに比べて大きく向上しているほか、騒音もターボプロップのP-3Cに比べて低減されています。また、機体や搭載品の一部をXC-2と共通化することにより開発費の削減も図られています。調達数はP-3Cの現有数よりも少ない約70機程度となる予定ですが、防衛省は機体の能力向上により数が減っても紹介能力は維持できるとしています。 機体の強度不足等により当初の予定より1年ほど遅れが生じたものの、開発着手から12年を経ていよいよ純国産の大型航空機が配備開始されるのは実に感慨深いですね。兄弟機といえるXC-1は2010年1月の初飛行を岐阜まで出かけて見届けたことがありますが、P-1はまだ実機を拝める機会に恵まれていません。ようやく配備が始まったばかりで、余所の海自航空基地の航空祭に出張してくる可能性も現時点ではまだなさそうなので、今年上京する機会があれば厚木飛行場まで足を伸ばして外から撮影に挑戦してみましょうかね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[エセ軍事マニアの呟き] カテゴリの最新記事
viagra generic viagra pills <a href=" https://pharm-usa-official.com/ #">viagra generic </a> viagra generic viagra 100mg bh88апрпhfa
viagra 100mg cheap viagra <a href= https://pharm-usa-official.com/ #>generic viagra </a> cheap viagra viagra pills (2020.03.11 19:54:57) |
|