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くれーじーくえいる ぶろぐ

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2009.04.19
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 去る14日、NHK教育にて毎週火曜日に放送中の『あしたをつかめ 平成若者仕事図鑑』でジャパンアクションエンタープライズ所属の若手スーツアクター・伊藤教人氏が紹介されていたのでちょっとだけ見ました。情報を得るのが遅かったため後半の終わり間際しか見られず、17日の再放送も夜勤で見られなかったんですが(苦笑)
 伊藤氏は間もなく公開の映画『超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』で敵役シルバラを演じており、クライマックスのバトルシーンとかも普通に流れていてちょっとしたネタバレになっていた感も・・・しかし、NHKの番組公式サイトで"仮面ライダー"と表記してない辺りは流石商標使用にうるさいNHKってところでしょうか(爆)
 何はともあれ、敵役とはいえ大役を見事務めた伊藤氏の今後の活躍に期待。

【第13話  覚醒 魂のトルネード】

 ギルスを守ろうとする士に迫るデルタのルシファーズハンマー。だが、ユウスケが咄嗟に彼を庇って難を逃れる。しかし、ギルスはまたもアンノウンの気配を察知して苦しみ始める。そして、そこへフォルミカ・レギアとフォルミカ・ペデスを引き連れたタウルス・バリスタが現れ、「人間よ、そんな力に惑わされてはいけない。人はただ人であればよいのだ」と告げて光の十字架で攻撃し一同を吹っ飛ばしてしまう。その様子を司令室でG3-Xの頭部カメラを介して見ていた八代は、ギルスから元の姿に戻ったショウイチの姿を見て驚く。
 ディケイドライバーを持ったまま逃げるショウイチをあくまで守ろうと追う士だったが、ショウイチの超能力によって吹っ飛ばされてしまう。

 警視庁に戻ったユウスケと大樹に、八代はグロンギとは違う新たな敵・アンノウンが存在していることを明かす。八代はアンノウンへの対抗策としてG3-Xの更なるパワーアップを計画していたが、今でさえパワーが問題視されているG3-Xの更なる強化に同僚の刑事は難色を示す。
 そんな中、ユウスケは更衣室のロッカーでとあるスペースの前に座って哀しみに暮れる八代の姿を目撃する。そこはユウスケが使おうとして彼女に移動させられた場所で、ネームプレートには"芦河"の名が・・・と、そこへ乗り込んできた大樹は八代を押しのけてそのロッカーを開け、中に隠されていたICチップを見つけ出す。それはG3-X強化のために八代が開発していたG4チップと呼ばれるもので、これこそ大樹がこの世界で狙っていた"お宝"であった。大樹を阻止しようと睨み合うユウスケだったが、そこへ八代が拳銃を発砲して自らG4チップを破壊、大樹は逃走を余儀なくされる。八代曰く、G4チップは本当に大切なものを守るために作ったものだったという。それを聞いた大樹はG4チップより大切なものに興味を抱き・・・
 一方、士はケガを押してショウイチを探し、またもアンノウンに襲われていた彼を助ける。何故自分を助けるのかと問うショウイチに、「あんたが死ねば八代が悲しむ」と応える士。同じ頃、ユウスケは駆け付けた夏海から士を助けてと頼まれ、例の手紙を見せられる。それは八代からショウイチへのメッセージだった・・・そして、ショウイチは士に自分が逃げ続ける理由を明かす――――――
 かつて、ショウイチは八代が開発したG3システムの最初の装着候補者であった。だが、G3の完成を間近に控えた1年ほど前、ショウイチは突然不思議な力に目覚め始めてギルスへと覚醒し、同時にアンノウンに狙われるようになってしまった。恐怖に駆られた彼は八代を巻き込みたくない一心で彼女の元を去って逃げ続けていたのだ。そんな彼に八代が託した手紙に書かれていたのは・・・「私には貴方が必要です」すべてを知ったユウスケは、本当の装着者を連れてくると八代に言い置いてG3-Xを手に取る。
 ショウイチはギルスに変身して襲い来るフォルミカ・ペデスたちと戦う。一方、ディケイドライバーを取り戻した士の元にG3-Xを装着したユウスケが駆け付ける。士はショウイチを守ろうとした理由を、彼が死ねば八代は笑顔を失ってしまうからだと明かす。「八代の笑顔がおまえの望みじゃなかったのか?」つまりそれはユウスケに対する士なりの励ましだったらしい。
 司令室で八代がモニターするなか、ギルスを追ったG3-XはGXランチャーでフォルミカ・ペデスを蹴散らしつつ彼に八代の元へ戻るよう訴える。八代はすべてを承知していて、その上でショウイチを守るべくG3をG3-Xに強化してアンノウンに対抗しようとしていたのだと。そこへ、"G4チップより大切なお宝"を知りたいディエンドも現れ、カメンライドでブレイドを召喚してブレイドブレードに変形させフォルミカ・ペデスの群れを蹴散らすが、またもタウルス・バリスタが光の十字架で攻撃してきた。人は愚かであるが故に力を得れば必ず間違った道を選ぶと断言するタウルス・バリスタだが、その前に士が立ち塞がり、人は我々が守ると言う彼に反論する。死んだ女の面影を追ってすべてを捨てようとしたり、大切な人を巻き込まないために一人で逃げ続けたり、友達のために身体を張ったりと、確かに人は愚かかもしれない。だが、士は決然と告げる。「愚かだから転んでケガしてみないとわからない。時には道に迷い、間違えたとしても、それでも旅をしている。おまえに道案内してもらう必要はない!」その時、ショウイチの腰に新たなベルト・オルタリングが出現した。それは彼が真の姿・アギトに目覚めた瞬間! 士とショウイチはそれぞれディケイドとアギトに変身、G3-Xと共にアンノウンに対峙する。一方、ディエンドはこの"お宝"は持って帰れないと静かに引き下がる・・・
 ディケイド、アギト、G3-Xと、タウルス・バリスタ、フォルミカ・レギアの壮絶な戦い。アギトはライダーキックでフォルミカ・レギアを倒すが、タウルス・バリスタは光の十字架で反撃。ディケイドはファイナルフォームライドでアギトをアギトトルネイダーに変形させるとその上に飛び乗り、タウルス・バリスタの攻撃を躱しつつG3-Xを拾い上げ、最後はファイナルアタックライド・ディケイドトルネードでタウルス・バリスタを撃破した!

 事件が終わり、ユウスケは元の世界の八代藍との"約束"を改めて果たそうと"アギトの世界"を去る決意をする。そして、この世界でのグロンギやアンノウンとの戦いはG3-Xに代わってアギトに覚醒したショウイチが担うことに。士に伴われてようやく八代と再会したショウイチに、ユウスケは彼女の手を取らせる。士はそんな二人の様子を二眼レフカメラのファインダーに収める。そして、ユウスケはまたいつかどこかで会えることを願いつつ八代に別れを告げて去っていった。
 その後、光写真館で現像した士の写真には、ショウイチとユウスケ、そして二つの世界の八代がダブった不思議な画が。戻ってきたユウスケは元気に士とハイタッチを交わすが、その時、スクリーンが下りて新たな絵が現れた。そこには時の荒野を走る時の列車の姿が――――――


□□□□□□

 "アギトの世界編"の決着となる今回。やはりというかオリジナルの世界観を凝縮した展開になっていて、オリジナルのアギトを知っている身としても楽しめる内容になっていたように思います。
 かつてG3の装着員候補だったが、自らの中で目覚めた未知の力に怯え、自分に対するアンノウンの襲来に八代を巻き込みたくない一心から一人逃げ続けていた芦河ショウイチ。咄嗟に士のディケイドライバーを奪ったのも、士を自分と同類と見てアンノウンに狙われないようにという彼なりの理由だったのでしょう。アギトに覚醒した彼の「俺はただの人間だ!」という台詞は、オリジナルのアギト最終回でエルロード2体を向こうに回して互角に渡り合った氷川G3-Xの名台詞を思い起こさせます。あと、攻撃を受けたG3-Xの仮面が割れたり、ディケイドと共にアギトトルネイダーの上に乗ってアンノウンを攻撃する辺りはオリジナルのアギトおよび劇場版を彷彿とさせるシーンですね。
 一方、オリジナルでアンノウンを人間世界に遣わした"闇の力"と同様に「愚かな人間に超常の力などいらない。"神"たる我々が人間を導く」というある意味歪んだ善意を行動規範としていたアンノウン。オリジナルでのエルロードに相当する存在だったタウルス・バリスタですが、オリジナルのアンノウンで人語を話したのはエルロード3体を除いてはハイドロゾアロードことヒドロゾア・イグニオだけ(それも"闇の力"の代弁)なので、タウルス・バリスタがエルロードの名を冠してないのはちょっと違和感もあります。
 そんな中、ショウイチをアンノウンから守るといういつもの彼らしからぬ行動を取っていた士でしたが、その真意は"ショウイチが死んだら八代が悲しむ→八代が悲しむとユウスケも悲しむ"という彼なりの友情だったようで、ある意味何というツンデレ(爆)
 そして、相変わらず"お宝"目当てのディエンド=大樹ですが、"ファイズギアより大切なもの"の意味を思いっ切り勘違いしていた前回と違い、今回はユウスケたちの言う"G4チップより大切なもの"が何であるかを「大したお宝」とそれなりに理解した様子で、その上で「持って帰れない」として引き下がっていました。一見物的価値だけが至上のアイテムバカに見える大樹も、表面的な価値観だけではそれの真価を知ることはできないという考えは持ち合わせているということでしょうか。

 結局、ショウイチはギルスを経てアギトへと進化し、装着員のいないG3-Xに代わって"アギトの世界"でこれからグロンギやアンノウンと戦っていくことになるのでしょうが、ある意味ではこの結末は"ディケイド流のアギトの物語の始まり"を描いたものといえ、また"クウガの世界をアギトに置き換えた"とも解釈できそうです。





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Last updated  2009.04.22 02:19:38
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