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2016.01.22
カテゴリ：規制緩和と格差社会
紅茶、お好きですか？
原産地は、ご存知ですか？ アッサム地方というと、インドですが、世界でも有数の紅茶の産地です。 では、どんなヒトが紅茶を実際に作っているのでしょうか？ リプトンの会社のヒトですか？ ありえないでしょう！ 紅茶を作るなんてこと、 農業ですから、できるわけないでしょう、会社員に！ 土ですら、知りません。 単に、お金を出しているだけです。 リプトンにとってみれば、 売れればいい！ それだけですから、 商品は、なんでもいいのです。 何も生産しないヒトが、 実際に、紅茶を作る技術を持っているヒトより、 収入というか、賃金が高いなんて、おかしな構造の世界です。 それも、何百倍も高いなんて、 だいたいおかしいと思わない感覚、 それが、おかしいってことを、感じないヒト 資本家、 経営者、 管理者 みな現場、紅茶を作っている現場に行ったこともないでしょう。 管理者くらいは、行くかな？ 問題です。 小さな少女が、 1日いったい、いくらで、働いているのでしょう？ あなたがコンビニで買うパン一つか二つ分の賃金です。 そんなヒトが作った紅茶！ アールグレイが「おいしい！」などと、 言っているヒトの感覚がおかしいってことを、 あなたも感じないでしょう？ 資本主義というのは、 どう考えても、 やっぱり、おかしな世界です。 文化はぶちこわすし、 その国特有の技術など、伝統的な技術なども、 ぶちこわします。 おそらく、TPPで日本が壊れます。 冗談じゃありません。 そんなこと、放置していいのでしょうか？ 甘利さん、 甘い利益を堪能している場合ではありません。 文春もいいときに、 たたきました。 甘利さん、 調印式には、出れないでしょう。 お金ばっかり、 追っかけていると、 おかしな世界をおかしいと感じる感覚を失ってしまいますので、 気をつけましょう。 といっても、個人が気を付けても、 経済の仕組みがそうなっているので、 まずは、 構造改革をしなければなりません。 なんだか、 個人は、その仕組みに振り回されるし、 身動きとれないし、 困ったものです。
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Last updated
2016.01.22 08:32:01
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