カテゴリ:ライフプランニング
独学 3級FP技能士 合格講座 中野克彦 中島智美 藤崎仁
(32) 毎年一定額を積み立てて,3年後に大学の入学金として100万円を用意 したい。この場合,年3%の利率で複利運用しながら積み立てるときに 必要となる毎年の積立額を算出するには,( )を利用するとよい。 1) 減債基金計数 2) 現価係数 3) 資本回収計数 解説者:中野 克彦 (経営コンサルタント、CFP(R)、1級FP技能士) (32) 正解:1 【6つの係数】 将来ある一定額を貯めたい場合、毎年いくらずつ積み立てていけばいいかの金額を計算するために用いる係数が「減債基金系数」です。 【過去の出題】 2008年1月3級学科試験 (34) 「年金終価係数」 2007年9月3級学科試験 (2) 「年金原価係数」 2006年9月3級学科試験 (3) 「資本回収係数」 「係数」には次の6種類があります。 1.終価係数 2.原価係数 3.年金終価係数 4.減債基金係数 5.年金原価係数 6.資本回収係数 今回、出題されたのは4番目の「減債基金係数」です。各係数は、運用利率、運用年数からなる係数表があり、それを利用し計算していきます。 減債基金係数を図式化すると次のようになります。 ┌───────────────────┐ │ 一定率で運用 │ │ ┌─────┐ │減債基金係数 │ │ │ を利用 │ │ 毎年の │ │将来必要 │ 積立額↓ │ となる額│ │ ┌─┬─┬─────────┬─┬─┤ │ └─→│ │ │ │ │ │ │ │ ━━┿━┷━┷━━━━━━━━━┷━┷━┿━━┿━━┷━ │ n年間 │ │ │←───────────────→│ │ ↓ 「将来必要となる額 × 減債基金係数」で計算 本問とは逆に、一定の金額を毎年積み立てて、将来いくらになるのかを求めるときに使う係数が「年金終価係数」です。「減債基金係数」とペアで理解しておくことがポイントです。 ────── COPYRIGHT (C) 2008 Katasuhiko Nakano All Rights Reserved. ────── お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2008.08.04 12:53:53
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