カテゴリ:演奏会
この公演、たしかソールドアウトだった、と思いますが、どうだったでしょう?
大阪 大阪市中央公会堂中集会室 大阪クラシック第56公演 大フィルアンサンブル(Vn:力武千幸、鈴木玲子、今城朋子、三瀬麻起子、松川朋子、山本彰、橋本安弘、中西朋子、近藤緑、塩田良正 Va:上野博孝、周平、松本浩子、橋爪郁子 Cello:近藤浩志、田中賢治、石田聖子、庄司拓 Cb:林俊武、山田範夫 Cem:秋山裕子 Ob:大森悠、怱那有紀子 Fg:久住雅人 Tp:秋月孝之、篠崎孝 テレマン:ターフェルムジーク第3集より2本のオーボエとバスーン、弦楽 変ロ長調 ヴィヴァルディ:2本のトランペットのための協奏曲 ブリテン:前奏曲とフーガ(18の弦楽器の為の)作品29 この公演には、どうしても来たかった。なぜなら、今年の大阪クラシック、この公演を外すと中集会室に僕が来ることのできる公演がもうないから、なんですよ。土日に中集会室を使った公演が一つもない!! ぐすたふくん、この中央公会堂、大集会室よりもなによりも、この中集会室の欧風王朝バロックを彷彿とさせるような佇まいとその高い天井が生む響きがなによりも大好きなんです。前にも書いたけれど、ここ、大大阪の遺産の中で、ヨーロッパの貴族文化の遺産を聴く・・このことの、何とも言えない至福・・・・大阪クラシックの醍醐味のひとつ、といっても過言ではありますまい。 テレマンが今一つ乗り切れない演奏であったけれど、ヴィヴァルディは今が旬のペット二人の競演がなかなか。でも、僕の一番の目的であったブリテンが、やっぱり一番の聴きものでありましたね。 この曲、CDで聴いていると今一つ分からなかったが、実際に聴いてみるとなぜ18の弦楽器奏者と書いてあるかがよくわかる。各奏者、一パートになるところが有るんですよね。フーガでこの18声部が複雑に絡まる辺りなど、ライブならではの迫力であります。これが聴けただけで、わざわざ足を運んだだけのことはある。 ただ、ちょっと全体として通したとき、ちょっとトークの時間が多すぎて、だれた感じはしました。ここら辺、普段やり慣れてないことだけに、難しいんでしょうけどねえ。 でも、満員御礼、立ち見がずらっと並んだ演奏会、大阪クラシックならではの親愛の雰囲気に満ちたもの。今日で中日、明日は中押しのシンフォニーホールでありまする!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 2, 2009 11:26:33 PM
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