カテゴリ:世界がワクワク・ドキドキになる魔法
とても面白い選挙でしたね。 今回、大量の新人政治家が当選しました。 そのことで不安に思う人が、私の周りにも結構いて、 議論になりました。
「ベテランの政治家がこれまで運営してきて、 こういう状態になったんだから、 ベテランだから、いい、というわけじゃない。」
「いや、一から勉強しなきゃいけない人が大量にいたんじゃ 仕事にならないじゃないか。 ベテランのまずさよりも、もっと酷くなる。」
私は、ベテランの政治家を「プロ」と言うとすれば、 今回、「アマチュア」の政治家が入ったことに、期待をします。
アマチュアなのに、期待をするのではありません。 アマチュアだから、期待するのです。
私の言う「プロ」は、いわゆる専門家という意味です。 科学の世界でもそうですが、 専門家は、特定の分野では強いのですが、 縄張り意識が強く、部外者に立ち入らせないところがあります。 反対に、専門外のことについては、あえて手を出さない傾向があります。
それに対して、アマチュアは、好奇心こそが、原動力ですから、 興味がわけば、専門外だろうが何だろうが、首をつっこみます。
そして、科学の大きな業績というのは、 専門分野を極めたというよりも、 人が手を出さないところに、手を出した成果という意味が 大きいのです。
だから、新しい科学を切り開くには、アマチュアの力が重要なのです。
政治の世界でも、縄張り意識で、ガチガチなんじゃないでしょうか? そこに、アマチュア感覚で、失敗覚悟で、 どんどん手を出して、今まで光を当てられていなかった分野に いろんな角度から、議論をして欲しいと思います。
その意味で、変に「勉強」なんかしないで、 好奇心のアンテナを張り巡らし続けていっていただきたいと願います。
もちろん、実際の政策を立案するには、研究が大切です。 つまり、アマチュア的な政治の専門家になっていただきたいと エールを東北の片隅から、お贈りします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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