ハバネロ
養蜂場の畑で栽培していた『ハバネロ』の一部を収獲しました。この『ハバネロ』の種は昨年、養蜂の師匠から頂いたもので、これを種蒔きし、育てたものです。ハバネロの熟す前の実は緑色ですが、熟すると様々な色に変わるのです。そして最も一般的なのはこのオレンジ色のものなのです。以前は世界で一番辛いトウガラシでしたが、現在ではハバネロよりも遥かに辛いトウガラシが存在する事がわかっており、2006年12月にエスビー食品が開発した品種「SBカプマックス」が、そして2007年2月にはインド・バングラデシュ産のシネンセ種の一つブート・ジョロキアが世界一辛いトウガラシとしてギネスブックに認定されたとのことです。唐辛子の辛さを示すスコヴィル値が 1,041,427 に達すると言われています。ちなみにピーマンが 0、タバスコが 1,500 ~ 2,500、鷹の爪が 40,000 ~ 50,000 だそうですから、ブート・ジョロキアの桁外れの辛さが分かるのです。よってこのハバネロは現在は第3位の辛さと言うことでしょうか。ハバネロは単に猛烈に辛いだけでなく、柑橘系のフルーティーな香りがあるのです。日本では東ハトが「暴君ハバネロ」を2004年に発売して以来、激辛スナックブームが起こり、急激に知名度が上がったと師匠から昨年教えていただきました。この実は激烈な刺激性をもっており飛沫したハバネロの汁が眼の周辺、鼻、耳、皮膚の弱い部分等に付着した場合はすぐに洗い流す必要があるとのことです。しばらく放置した場合、火傷のように爛れる場合があるので注意が必要が必要との情報ですが・・・・。よって『菜種危険物』?なのです。妻の職場の友人にこのトウガラシを昨年差し上げたのですが、これのオリーブ油漬けをスパゲティーにタバスコの代わりにかけて食べたところ美味であったとのことで、今年も楽しみにされているとのことで、妻が職場に持って行ったのでした。そしてこの辛い唐辛子を育てている私は、辛口の人間なのかと思いをはせている『アラカンオジサン』なのです。