人間とAI 12
そして現在広島で行われているG7(主要7か国首脳会議/先進7か国首脳会議)においても、今後のチャットGPTを含めたAIをどのように使っていくかを話し合う場面があったらしい。さもあらん・・・である。例えば、アメリカ合衆国の大統領選挙に立候補できるのは人間でなくてもいいのだ。合衆国憲法上そのように規定されている。もちろん「人間以外が立候補するわけがない」または「誰かが供託金を支払って人間以外の生物か何かを立候補させたとしても、それに投票する国民がいる訳がない」という考えに基づいている。しかし今やそれをバカにできない時代になっている。AI大統領・・・どこの政治団体にも圧力団体にも気を使わずに、ただただ国民の側に立って政治をしてくれるとすれば・・・投票する人が少ないとは言い切れない。2020年、再選を目指すトランプ大統領とバイデン候補が戦った大統領選挙の投票率は歴史歴に高かったと言われている。その投票率は・・・66.7%・・・ちなみにヒラリー・クリントン氏とトランプ氏が戦った2016年は60.1%その前のバラク・オバマ氏とミット・ロムニー氏が戦った2012年は58.6%だった。