窪川アグリなユル研修記3 休日 前編
1週間以上のタイムラグがあるのだが。先々週の日曜日。平日はプライバシーの少ないここアグリ塾の寮。その一室でたまにはカタツムリのごとく殻に閉じこもってじっとしていようと思っていた。だがはた迷惑なことに余りにも天気が良かったので仕方なくブラブラとそこらへんを観光して写真ぱちくりと撮って来たのでお節介にもレポートしようではないか、という魂胆ですよ。ま、ツベコベと言わずにとくと見られよ。まずは、「四万十町(旧窪川町)の市街地から一人ポッチで四万十川を辿ってみようではないか2010 春 上流編」 をお送りしよう。よーし、なんだか楽しくなってきたぞ。では窪川の駅前から3分で四万十川を渡る。渡りきるといきなり田んぼのど真ん中に突入だ。ま、そんな写真は面白くないので勿論撮ってない。すぐに再び四万十川が現れ川沿いに時折緩やかなカーブが続くような道を進む。桜並木が続き、四万十川桜マラソンのノボリが立っていた。四万十川には沈下橋がたくさん架かっている。ああ、ユルい。ユル過ぎるぞ。しかし、なんだか猛烈に眠くなってきたな、と思っていたら少し前から前方を走っている軽トラに気付いた。この軽トラ、ギリギリ片側車道内に収まっているものの右に左にと妙にマッタリしたテンポで蛇行を繰り返している。はじめは召されかけのジーさんが時々コチラに戻ってきては慌てて呼吸して手がブレてるんじゃなかろうか、などと不届きなことを想像していたのだが、どうもそうではなさそうだ。(当たり前だ)ハッ!いかん、いかんぞ。ボンヤリ見とれていたが、このテンポは催眠状態の脳波であるα波を引き出すと言われる、 1/f(エフ分の一)のゆらぎではないか! 危ねぇ、うっかりヤラれるところだった。四万十の民、恐るべし。(そんな訳ないやろ)ま、そんなユルい桜並木の続く道をちんたら走りながら綺麗な四万十川を眺めているだけでとても癒されましたトサ。岩本寺へと続く。「ねはんの里」