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カテゴリ:播州一献 @兵庫宍粟
兵庫の山奥にある蔵
壺阪雄一君が醸す 播州一献 その播州一献を定番にしているお店が学芸大学にあります 「御料理 山もと」 が食楽10月号P45と東京カレンダー11月号P43に載っています 食楽さんの方では店主の山本さんと可愛らしい奥さんの楽しげな雰囲気が伝わる記事 東京カレンダーさんの方はお料理の素晴らしさについて伝わる記事 いづれにせよいいお店な感じが伝わってきます その山もとさんでの中心商品 播州一献の秋の酒が届いています ![]() 播州一献 純吟ひやおろし 今年は常温熟成がいくつも到着している今年の秋酒 その中でも 播州一献は坑道貯蔵 蔵の程近くにある明延鉱山 閉鎖された鉱山に残された坑道に貯蔵 光が入らず温度もほぼ一定 もともとボリューム感のあるお酒を造っている播州一献 このひやおろしは 熟成感がたっぷり いつもの旨味たっぷりの純吟に枯れた感じをプラス 燗が最高にうまいお酒です そろそろ燗酒もいい季節になって来たところでのご紹介でした ちなみに普段のお酒は安心の低温瓶貯蔵です ================================================================== いわゆるーひやおろしーに代表される 秋のお酒について 冷卸(ひやおろし)とは、字の如く 冷やで卸すことから付いた名称 伝統的に日本酒はしぼった後、加熱殺菌(火入)を行ない、出荷前にもう一度加熱殺菌を行ないます 通常のお酒とは違い、この2回の加熱殺菌のうち後半の加熱殺菌をぜずにそのまま出荷するお酒のこと 冷蔵庫の無い昔は、蔵内(昔の蔵は涼しかった)で貯蔵されていたお酒をそのまま出荷するので、冷たいまま卸すことから冷卸 秋の酒でよく使われる言葉に 秋あがり が有ります 秋になると味わいが向上する、そのまんまです 冬にしぼられたばかりのお酒もフレッシュで美味しいのですが、 昔からひと夏越えて、程よく熟成したものが特に珍重されました お酒って不思議で、時間と共に、しぼりたてには無い、柔らかさやふくらみの有る味わいが生まれてきます 秋になり涼しくなった外気温と蔵内の貯蔵酒の品温が同じくらいになった時が特に美味しいと伝えられていました 現在は多くの良心的な蔵元さんでは手間や場所は取りますが「瓶燗火入」「低温瓶貯蔵」の方式をとっていますので、昔でいうところの「ひやおろし」とは厳密には変わってきているところが多数有ります。 しかし、いずれにせよ「より美味しい状態で届けたい」という気持ちからとった処置であることは間違えありません。 季節を感じることの出来る日本酒ならではの楽しさであり奥深さですね ==================================================================== お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/09/24 04:26:55 PM
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