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もう、とも思うし まだ、とも思うし。
あの大地震から8年ですね。 一石屋では不十分な管理の為、多くのお酒を割ってしまいました。 特に倉庫の冷蔵庫内はひどい状態で、数百本のお酒が割れ、庫内がプールのようでした。 その後知ったことですが、宮城塩釜の阿部勘さんでは、蔵内において一本たりともお酒が割れていませんでした。 もちろん幸運も重なってのことかもしれませんが、これには理由がありました。 阿部勘さんでは冷蔵庫内で瓶貯蔵されているお酒たちは、必ずパレットを噛ませ、その上ラップ巻きを施していたことに起因します。 これは現杜氏平塚さんが先代の杜氏である伊藤さんより伝えられていたチリ沖地震での教訓を踏まえての行動。 このやり方ですと、普段は出荷のごとにより手間がかかることは明白ですが、それ以上に自分たちが手塩にかけて醸したお酒たちを大切にするという、基本的な生産者としての志が貫かれているからだと思います。 これを知って一石屋では、先の地震での被害を悲しむのではなく、次に起きた時に大切な商品を守る糧にと考えるようにしました。 今日も防災や、いざ大きな地震や災害が発生した時の行動確認等がテレビで流されていました。 常に自分のことのように考えられるようになりたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/03/11 07:16:38 PM
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