テーマ:映画レビュー(890)
カテゴリ:SF
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今年のハリウッドはヒーローものが大流行。 原作ものばかりの中で、オリジナル脚本で頑張っている一風変わったヒーローものが公開されたので早速観てみた。 それはこの映画(^-^)b 「ハンコック Hancock」(2008 米) 『スーパーヒーロー、始めるぜ。』 監督:ピーター・バーグ 制作:マイケル・マン ウィル・スミス 他 制作総指揮:ジョナサン・モストウ 他 視覚効果スーパーバイザー:ジョン・ダイクストラ 出演:ウィル・スミス ジェイソン・ベイツマン シャリーズ・セロン 「どんな話?」 スーパーパワーを持ちながら、他人との関係をうまく築けないため酒びたりの日々を送るハンコック。凶悪犯罪の解決に乗り出すものの、その度にビルや道路は破壊し放題。常にやり過ぎな彼に人々の非難が集中していた。ある日、帰宅途中踏み切りに閉じ込められたPRマンのレイを助けたものの、またもや自動車や列車を破壊したことで罵声を浴びる。人の良いレイは、命の恩人の彼を自宅に招待したが妻のメアリーはハンコックの無遠慮な態度が気に入らない様子。しかしさらにレイが思いついたのが、ハンコックのイメージアップだった。果たして… コメディ仕立ての人情SF映画。 少々ファンタジックなヒューマン・ドラマで、アクションがメインのヒーローものじゃあない。 (´ε`) スーパーパワー同士の乱闘シーンはあるものの、スーパーヒーローに対抗するスーパー悪役が登場しないので、スーパーアクションを期待すると肩透かしをくらうよ。 能力を持て余す酔いどれスーパーヒーローが、なんとなく本物になる過程を描いているので所々しんみりするし、正体に関わる部分は涙もの。 とにかく設定がものスゴく面白いし、制作費の割りに92分しかないから展開が早くて飽きずに楽しめる。 ウィルのファンもそうでない人も、興味があればぜひ。 (^-^)b オススメです。 まずウィルに謝らねば。 m(_ _)m 「オレ様」ウィルのことだから、てっきり単純明快、勧善懲悪、気分爽快な能天気ヒーローものだと思いこんでたら、全然違った。 大方の予想通り、ダメダメヒーローが成長して一人前のスーパーヒーローになるのが基本線なことには変わりないけど、ちょっとヒネりを加えてある。 その部分が賛否両論。 私はかなり面白かった。てか、それがなければありきたりなスーパーヒーローコメディなので、がっかりするところだった。予想を見事にハズしてくれたのでかなり嬉しい。 (^o^)/ 私はウィル・スミスさんが少々苦手なんだけど、このハンコックはハマり役。多分間違いなく作られる続編が今から楽しみなくらいだ。 酒びたりでベンチでごろ寝。子供にも「くそったれ」とののしられるハンコック。通りすがりの女性のお尻を触ったり、手鼻をかんだり、たちの悪いただの酔っ払い。 自分のスーパーパワーを活かすため一応犯罪現場へ飛んでいくんだけど、酔っているからあっちへフラフラこっちへフラフラ、あっちのビルをドカン、こっちのビルにガシャン。 /(x_x)\ しかもやり方が乱暴なので、犯罪者を捕まえるために数十台の車がオシャカ、ハイウェイはボコボコ。天文学的な損害だ。上からも下からもマスコミからもののしられて、ちょっと可哀想だけど自業自得。仕方ない。 オープニングは大笑いして楽しもう。 イメージアップ作戦とその後の展開はスーパーヒーローものとしては異色。軽い笑いをまじえながら、ちょっとしんみり。ちょっとハラハラできる。 (^_^;) そして後半はガラッと趣が変わる。そこからが本番だ。 ストーリーもアクションも一気にスピードアップ。ラストまで別の意味でドキドキできて楽しかった。 ヽ(´▽`)ノ 変わると言えば、シャリーズさんは相変らずキレイなんだけど、メイクが違うだけで雰囲気も変わってしまうのは、さすが役者バカ。 ラストのハートはいらないと思うし、少々落ち着きの無いカメラが残念だ。 (`ε´) でも、今までにないヒーローものを生み出したオリジナル脚本はかなり頑張ったものなので、劇場で観ても損はしないと思う。 アメリカのことを深読みしてもイイし、何も考えずに笑って観てもイイし色々な楽しみ方ができる映画だと思った。 オススメできる○:叙情的ヒーローものが見たい人 オススメしない×:とにかくアクション、とにかくスカっとしたい人 … あちゃー「スーパー…」「スーパー…」って使い過ぎ。 大安売りか!? (>_<) 押していただければ励みになります お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月13日 22時11分16秒
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