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はりきっていこう(^o^)/

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2008年12月28日
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カテゴリ:バカ



え~、公開早々に観たのですが諸事情で今頃UP。
(^_^;)

それはこの映画(^-^)b


「ウォンテッド Wanted」(2008 米)

『1を倒して、1000を救う』
オリジナルのキャッチコピーは
『Choose Your Destiny』=運命を選べ=腹を決めろ
なので、ヘッポコな日本のキャッチに惑わされないように。
R-15

監督:ティムール・ベクマンベトフ
原作:マーク・ミラー J・G・ジョーンズ 
出演:ジェームズ・マカヴォイ アンジェリーナ・ジョリー トーマス・クレッチマン モーガン・フリーマン

「ナイト・ウォッチ」(2004)「デイ・ウォッチ」(2006)の監督・脚本で注目を集めたベクマンベトフ監督のハリウッド進出第1作。
原作はグラフィック・ノベル(要するに大人向けのアメ・コミ)


「どんな話?」

さえない会社員のウェスリーはルーティーン・ワークや女性上司にうんざりし、不安神経症を抱えながら日々を過ごしていた。ある日謎めいた女性フォックスと出会い、突如始まった銃撃戦に巻き込まれたことから自分の運命が大きく変わろうとしていることに気付く。そして…



えと
普通の人とは違う"異人"、つまり超能力者同士の争い・戦いを描いたSF・アクション映画だ。
(^-^)b

監督の趣味が爆発してて、かなり先鋭的で斬新な映像がてんこ盛り。
ガン・アクション、カー・アクションは今までに見たことのない映像を楽しめること請け合いだ。

普通のアクションとして観ると違和感があって入り込めないかも知れないけれど、「センス・オブ・ワンダー」があれば大丈夫、すぐ馴染める。

前後半で雰囲気やテンションがガラッと変わってしまうのが玉に瑕。脚本は練りこみ不足が目立つし、全体的に荒削りな感じ。
(´ε`)
でも、妙に洗練されたいわゆる「スタイリッシュ」な映画よりよほど勢いを感じるので、観ないと損。

劇場公開を見逃した方は2/25のリリースを待とう!
(`へ´)b



こりゃ面白い。
(^▽^)

始まったとたん、いきなりの襲撃・反撃・狙撃。
このオープニング・シークエンスは満点。近来まれに見る出来のよさ。
つかみはOKどころか、観客の心鷲掴み。
(≧ω≦)うはは

これを観て後の展開に期待しない人はいないと思う。


そして、主人公同様何が何やら分からない内にあれよアレヨと怒涛の展開が始まる。
前半1/3でようやく主人公が腹を括り、「WANTED」となっていることを知ってニヤリとするまでで鑑賞料金の元はとれるくらいだ。

もちろん中盤、終盤それぞれ見せ場を作るサービスぶりで、私は大満足。
"風呂"のようにバカな設定もあるし。
(≧ω≦)うはは


そして、やってくれました!
\(^o^)/
うひゃ~。
「デイ…」でホテルの壁面を走らせてたからひょっとしてと思ったら、今回はバス!

次回作のカーアクションが楽しみ。楽しみ!
o(^▽^)o



「レインマン」や「マーキュリー・ライジング」のように精神的にバランスが取れていない人が驚くような能力を持っていたりするのと同じく、主人公のパニック障害も実は特殊な能力が原因。

ま、ダメ男くんが実はスゴいんだぞって単純な設定なのかも知れないけど、それはそれで青年の成長物語にもなっているようだ。
「S.W.」と同じく"父親越え"もテーマになっているんだろう。



それと、監督の「ウォッチ」シリーズは「善悪が定かではない2大勢力の戦い」がテーマが原作の映画だけど、本作はそれを一ひねりしているのが嬉しかった。
(^_^)



一番気になったのはアンジー姐さん。

ちょっとやせ過ぎだし、ハマり過ぎてて怖過ぎる。
(^_^;)

確かに画面に登場するだけである種の雰囲気はあるし、こんな映画に出てくれるのは嬉しいけれど、はっきり言って別に姐さんじゃなくてもイイし特別魅力的な姐さんが観られる訳でもない。

それにしても、ちょっとセクシーなら誰でもいい役を引き受けるってことは、この手のB級っぽい役が好きなのかな?
もしそうなら、ものスゴく嬉しい、ありがたい。

本作はイマイチだったけど、懲りずにもっともっと出て下さい。
お願いします。
m(_ _)m



本作のように映像重視の作品は、お話の内容を理解する前にパンチの効いた映像に眼を奪われてあたふたするのが最も下手な鑑賞だと思うので、まずつべこべ言わずに映像を楽しむべし。
(`へ´)b

ストーリーや設定なんか後で分かるし、少々分からなくても気にしない気にしない。

しかも、TVドラマの拡大版のようなペラペラに薄い情報量しかないどこかの国の「お助けもの」とは違って、1画面の情報量が古いモノクロ映画並みに多くて濃い。
観れば観るほど面白いよ。


ハリウッドらしからぬなんとなく重くて暗いロシア風味の映像は好みの分かれるところだろう。



「銃弾をカーブさせる」
もうそれを映像化しだけで本作が映画史に残ることは決定!

とにかく、見逃すにはもったいない映画だと思った。



オススメできる○:「忍法帖」ファン、SF・アクション映画ファン
オススメしない×:SFが嫌いな人、勧善懲悪単純明快全部説明映画の好きな人



余談

私は、アトラクションに入れずとも十分楽しめるのでU.S.J.によく行く。
(仕事帰りに寄ったりもするから、回数だけなら40回超えてるかも(^_^;))

せっかくユニバーサル制作なんだから

「ウォンテッド・ザ・シューティング」

なんてのを作ってくれないかな?
(`▽´)



【以下ネタバレ、毒吐きあり。要注意!!!】





余談2

バスの次が列車なのは、お話をエスカレートさせるのには自然な展開だと思うのに、なぜ列車だけが問題にされるのか良く分からない。

「たくさん死んだ」じゃなくて「なぜ死なないのか?」がポイントなのに。

超人性を印象付けるシーンで画面外のことにクレームを付けられてしまうのは、監督が未熟なせいなのかな?確かに乗客を乗せ過ぎかも知れないなぁ。

でも、超能力者同士の戦いに巻き込まれた普通人が悲惨(戦時の牛犬猫蟻蜂と同じ)なのは当たり前なんだけどなぁ。
(´ε`)



余談3

日本版のキャッチ『1を倒して、1000を救う』は劇中のセリフからなんだろうけど、それは「フラタニティ」のカルトっぽさを表してる言葉。

目的の為には回りの迷惑を考えない狂信的な自己満足カルト、フラタニティ。それに囚われるか、開放されるかがミソ。

なのにへっぽこな宣伝に文句を言うのは筋違い。
まして、感想でよく見かける「1を救って1000を殺す」なんて…
(//▽//)



余談4

ベクマンベトフ監督が大好きで、影響を受けて超えようとしていることを公言してはばからないのが「マトリックス」。

初作の公開時には「コンピューター・ウィルスとセキュリティ・ソフトの戦い」ってことが分からない人が多かったみたいだけど、「アニマトリックス」等で周辺が固まり、続編で一応の説明がなされたのでなんとなく収まった感じがある。

でも、ウォシャウスキー兄弟が2作目3作目のために後付けで考えた部分が「分からない」人がいるってことは、寄ってたかって説明したのが初作部分だけだからなのかな?

説明不足もあるけれど、そんなに説明して欲しいのかな?
(´ε`)

本作も同じ。
「分からん」「筋が通らない」「説明不足」etc

どうでもいいことにこだわる人が多いのはナゼだろう?

自分で考えればイイやん!
o(`ω´*)o

その方が楽しいのになぁ。
できないのかなぁ。
イヤだなぁ。
寂しいなぁ。
(-ω-;)

ベクマンベトフ監督、ぜひ続編も作ってちょこっと説明してあげて下さい。
お願いします。
m(_ _)m





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最終更新日  2009年01月03日 07時16分02秒
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