イスラエル プライベート・コレクション・カベルネソーヴィニヨン・メルロー2013 カーメル・ワイナリー
昨夜の白に引き続き、同ワインの赤を。 イスラエル ガリラヤ地方 Galilee プライベート・コレクション・カベルネソーヴィニヨン・メルロー2013 Private Collection CabernetSauvignon Merlot カーメル・ワイナリー Carmel Winery カベルネソーヴィニヨン50% メルロー50% ステンレスタンクとアメリカンオークとフレンチオークの樽で熟成8ヶ月 アルコール分14% 輸入:コストコホールセールジャパン株式会社 購入価格:1079円色はやや濃い紫。香りはブラックベリー、カカオ、革、鉛筆、インク、コーヒー、杉?クローヴ?味は渋味と薄く酸味を伴う苦味。余韻に薄い苦味と渋味。あー・・・、普通だな。最初の一口目の印象が白の方とほとんど変わらない。一応、ほどほどの香りに渋味基調のまっすぐな味わい。品種の特徴はそれなりに感じられる。カベルネとメルロー特有の渋味と、香りと一致した苦味感は奇を衒わない正統派の流れ。14%のアルコール度の割には厚みも勢いも無く、ガブ飲みワインの一種と見れば、たまにはこんなのもアリって思える。ただなんか・・・飲んでて「香りのうるさくない安チリワイン」のイメージなんだよな。安い印象が全体について回る。ワインの染みた圧縮コルクの香りを嗅いでもやっぱり安い。値段なりのレベルの話で言っても、深みも個性も感じられない。総評は白と大きく変わらず、やや悪い意味で普通。飲んでて不味くはないけども、何も印象に残らない。同価格帯同品種ならチリはもちろん、ラングドック、カリフォルニア、アルゼンチン、オーストラリアと比べても下位レベル。飲んでて甘味が足りてない、必要以上にドライな飲み口に感じたので、ダイレクトに甘味を補填出来る料理が良いかも。ソース無しの蜂蜜がけチーズピザ、ポークやチキンのソテーのママレードソースとか。そういえばママレードを使った料理といえばイギリス料理か・・・・・。イスラエル(の地域)問題にイギリスが介入という歴史も有ったなぁ、とか思い出せたwww。とりあえず、税抜1000円ならギリギリ値段相応。でも「イスラエルワイン」という珍しさの点に興味が無ければ、コスパはあまり良くない。チリワインなら800円前後でザラに有るレベル程度の美味さ。でも料理によっては意外と(?)何とかなったりするかもしれない。