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カテゴリ:家具
私、学生時代は勉強が苦手でした。
なぜなら、座りすぎるとおしりにデキモノができるから。 いや、痔的な意味ではなく。 そんな悩みを抱えた私が今使っているワークチェアは岡村製作所の「コンテッサ」という製品です。 使い始めてからもう11年か12年か、それくらいになります。 独り暮らしを始めてからしばらくした頃に買ったんですが、当時は昼間は事務、夜はプログラムの専門学校に通っていて、休みの日も家でほとんど座っていたので、悩みは深くなるばかりした。とにかくお尻が痛いんです。 いや、だから痔的な意味ではなく。 なので1年くらいかけて、払える金額はボーナスの半分まで、座面はお尻が蒸れないメッシュのハンモック構造の椅子と決めて、ずっとリサーチしてました。 その結果、候補に挙がったのは、発売後10年ほど経過して盤石の定番になっていたハーマンミラーのアーロンチェアと、それを追撃する形だったオカムラのコンテッサ、少し遅れてもう一種類いました。 最後の一種類は、少し安かったのですが、デザインと機能性が弱く、それでもそこらの安物よりはかなり良く、値段はアーロンチェアやコンテッサの半分ほど。 心の底から満足いくわけではなかったけど、コストパフォーマンスは高く、自分のレベルならこれくらいかなという感覚がありました。 普通の人ならそっちを選んだんじゃないかと思います。 そんな時にたまたま目にしたキャッチフレーズが、 「よい品は結局おトクです」 という岡村製作所のキャッチフレーズでした。 今では魂の底までその思想に染まっていますが、当時はまだ激安の道具を不満を抱えながら使って、頻繁に壊れて買い換える生活を送っていたので、その発想は新鮮でした。 そんなわけで、3番目の選択肢は消えました。現在、3番目のシリーズは、楽天、ヤフー、アマゾンで検索して出てこないので、定番化には失敗したようです。 10年以上経過して、アーロンチェアとコンテッサは今も販売されている状況から見て、当時の判断は正しかったと言えるかもしれません。 比較的簡単に3番目の選択肢は消えましたが、かつての日記を読み返した限りでは、アーロンチェアとコンテッサの どちらを選ぶかについては、当時の私は相当悩んでいたようです。 どちらが「良い品」か決めかねてました。 【アーロンチェア】
当時の評価ではワークチェアの最高峰でした。デザインも機能性も文句なし。 しかし、当時の部屋のコンセプトカラーが、白・銀・青の3色だったんですが、アーロンチェアは黒と灰色しかありませんでした。しかも、当時欲しかったパソコンの販売会社だったゲートウェイなどがいきなり日本の撤退を発表するなど、次々と外国企業が日本を撤退していく出来事があり、外国企業に対する疑心暗鬼もあったようです。 結果、アーロンチェアは選ばれませんでした。 【コンテッサ】
国内企業が作っていて撤退の心配がなく、信頼性もありそうで、座り心地もアーロンチェアに負けておらず、色のラインナップもかなり豊富でした。 今は肘掛けの高さ調整機構などが見当たらなくなっていますが、昔はあり、当時これ以上は考えられないものでした。 今も不満なく使えていて、これまで私を支えてくれました。もしも職場に自前の椅子を持ち込めるなら、このシリーズを持って行くでしょう。 何度も言うようですが、痔対策とかではなく・・・ ちなみに、そろそろ座面が汚くなってきました。張り替え時期かもしれません。 良い品が本当にお得かどうか、そろそろ確認の時期かも知れません。 あ、当ブログの他の記事も全部読んだという方は、他の人気のサイトはいかがでしょう? うちもまた記事を更新するので、ブックマークしておいてくれると嬉しいですが、他の方の記事も面白いですよ~。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんにちは。
実は私も昨年、悩みに悩んでコンテッサを購入しました。 購入までに至る紆余曲折は、ほぼダンナさんと同じ道を辿ったと思います。笑 私が買った時はヒジかけが昇降する従来のものと、デザインアームという昇降しない2パターンあったと記憶してます。 シートの張り替えされるときは是非レポしてもらえると、 私の10年後の参考になって助かります!笑 (2016.04.14 12:27:33)
おおっ!?趣味が合いますね。
コンテッサ、今そんなことになってるんですね。肘掛けが昇降できないやつだと机との干渉が気になるところですが、ni-noさんはどちらを選んだんでしょう? 張り替え、今部屋に青がないので、座面の水色をやめて灰色にしようかとか思ってますが、少し汚れている以外、座面自体はしっかりしているので迷ってます。また決断したらレポしますね~ (byダンナ( (2016.04.17 14:03:35) |