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テーマ:●食べた物の画像♪(85282)
カテゴリ:フレンチ
<前回から続き>
ホテルを正午前にチェックアウトして、なぜか来た時よりも重たくなった手荷物をスタコラ運んで品川駅方面に向かいました。 あれだけ朝食を食べていますが、ランチのために多少余力を残していました。 と言うのも、前日に急に思い立ってフレンチのランチを予約していたからです。 予約したお店は「Chemins(シュマン)」というフレンチレストランです。 お店の場所は、私の職場がある「溜池山王」からすぐ近くの赤坂二丁目にあります。 近くにありながら、ずっと「いつか行ってみたいお店」でしたが、今回初めて利用することができました。 お店は木々が生い茂ったテラス席と全面のガラス扉で仕切られたダイニングルームで構成されています。 暑い日でしたので、アペリティフは相方と一緒に「Coupe de Champagne」(グラスシャンパーニュ)を注文してみました。 シャンパーニュにしては、パンチが効いていないテイストと香りでしたので、サービスを担当してもらったギャルソンさんに尋ねてみると、これはシャルドネ100%の「クレマン・ド・ブルゴーニュ」とのことでした・・・確か「グラスシャンパーニュ」と言ったつもりでしたが、想定外のものが出てきたので、ちょっと「がっかり」でしたね。 私たちが注文したのは、"Menu midi"(軽めのランチコース)で、オードブルを2品選べるコースにしました。(税込3,900円) まずは、上画像の「アミューズ」(胡桃とブルーチーズのもちもちパン)から出てきました。 ブラジルの「ポンデケージョ」のようなパンでしたが、焼いてくれている間からチーズの良い香りが漂ってきていました。 フォークの大きさと比較してもらうと分かると思いますが、1個だけではちょっと小さすぎるなぁと思いました。 続いて、オードブルの1品目は、シュマンさんのスペシャリテだと言う『人参のムースとコンソメジュレ、雲丹添え』(Coupe de mousse de carotte en gelée)を選んでみました。 コンソメジュレの下にムースが隠れていますが、この人参ムースのカロチン的な甘さとコンソメが良く合っていました。 雲丹はほんの少しだけ入っている感じですけど、ムースとジュレだけでも十分堪能できる一品です。 最初の画像では、ジュレの色がイマイチなので、上から覗き込むように撮ってみました。 こちらの画像の方が美味しそうに見えますね。 2品目のオードブルは『江戸前穴子のフリット、アボカドとトマトのサラダ』(Congre frite avec salade d’avocat et de tomate)を選んでみました。 献立の名前、画像の見た目だけでは味付けやソースの種類が分かりにくいと思います。 実はこのソースは「バルサミコ風味のカレーソース」になっていました。 アボカドとトマトの他にも「キュウリ」と「ルッコラ」が使われていましたので、何となく「イタリアン風」のお料理だと感じましたね。 でも、「穴子」は身もしっかりしていて、こういう味付けのフリットでしたらクドくなくて、いくらでも食べられそうです。 メインディッシュは、「本日のお魚料理」か「本日のお肉料理」のどちらかを選ぶようになっていましたので、私はPoisson du Jourだった『タスマニア産キングサーモンのポワレ バジルとトマトのソース』をお願いしました。 ちなみに相方さんは「お肉料理」の『子羊のポワレ 粒マスタードソース』(画像なし)を選んでいました。 サーモンの皮が香ばしくパリパリになっていましたが、身の方は簡単にほぐれてしまうほど脂がのっていて良かったです。 付け合せの野菜も「カブ」、「ベビーコーン」、「アスパラガス」、「ほうれん草」など多彩で色合いも綺麗でした。 メインディッシュが片付いて間もなく、チーズワゴンが登場しました。 オススメを数種類と、自分達の鼻で香りを嗅いでみて良さそうなものを3種類選びました。 右画像は、エポワスのBERTHAUT(ベルトー)というチーズで、このパッケージには「アフィネ オゥ マール・ド・ブルゴーニュ」と表記がありますので、ブドウの搾りかすで作る「マール・ド・ブルゴーニュ」という蒸留酒で洗って熟成した「ウォッシュタイプ」のチーズということになります。 上で紹介した「ベルトー」は一番左に写っている「キャラメル」みたいな色をしているものです。 他2種も含めて、私たち夫婦のような「チーズ好き」には堪らないセレクトになりました。 ↑この日、「グラススパークリングワイン」を飲んだ後に注文して飲んだワインです。 さてこれは何でしょうか?(分かる人にはすぐにバレちゃいます) 同じワインのヴィンテージ違いを先日拙宅で飲んだ時は、非常に良い状態でウマウマでしたが、いただいたものはそこのレベルまでは達していなかったように思います。 まぁ、暑い気候やワイングラスのシェイプによっても変ってくるものですので、一概に単純比較できませんけど、結果的には「イマイチ」だと思わざるをえませんでした。 シュマンさんの「ワインリスト」を見させてもらいましたけど・・・久しぶりにワクワクしてしまうほどのもので圧倒されました。 アイテムの豊富さも然ることながら、その値段に驚いてしまいました・・・結構安いかも。 有名なグランメゾンや新進気鋭のフレンチレストランで供される同じワインの2/3から1/2ほどの価格設定でした。 数人でお店を訪れて、ちょっといいワインを飲みたいなぁなんて時には、かなりリーズナブルなお値段に収まるのではないかと思います。 最後に『デセール盛り合わせ』では、「マンゴーソルベ」、「ガトーショコラ」、「ココナツムースフルーツ添え」の3種がありました。 これだけあっても、ペロりと一撃です。(笑) ランチタイムで13時からスタートして気がつけば15時半をまわっていましたので、2時間半かけてコースをいただいたことになります。 記念日翌日のランチでしたけど、シュマンさんのお料理を堪能することが出来ました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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