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Okum

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Jul 6, 2008
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カテゴリ:Movie

ユリイカのスピルバーグ特集にまんまと影響され、『インディ・ジョーンズ:クリスタル・スカルの王国』を見た。以下ネタバレあり。

ストーリーの部分で、かなり「そうきたか!」と思わされた。オーパーツとして知られる「水晶どくろ」にまつわる伝説と、ロズウェル事件との、雑誌『ムー』の読者なら泣いて喜ぶような奇跡の組み合わせ。僕は『ムー』を読んでないけど、あのふたつをああいう形で絡ませるとは、たまんなかったよ(逆に、どちらのこともよく知らない人がこの映画を見たら、けっこう意味不明かもしれないが)。オーパーツは「当時の文明の加工技術や知見では製造が困難であるか、あるいは不可能な加工品」として定義されるもので、 「水晶どくろ」はその代表として知られているわけだけど、それがそもそも加工されたものではなく、「水晶で出来た骨格を持つ生物の頭蓋骨」なのだという発想は、思いつきそうで思いつかない斬新なものだと思う。

映画としても古き良きコテコテなアクション映画としてよく出来てて、途中まで期待したけど、最後のシーンでがっくり。すべての水晶どくろがそろうことで実体化(?)したあのエイリアンのビジュアルとか、「知りすぎる」ことで(?)KGBのアネゴが目から火を噴いて燃え上がるとことか、悪い意味でアホくさすぎ。特に、あの生物が「異星人」ではなく「別の次元の生物」だなんて、ぜんぜん筋が通ってないと思う。「別の次元」(って何?)の生物が、なぜこの宇宙の地球の僕たちとあんなに近い形と構造を持ってるのか納得できない。「別次元への入り口」が開いちゃったり、「宇宙と宇宙の間の宇宙」にUFOが飛んでっちゃったり、うーむ。いや、笑えるアホくささならいいんだけどさ。

でも、冒頭~水爆実験までのシークエンスが素晴らしいし、途中のアクションシーンのありえない出来事の連鎖もアホによくできてたし、最後の結婚式のシーンでインディの息子(トランスフォーマーに出てた俳優だよね)が床に落ちてきたインディの帽子をひろいあげ、自分でかぶろうとして、「すわ、次回からはこの息子が主人公になるのか?名前も父親と同じだし、ジョジョ的なサーガとなるのか?」と思わせといて、頭にかぶさる一瞬前にインディがその帽子を横取りし、「まだまだゆずらんぜ」とばかりにかぶって出ていくシーンとか、「映画的」な良いシーンがたくさんあったのも確か。

とにかく堪能しました。ときどき映画館で映画を見ると癒されます。






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Last updated  Jul 7, 2008 02:50:40 AM
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