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カテゴリ:絵日記三昧
大仏次郎、三島由紀夫、慎太郎が、そんな雰囲気を舞台に小説を描き、 裕次郎が、無頼な若者を演じた街。 そのゆえか、人々は、どこか洒脱で垢抜けていて、かつハートがあたたかい。 気の利いた街には気の利いたユニークな催し。 越中八尾の風の盆の歴史的創意も素晴らしいけど、 この横浜の祭りには新しい創意工夫がある。 先週の金曜日から横浜は大道芸祭り。 それに併せて、居酒屋ラリーが始まった。 桜木町から野毛、関内まで、粋な居酒屋、カフェ、レストランが並ぶ。 パスポートをわずか3500円で買うと5軒の店をはしごできる。 誘われて、金曜日にラリーに参加。題して”居酒屋スケッチラリー”。 結局、その夜の最終便まで、5件の美味しく楽しい初めての居酒屋を深訪した。 まず一軒目は、イタリア料理が酒の肴のPOZというカフェ。 木目の綺麗なカウンターに静かなジャズが流れる。 訪れたゲストには赤い蝋が入ったグラスに灯が点る。 ちりじり頭のバーテンダーリョウイチ君の笑みが優しく、 薄切りのパンをこんがり焼いた上の魚肉カナッペが美味であった。 自慢のイタリア料理を味わいたい。 が、今夜のうちに5軒はしごしないといけない。 たくさんの店の中から次に訪れる店を選ぶのも楽しく、 次の店へと向かった。 ![]() 語りたき 言葉残して 春暮るる お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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