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水彩画紀行  スペイン巡礼路 ポルトガル 上海、蘇州   カスピ海沿岸からアンデスの国々まで

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水彩画人 俊介

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カテゴリ:絵日記三昧
下田から秘境ヒリゾ海岸の途中に、

こんなひまわりの野が広がっていた。

スペイン巡礼路でもみかけた。

大好きな風景。




思わず感動して、つい言葉が出た。

「うわあ、ゴッホがいっぱいだ!」


人一倍、心が優しいゴッホは、真心から人に尽くした。

しかし、その過剰な愛情が、牧師としての道を閉ざし、

ゴーギャンすらへきえきして逃げ出した。

人との適度な距離が保てない。

自分では、どうにもならない人への優しさが、

かえって、人との距離を遠ざける苦しみ。

そんな悲しい思いが、黄色に救いを求めた。

ひまわり


暗い過去から、自分を励ます明るい希望の色。

風景にも、夜景にも、ひまわりの背景にも好んで使った。


しかし絵を描くものから言えば黄色は使いにくい色。

絵の具にはバルール「色価」と言うやっかいなものがある。

遠くのものは遠くに見えないいといけない。

黄色は派手な飛び出る色で遠景には使いがたい色。

しかしゴッホは、背景に黄色を使い遠景に黄色を使った。

それにもかかわらず、絵画として絶妙に調和し響きあっている。

不思議な才能である。何故こんなことが出来たのか。

答えは、ひとつ。理論ではない。絵を真心で描いたから。






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Last updated  2005/08/18 12:30:53 PM
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