カテゴリ:読んだ本
大風呂敷広げて、普通じゃないたたみ方をされた感じです。
「・・・は?」みたいな。 こういう世界なのよ、と言い切られたら、突っ込めない。 恩田さんの作品には多いんですけど、何だったの? というもやもやが残るのですよね。 とても好きな恩田作品はいくつかあるんです。だから次こそは、と期待して読むんですが、 半分は(読んでる私が)すっきりしないまま終わる。 (この幻想的な世界観が好きな人もいるとは思いますので、超個人的意見です) 友達が 「桐野夏生の『東京島』って本を読んだんだけど、あの終わり方はどうなのって 思ったんだよね。あのシチュエーションで大風呂敷広げて、どうやって決着つけるん だろうって、それが気になって読んでたのに」 と不満を述べておりました。 私もネクロポリスを読んだばっかりだったので、彼女の気持ちがなんだかわかりました。(笑) (東京島はあのシチュエーションからして私にとってはアウトだったので、 読むつもりなんですが、最後ももやもやじゃあ、一生縁はない本指定) 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 懐かしい故人と再会できる聖地―アナザー・ヒル。死者たちを『お客さん』と呼び、温かく迎えるヒガンという祝祭空間。連続殺人、不可思議な風習、天変地異、そこに新たな事件が―めくるめく想像力でつづられる謎とファンタジーの結晶体。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月07日 01時50分18秒
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