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つれづれなるままに―日本一学歴の高い掃除夫だった不具のブログ―

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2015.10.12
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カテゴリ:怪奇幻想小説
このあたり、怪奇小説というより、ミステリーや残酷小説が多い。

「13人の鬼あそび」エクス‐プライベイト・X
12人で始めた鬼あそびだったのに一人多い…その子は、死んだ女の子の霊だった…

「幻の孤島」H・T・W・ボースフィールド
本当にあったメデューサの島。

「復讐のロシア料理」E・M・ウィンチ
赤ん坊の肉と毒を煮込んで…何もかも奪われた高貴な女の復讐譚。

「汚れなき友情」ジョン・ラッセル
首狩族の友情。

「暗い旅立ち」フランシス・アイルズ(アントニイ・バークリー
女を殺して高飛びのはずが…犯罪心理小説。

「暗闇の声」トマス・バーグ
鸚鵡の姿をした悪魔。

「ヴァルドマール氏の病症」エドガー・アラン・ポー
催眠術が解けた途端、その生ける屍は…ラヴクラフトがこの短篇に触発されて書いたのが「冷気」

「運命のいたずら」E・W・ホーナング
『またまた二人で泥棒を』所収。愛しい女を殺されたラッフルズの苦悩。

「雨の夜の殺人」リチャード・ヒューズ
死んだふりは熊相手だけにするべし。ゆめゆめ「あの人を殺して私も死ぬ」タイプの女の前ですること勿れ。

「コップ一杯の殺意」マイケル・ジョセフ
姉を毒殺しようとして、失敗。ほっとする気の弱い青年。

「処刑公爵」オノレ・ド・バルザック
一族の血を絶やさぬために、自分以外の一族を処刑しなければならぬとは!『人間喜劇』より。

「アンジェラスの鐘」ウィリアム・ヤンガー
DV妻が信仰によって夫を殺したとき、高らかに笑ったのは…

「窓の中の分身」マーティン・アームストロング
老人は語る。自分は窓に映った分身のひとりであり、死者の肉体を借りて現世にいるのだと。それは事実か妄想か? 芥川龍之介が好みそうな一篇。

「浮気の呪術」R・H・バーラム
性悪妻と怪しげな薬剤師は主人公を呪い殺そうと企むが、もっと怪しげな香具師が彼を助ける…

「呪われた舌」クランチ・ベイン・クーダー
その子は失踪した夫の一粒種。ただたいそう残酷で、その舌には…

「邪神の復活」アーサー・マッケン
牧神パンがこの世に復活し、まぐわってできたその女の子が長じて、現れるところ必ず災いをもたらす…その最期はこの世のものとも思えぬ…


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Last updated  2015.10.26 21:39:58
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