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カテゴリ:怪奇幻想小説
このあたり、怪奇小説というより、ミステリーや残酷小説が多い。
「13人の鬼あそび」エクス‐プライベイト・X 12人で始めた鬼あそびだったのに一人多い…その子は、死んだ女の子の霊だった… 「幻の孤島」H・T・W・ボースフィールド 本当にあったメデューサの島。 「復讐のロシア料理」E・M・ウィンチ 赤ん坊の肉と毒を煮込んで…何もかも奪われた高貴な女の復讐譚。 「汚れなき友情」ジョン・ラッセル 首狩族の友情。 「暗い旅立ち」フランシス・アイルズ(アントニイ・バークリー) 女を殺して高飛びのはずが…犯罪心理小説。 「暗闇の声」トマス・バーグ 鸚鵡の姿をした悪魔。 「ヴァルドマール氏の病症」エドガー・アラン・ポー 催眠術が解けた途端、その生ける屍は…ラヴクラフトがこの短篇に触発されて書いたのが「冷気」。 「運命のいたずら」E・W・ホーナング 『またまた二人で泥棒を』所収。愛しい女を殺されたラッフルズの苦悩。 「雨の夜の殺人」リチャード・ヒューズ 死んだふりは熊相手だけにするべし。ゆめゆめ「あの人を殺して私も死ぬ」タイプの女の前ですること勿れ。 「コップ一杯の殺意」マイケル・ジョセフ 姉を毒殺しようとして、失敗。ほっとする気の弱い青年。 「処刑公爵」オノレ・ド・バルザック 一族の血を絶やさぬために、自分以外の一族を処刑しなければならぬとは!『人間喜劇』より。 「アンジェラスの鐘」ウィリアム・ヤンガー DV妻が信仰によって夫を殺したとき、高らかに笑ったのは… 「窓の中の分身」マーティン・アームストロング 老人は語る。自分は窓に映った分身のひとりであり、死者の肉体を借りて現世にいるのだと。それは事実か妄想か? 芥川龍之介が好みそうな一篇。 「浮気の呪術」R・H・バーラム 性悪妻と怪しげな薬剤師は主人公を呪い殺そうと企むが、もっと怪しげな香具師が彼を助ける… 「呪われた舌」クランチ・ベイン・クーダー その子は失踪した夫の一粒種。ただたいそう残酷で、その舌には… 「邪神の復活」アーサー・マッケン 牧神パンがこの世に復活し、まぐわってできたその女の子が長じて、現れるところ必ず災いをもたらす…その最期はこの世のものとも思えぬ… 送料無料 13人の鬼あそび 恐怖の一世紀3【中古】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.10.26 21:39:58
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