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テーマ:映画館で観た映画(8356)
カテゴリ:映画鑑賞(映画館・08年)
★こんな時代だけど、最後は「信頼」が大切なんでしょうね★ 長いことブログをサボっているうちに、気付けば当ブログも2周年(3月20日)を迎えていました。 でも記事数は今回でようやく100本(映画レビュー以外のネタも含めて…)。 これって、毎日更新されている方だったら3ヶ月ちょっとで達成する量ですよね。 もう、いかにサボっている期間が長いかがよくわかります…反省…。 ってなわけで、映画レビューに関してはなんと1月9日以来の更新(あちゃ~っ!)。 本日のお題はリドリー・スコット監督の『ワールド・オブ・ライズ』です。 この作品を映画館で観たのは…昨年(2008年)の12月。かなり記憶もあやふやになってきています…。 さて、何から書き始めましょう。 いつもならここで、映画に関連する前振りなんかを書いたりしているんですが、これ以上ダラダラと書くと余りにも前置きが長くなっちゃいますので、とりあえずいきなり本題を。う~ん、手抜きっぽいなぁ(笑)。 『ワールド・オブ・ライズ』、CIAの若き工作員が、中東を舞台に大規模なテロ組織を追跡する姿を描くサスペンス・ドラマです。 ~STORY~ CIA随一の工作員ロジャー・フェリス(レオナルド・ディカプリオ)は、世界中を飛び回り各国の情報網の中枢に潜入し、死と隣り合わせの危険な任務に身を削っていた。 彼の上司であるベテラン局員エド・ホフマン(ラッセル・クロウ)は、平和な自宅や安全な本部から電話一本で命令、部下の意見は冷酷に無視する。 二人は国際的テロ組織のリーダー、アル・サリームを捕獲するという重要任務にあたっていた。しかし彼はまったくの謎のベールに包まれ、足跡すら容易に残さない。 ある日フェリスが得た情報から、アル・サリームの隠れ家と思しき家を発見。ヨルダンに向かったフェリスは、ヨルダン情報局の責任者、ハニ・サラーム(マーク・ストロング)に協力を要請する。 一度はハニ・サラームの信頼を得たフェリスだったが、ホフマンが勝手に実行した工作が裏目に出て、アル・サリームの隠れ家は燃やされ、ハニ・サラームの信頼も失ってしまう。 衝突するフェリスとホフマン。 味方でさえも信頼できない、欺かなければならない…そんな中フェリスは、ホフマンにある作戦を提案する…。 『どっちの嘘が、世界を救うのか。』 この宣伝コピーを聞いて予告編を見た感じでは、ディカプリオとラッセル・クロウの騙し合いがメインのドラマかと思っていたのですが(まぁ対立はしてるし、騙し合いもしているけど…)、ちょっと内容は予想外の話でした。まぁ良い意味で裏切られた、という感じでしたが。 最新テクノロジーを駆使した情報戦、と思いきや、皮肉な事にそれをかき回すのも重要な鍵を握るのも「人脈」というアナログな方法。これは現在のアメリカに対する大いなる皮肉と言ったところでしょうか? 安全な地で、子供の世話なんかをしながら携帯で片手間のように指示だけを出す俗物チックなホフマン(ラッセル・クロウ)の描写はその象徴ともいえるなかなか面白い描き方でしたし、他方で人脈と信頼を前面に情報戦を制するヨルダン情報局のハニ・サラーム(マーク・ストロング)は、なんというかこの映画の美味しいところを全部持っていってしまった程に魅力的な人物像になっていました。 その間で右往左往する羽目になるフェリス(レオナルド・ディカプリオ)は、主役ではあるし存在感は充分なのですが(演技も悪くはなかったけど)、スパイ任務中なのに海外で女性に入れ込んじゃったり(ダメです、もっと冷酷でなきゃ…笑)、ピリっとしているんだかしていないんだか…大怪我もして拷問にも耐えて頑張ってた割には、ちょっと役柄設定的に気の毒な感じも…。 さてさて、主役の一人ラッセル・クロウ。 この映画の為に20キロの増量をしたそうで、嫌な上司にぴったりの風貌になってました。 残念ながらその話を知らない方達に「いつの間にか単なるメタボ親父になっていてびっくり」なんてレビューを書かれちゃっていたのは、ちょっと気の毒ですが(笑)。 レオナルド・ディカプリオは、ちょっと最近同じような役柄が多くなったのは気のせい? 悪くはないんですけどね、眉間に皺よせて戦うような姿ばかりを観ている気がして…。今後は全く違う役柄も期待してます。 ハニ・サラーム役のマーク・ストロング。先程も書きましたが、この映画で一番美味しい役柄でしたね。主演二人が霞んでしまったのは演技力なのか役柄設定なのか(笑)。今後の作品に注目したいところです。 ストーリー的には特別目新しい訳ではないのですが、緊迫感もあってなかなか楽しむ事ができた作品でした。 にほんブログ村ランキング(まだ辛うじて)登録中! 優しい皆様の愛の↓クリック↓ をお願いします♪ ■ワールド・オブ・ライズ BODY OF LIES 2008年・アメリカ 監督: リドリー・スコット オフィシャルサイト(2009年3月現在)… http://wwws.warnerbros.co.jp/bodyoflies/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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おひさです!
blogは書ける時に書けばいいんですよ~。 義務じゃないからね☆ 書けない時はばっくれちゃって全然いいと思います! あたしもそうです(笑 これ、にぎにぎしい感じでしたが、私は好きですね。リアルっぽい設定だし、本音と建前についても考えるところがたくさんあったと思いました。 (2009.03.22 07:52:18)
rose_chocolatさん、こんばんは♪
すっかりご無沙汰してしまいまして…。 >blogは書ける時に書けばいいんですよ~。 義務じゃないからね☆ >書けない時はばっくれちゃって全然いいと思います! あたしもそうです(笑 そういう皆さんの優しい言葉に甘えてしまってばかりなので、たまには『さっさと書け!』ぐらい言われた方が良いのかもしれませんが(笑) 休止している間に、観た映画も随分溜まってしまったので、マイペースながらも更新していきますので、引き続き宜しくお願いします! >これ、にぎにぎしい感じでしたが、私は好きですね。リアルっぽい設定だし、本音と建前についても考えるところがたくさんあったと思いました。 「中東を好きな奴なんかいない」みたいな台詞も飛び出したり、結構際どい内容でしたよね。 なかなか面白い作品でした。 (2009.03.23 01:00:23)
こんばんは♪
確かに最近のレオはしかめっ面の作品が多いですね(^^ゞ でもリドリー・スコット監督の男の骨太映画にレオと メタボなラッセルがピッタリでしたよね♪ 結果的には、ハニさんが美味しいところを全部持って行ったなって僕も思いました(^_^) 相変わらず、リドリー・スコット監督の描く世界は、僕の好みにベストマッチしているので、この作品も面白かったです♪ コメントの件、なんだかスミマセンでした_(_^_)_ 先日はコメントを入れて頂けたので、直ったのかな? またコメント頂ければ幸いでございます♪ (2009.03.23 23:57:33)
tapomushi12さん、こんばんは♪
>確かに最近のレオはしかめっ面の作品が多いですね(^^ゞ そうなんですよね~。それも悪くはないんですが、たまには違った表情の映画でもいいんじゃないか…と、ふと思ってしまいましたw。 >でもリドリー・スコット監督の男の骨太映画にレオと >メタボなラッセルがピッタリでしたよね♪ 緊迫感があって、映画としては面白かったです。 ラッセルも昔は尖り具合がちょっと苦手だったんですが、年齢と共に味が出てきて、個人的には好感度アップです。 >コメントの件、なんだかスミマセンでした_(_^_)_ >先日はコメントを入れて頂けたので、直ったのかな? >またコメント頂ければ幸いでございます♪ ちょっとドキドキしながら書き込んでみたんですが(笑)、ちゃんと書き込みできて安心しました。 こちらが気付かずに禁止ワードでも踏んでたかもしれません。 また覗きに行きますんで、引き続き宜しくお願いします♪ (2009.03.24 23:35:02) |