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カテゴリ:人材育成の問題点
宇宙誕生の謎に迫る次世代加速器「国際リニアコライダー(ILC)」について技術的検討を行ってきた日米欧などの国際研究チームは、ILCの設計書が完成したと発表しました。
国内では東北の北上山地や九州の脊振山地が候補地にあがっており、研究チームは今後、建設地の選定を進めます。 ILCは、長さ約30kmの直線の地下トンネル内で、電子と陽電子を加速し衝突させ、宇宙誕生直後と同じ高エネルギー状態を再現する大型施設です。 質量の起源とされる「ヒッグス粒子」の詳しい性質や宇宙にある暗黒物質の正体などを研究する。2010年代後半の建設開始を見込んでいます。 最大の課題は約8000億円とされる建設費の調達ですが、設計書では、2本作る構想もあったトンネルを1本にするなど、コスト削減を図っています。 研究を進める上でも国際協力が不可欠の時代になりました。研究結果はもちろんですが、国際協力の面でも成果を上げてほしいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.12.16 16:06:30
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