最後の講義・11の誓い(The Eleven Vows)
龍村先生の第11期ヨガ指導者養成コースはこの「11の誓い」の講義で修了しました。(なぜか11という数が一緒になりました。)講義の前日インドから帰られた先生がインドのガンジーアシュラムで得られた教えをもとにする、初内容のお話ということでした。Mind and body RefreshingYOGA NOTEBOOK11の誓い(The Eleven Vows)ヨガ(YOGA:ヨーガ)とは本来、修行法です。瞑想であり、宗教的真実、哲学的真実を求める道です。生き方、生きるための教えそのものがヨガであり宗教や、哲学や、身体操法すべてをふくむものなのです。そしてそれを、篭った修業・人を離れた修行で終わらせないで世のなかにおける自分の生活として、行なうこれが僕の習った沖ヨガであり龍村先生のヨガと言えます。沖ヨガでは釈迦やガンジーの生き方こそヨガの生き方であると定義しています。イギリスの植民地だったインドをそれまでだれも成し遂げなかった”非暴力&不服従運動”で独立させたガンジー。彼をインドの人たちは”マハトマ”(マハーアートマン:偉大なる魂をもつ人)と尊敬を込め呼びました。そのガンジーの自伝にこういうことが書かれています。ヨガの意味、生活のヨガを考えるのに参考になる文章です。「修練こそわたしにえもいわれぬ神聖な心の平和をもたらしてくれた。というのは、迷える者に真実と非暴力(アヒンサ)の信仰がもたらせることは、わたしの切なる期待であったからです。経験はいずれも、真実以外に神はないことをわたしに信じさせた。」「普遍的な、そしてすべてに内在する真実の精神に直面するためには、人は最も微々たる創造物をも、同一のものとして愛することが可能でなければいけない。しかもそれを追求する人は、あらゆる生活の分野から離れていてはいけないのである。」 「ガンジー自伝」 ガンジー著 蝋山芳郎訳 中公文庫より (太線・nobo∴)最初の文の”修練”をヨガ(ヨーガ)と読み替えてみて下さい。迷えるわたし達にヤマ(禁戒)の第1番目、非暴力をもたらしてくれるのがヨガであると読めます。非暴力そのものがすでにヨガの実行に他なりません。そして非暴力は人種や国、思想を超え実現させなければならない”真実”です。龍村先生は「ヨガの権威は”真実”のみである」「ヨガは行法哲学であり、体験、経験で得るもの。」と教えてくれました。ガンジーも「経験はいずれも、真実以外に神はないことをわたしに信じさせた。」と言っています。まさにおなじ事をいっています。ガンジーの精神が、僕の習ってきた沖ヨガには生きているのです。これが真実の伝承です。それでは、11の誓いの一番目を・・・ Ahimsa Non-Violence in thought, speech and action 非暴力(不殺生)アヒムサの誓い 「私たちは、 考えにおいても、 言葉においても、 行動においても、 破壊的なことをしない。 他の存在、自らの存在を 傷つけることはしない。と誓います。」 意訳 nobo∴ 生命即神 (合掌) ** 『龍村ヨガ研究所』はこちらd(^-^) *****