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カテゴリ:映画
三谷幸喜待望の第三作。
[出演] 役所 広司(新堂 平吉)・・・ホテルアバンティ福支配人。 佐藤 浩市(武藤田勝利)・・・国会議員。スキャンダルでホテルに逃げ込む。 松 たか子(竹本 ハナ)・・・ホテルの客室係。武藤田の元愛人。 香取 慎吾(只野 憲二)・・・ホテルのベルボーイ。歌手志望ながら夢を諦めつつある。 西田 敏行(徳川 膳武)・・・演歌歌手。元日に本番を控え、ナーバスにホテル入り。 津川 雅彦(坂東 健治)・・・大富豪。愛人を追ってホテルに。 [監督] 三谷 幸喜・・・「ラジヲの時間」「みんなのいえ」ドラマ「古畑任三郎」「竜馬におまかせ」など多数。 [物語] ホテルアバンティは大晦日のカウントダウンパーティを控え大忙し。 そこへ新堂副支配人の元妻(原田美枝子)が登場したり、元妻の現旦那がゲストで呼ばれたのにコールガール(篠原涼子)に追いかけられたり、 客室係(松たか子)の元愛人で汚職にまみれた国会議員(佐藤浩市)がホテルに逃げ込んだり、その客室係がなぜかお金持ち(津川雅彦)の愛人に間違われて、成りすまさざるを得なくなったりして・・・ そんなこんなでどんどん時間は過ぎていき、カウントダウンパーティは近づいてくる。 問題山積!どうするんだ!新堂副支配人。 [感想] 娯楽作品としてはかなりの良作。「ラジヲの時間」と「みんなのいえ」で笑いとしての狙いは違っていると思うのだけど、 この作品は前者のテイストに近い。パニック状態になって何とかしようと必死になるのにかえって状況はどんどん悪くなっていき、 その様が観客の笑いを誘う。まるでチャップリンやMrビーンのように。 三谷幸喜は相変わらずキャストの魅力を引き出すのが上手い。それも誰かをヒューチャーし、他は引き立て役というのではなく、 主役級を据えながら、脇役達にも華を持たせる。 出身が小劇場だからなのだろうけど、この人の場合はより徹底している。 今回これだけの豪華キャストが集まったのも、監督の人徳が大きいといっても過言ではないのだろう。 ほとんど一度はどこかで三谷監督と仕事をしたことがある人たちだから。 自分的には今回のような随所に笑い所がもうけられている作品のほうが好きなのだが、最近はシリアス調のもの多いみたい。 単に製作目的が違うのだけど、自分的には今回のようなシンプルに笑える作品が好きだな。 [採点] cast ★★★★★★ hiroine ★★★★★ 松たか子、麻生久美子は◎ story ★★★★★ visual ★★★★☆ music ★★★★☆ inpact ★★★★★ total ★★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月12日 01時06分33秒
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