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カテゴリ:シリーズ・選抜への道(2009年秋)
来春のセンバツに関西が出場すれば実に10年連続で県勢からのセンバツだ。 各県3校、開催県4校の16校参加方式に変わった平成7年からの間の15年間でセンバツを逃したのは平成11年の秋だけだ。 結果的に、この16校でのトーナーメントはとても県勢にはプラスになったと思う。 ベスト8で同県が潰しあう・・等の不平はあるが、逆に四国のように「潰しあい」を回避すればベスト4に同県から3校進出する危険性もある。 その場合は「地域性」で不利になる事もあるだろう。特に「中国・四国」で括られる枠ならば・・。「実力優先」の選考基準ならば「21世紀枠」は作らないと思うし、一般枠を削ってまでの特別枠にしないだろう。 そこに「地域性」「話題性」、もちろん実力が加味されての選抜の選考だと思うし、当然実力での最低基準は中国地区の場合は「決勝進出」が最低条件になってきた。 唯一センバツを逃した平成11年秋。 その年の夏は岡山理大附が県勢として初の夏の甲子園決勝進出という偉業を達成し、来春も県勢の活躍に期待を寄せた年だった。 その大会の県勢の代表は、1位倉敷工、2位商大附、3位岡山城東。 倉敷工は個々の能力が高く、商大附は小柄ながら球威ある東元投手を擁し、城東は夏に活躍した3本柱の1人・谷野投手が残り期待されて臨んだ大会だった。 倉敷工は初戦で南陽工に敗れ、それでもベスト8に商大附、城東が残りセンバツに「王手」の状態だった。(当時は中国3が固定だった) しかし商大附は尾道商にワンチャンスをものにされ1点差で涙。 城東は9回(だったかな?)1-0でリードの展開もアンラッキーな三塁打から同点にされ南陽工に逆転負け。 特に城東はセンバツまで手が届いていながらの敗戦だったと思う。 この年を落とさなかったら実に県勢のセンバツ連続記録は18年連続なんですよね! それだけにフラフラ~とライト線に落ちた南陽工の三塁打が痛いなぁって思います。 しかし、城東は県勢センバツピンチの状態だった平成14年、踏ん張りを見せる。 その年は関西・理大附・城東と近年の県高校球界をリードしていた面子での出場だったが関西が国際学院(広島)に不覚を取り、理大附も賀茂(広島)に敗れ、最後の砦となった城東が崇徳(広島)に渋く勝つ。 山陽新聞で翌日の城東・山崎監督のコメントが頼もしかったです。 「岡山県の代表として、ここで負けるわけには行かなかった」 郷土を応援している自分にはとても心強い言葉に聞こえました。 結局、城東は西村投手の広陵を決勝で破り、この大会優勝したんですよね。 この「シリーズ選抜への道」を始めた年は興譲館が難敵と思われた開星に完勝しセンバツに駒を進めた事も印象深い試合だった。 こんな秋季中国大会を観戦するのも楽しみの一つです。
そして今年は関西が大きな「伸びシロ」を携えて春のセンバツに乗り込むはずだ! 高校野球ブログランキングに参加しています。ポチっと応援クリック、宜しくお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月22日 23時22分36秒
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