カテゴリ:教育問題
クロニクル 自由学園開校
1921(大正10)年4月15日 99年前のこの日、羽仁もと子さんが設立した自由学園が、東京豊島区の雑司が谷で開校しました。自由学園は当時の高等女学校令に依らない学校でした。 ここでは26人の生徒を五つの家族になぞらえ、用務員をおかず、全ての日常生活を、この小集団で自立的に管理する方針が取られました。 羽仁もと子さんは、夫君と共に『家庭之友』(のち『婦人之友』と改題)誌を編集発行していたのですが、日本の家庭の近代化は、教育を通して実現できると考えるようになり、学園の創設を考えるに至ったのだそうです。 そして自らの信じる、キリスト教精神に基づき、「思念しつつ、祈りつつ」を標語に、自由と自治に依る教育を目指しました。自由学園は、大正自由教育運動の主旨に賛同して出発した学校の中でも、異色の学校として知られています。 なお、現在地の東久留米には、1934(昭和9)年に移転しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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自由学園、名前が素晴らしいですね。
自由は責任を伴うものです。 長女が高校進学の時、生徒の自主性を重んじるという某私立高校を見学しましたが、まさに無法地帯になっていました。 残念ながらその高校は、自由は放任と勘違いした教育をしているようでした。 とても受験させる気にはならなくて、長女も受験する意欲を失いました。 外部的には評判の良い高校だったので、ギャップに驚いたものです。 (2020.04.16 04:49:30)
確かに・・・東久留米に、自由学園って、あるように、思います~。
そんなに、昔からある、志の高い学校だったとは、知りませんでした~。 朝の連ドラとか、使えそうなシチュエーションな感じ~♪ (2020.04.16 08:49:12)
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