漢字力を着けること・学力テスト(1)
漢字力を着けること、このこと抜きには、調査は、許されないのではないでしょうか。本日は、都の漢字の読み方調査についての意見です。 漢字の読みの力を調査するなら、学習した漢字、全てにわたって、するべきです。五年生までで約800字学習しています。その全てにわたって、すべきなのです。上記では、7字の読み方です。漢字語(熟語)で使われているのを入れても、19字です。学習漢字、全ての、書きの調査した結果が、下記です。これは、もう、古くなっていますから、新しくして欲しいです。 これは、子どもの漢字力の実態を表しています。自分でもしてみて、このような結果が出て、がっくり来て、教師を辞めてしまおうかと考えていたところに師が、出してくれた資料が上記のものでした。師の奥様が、国立国語研究所・第一研究室・室長をしていたので入手できたのです。この実態が、入手できたので、勤務校で、学習した全ての漢字を学校全体で調査をしました。結果は、上の調査と、まったく同じでした。このことは、NHK・TVの『漢字のゆくえ』の特別番組で放映されました。その時、僕の授業とコメントが、少しだけ、挿入されました。このよう事があって、指導法を含めた研究をしてきました。学力調査とは、このように指導法に生かすようにするべきものだと思います。都のような調査で、指導法に生かせるものでしょうか。漢字についての教師・保護者の悩みは大きいものです。下記をご覧下さい。(01/21) おさる丸さん 今日先生、初めまして。漢字嫌いの子を持つ母として、興味深くブログを拝見させていただいています。漢字の習得率って、ずいぶん低いものなのですね。家庭ではそんな実態は知らずに、低学年の頃から「習ったのに、なぜ覚えないの!(怒)」と、躍起になって漢字ドリルをやらせていました。また、学校のやりかたでは合わないのだと思い、試行錯誤して勉強させた成果は、漢字アレルギー状態と、自己肯定感の著しい低下でした。「僕は馬鹿だ」「生きてる価値がない」という言葉がよく出るようになってしまいました。学校の指導時間や方法に問題があったのですね。学校は教育の専門家だから、と、そのやり方に疑問を持たずにわが子を追い詰めたと思うと、やりきれません。)(2007.01.21 11:55:46)このコメントを読ませていただきまして、これは、かつて、僕がたどった道と同じだと思いました。一生懸命、それなりにやったのです。ですが、反省が必要でした。下記は、その経過です。画像をご覧下さい。 これは、僕が、かつて、指導した4ね生の子どもの漢字ノートです。漢字指導を丁寧にしないで,漢字ドリルを中心にして、テストをした時のノートです。丁寧にしないと言っても、普通、一般にされている程度には、やりました。読みと意味と書きは教えました。1セット5過程でやらなかったのです。このよう事があって、指導法を含めた研究をしてきました。次のノートをご覧下さい。 これは、前のノートの指導から、約、1ヵ月後の同じ子どものノートです。指導の結果が、良く出ていますね。1セット5過程で丁寧に指導しました。学力調査なら、このように生かせるようにしたいものです。しかし、今のやり方では、テストです。全国学力調査では、600万円余もかけると言われています。たくさんの方にお読み戴きたいので、ブログランキングに参加しています。賛同される方は、下の2つのマークをクリックして戴けるとうれしいです。人気blogランキングへ