テーマ:報道に思う(10)
カテゴリ:報道に思う
久しぶりの「報道に思う」シリーズである。前回から約1ヶ月ぶり、この間ホリエモン系のネタに興味が薄れてきてしまい、また仕事に復帰したことで以前のように暇に任せてTVを観たり、新聞を読むこともなくなった。よって、今日取り上げるテーマについても、ニュースキャスターが喋っているのを小耳に挟んだレベルで、新聞もロクに読んでいない。そんな状態で日記を書くのだから、まさに「我的勝手」の本領発揮?だ。でも、一般の方々においては、我と同等レベルの情報しか得ていない方々が多数派では、と勝手に推測する。
まず真っ先に思うのがTVに映し出される大群衆、この人たちは普段何してるんだ?仕事は?学生なのか?いや休日なのかな?と不思議に思う。日本では考えられないからだ。更にこの人たちは、如何なる動機付けでデモに参加しているのか?ということだ。 「日本に対して過去の侵略の歴史に反省を求める」「そんな国が常任理事国とは何事か」といった内容がデモの目的になっているようだ。しかし、中国の一般の人々が正しい認識のもと、使命感に燃えて参加しているとは到底思えない。そんなことの為に、せっかくの休日の大切な時間を無駄にしてデモに参加しても、一人一人の生活は何も変わらない。と考えるのは日本人だからであって、そもそも中国人の常識感覚は全く違うのかもしれない。 中国の反日教育によって、日本人が考える常識は彼らにとって非常識となっているのだろう。あとは、群集熱狂心理。デモに参加している人々に確たるポリシーはなく、群集心理で熱狂そのものを楽しみ、それを反日教育が下支えしているとう合せワザの構図か。 それにしても、よく人が集まるものだと呆れつつ感心する。おそらく、インターネットを利用して、活動家を名乗るリーダ達が人々に呼びかけて群衆化させるのだろう。それはピラミッド上に形成され、頂点に位置する活動家というよりは煽動のプロが、水面下で中国政府と繋がっていると思われる。表向きは、許可無しデモ禁止を通達したり、警察を出動させたりしているが、本気でデモを鎮静化しようとなんぞ、微塵も思っていないことは明白だ。 勿論、中国の真の狙いも「過去の反省」なんてところには無いのだろう。ODA等の様々な金、領海問題等、国と国の間には常に様々な問題や交渉がある。それらを有利に形勢づける為の手段なのだろうか。 とまあ、話は尽きないのだが、残念に思うのは中国国民の民度の低さだ。熱狂に乗じて、罪の無い日本料理店を襲撃したりしている。これだから、スポーツの国際試合やオリンピックも、安全に開催出来ないことになる。でも、中国国民一人一人を責めるのも、少し筋違いというか、可哀想なのかもしれない。この辺に、社会主義国家の限界や悲しさを感じるからだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/04/17 05:27:37 PM
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