男子
息子は小学五年生である。どーも、二つ上の娘の小五時代よりも幼い。いや、学力というか知識力は図鑑丸暗記のように娘より高いようだけれども。精神的な部分が幼い。自立してきていない。一人では問題に対応出来ない。能力としてではなくて、「さあやろう」とこちらが誘わないとできない。具体的に言えば、夕方話を聞いてあげないと荒れる。自宅に来る友達も何人かいて、やっと分かったけど。やっぱり、男子は幼い。友達どうしで会話が成立していない。目的(ゲームとかサッカーとか)が一致してるから成立している関係性で、言葉で発展していく感じがない。目的がずれると、一人だけおもしろくなる子が出る。それで女子なら、それ私つまんないから、こうしてくれる?とかその前にあの子はコレいやがるから呼ばないでおこうとか、関係性を発展させてると思うのだけど男子の場合、俺つまんないから帰る。とあまりにもさっぱりしてる子や俺がつまんないから止めろ。と命令形だったりしてなにも発展しない。これは幼いと思う。夫が時にものすごく幼く感じるのも、末っ子が甘えんぼなのも、やっと分かった。男は女に比べれば、幼いのだ。そう理解した上で世の中を見渡せば、会社の部長の自慢話も、テレビに写る政治家とか、あれやこれやのおっさん達も理解が出来る。男は女に比べれば、幼いのだ。やはり、これは前提にしておかないとと自分で思った。でないと同等と思って接しているとこちらが疲れる。