今日は京都の某合唱団によるディナーコンサートに招待されたので行きました。実はこの合唱団にうちの教室の卒業生がいて、テナーをやっているのです。今日は指揮者がすごい。ウイーン少年合唱団の音楽監督をされている女性です。すごいでしょ?で、うちの卒業生はその指揮者が目をつけたらしく、今度ドイツに音楽留学するのです。すごいなあ!がんばって欲しいです。彼のソロパートはずば抜けてよかった!彼は合唱団向きではないです。ソロ向き。
さて、ディナーコンサートはどうだったかというと・・・残念ながら「よかった」といえないものでした。な~んでか?元NHKのアナウンサーが司会だったのですが、この男が最低でした。今まで見た司会の中で最低最悪。チャラチャラした関西弁でつまらない、言わなくてもいい事ばかりしゃべりまくっています。合唱団員がステージに上がる時につまずかれた女性(僕の知っている方で、すばらしいメゾソプラノの方です)を最後まで茶化して笑いを取ろうとしていました。許さんぞ。司会者はクラシック音楽のことを全く知らない様子で、クラシックを小馬鹿にしたようなコメントをしたり、アトラクションで当たる景品の値段を言いまくったり、団員をいじって笑いを取ろうとしたり・・・。指揮者まで馬鹿にし始めたので僕の怒りは頂点に。一緒に行ったママチャンの顔を見たら!うわー完全に怒ってる!このディナーコンサート、チケットは1万円オーバーですよ?先日の玉三郎のチケット並です。ふざけちゃいけない。僕たちは招待されたのでいいですが、まともにお金を払って行った人は怒ってると思います。そうそう、その司会者は自分の事をこういってました。「さすが僕やなあ。まあ、プロですから当たり前ですけどね。」僕は何度かいろいろな場所で司会をさせていただいていますが、あれがプロなら僕は司会マスターですね。司会は主役じゃない。主役は合唱団と指揮者。合唱団と指揮者が映えるようにするのがプロ。誰もくだらない司会を聞きに来たんじゃない。みんな音楽を聴きに来た。勘違いするなってんだ。僕は・・・またまたかなり怒ってます!
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