カテゴリ:雑 談
こんばんは、ほうとうです。
すみだトリフォニーホールで行われた、フランス・ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラの演奏会(ブリュッヘン・プロジェクト第3日)に行って来ました。 曲目は、シューベルトの交響曲第7(8)番ロ短調「未完成」とメンデルスゾーンの交響曲第3番イ短調「スコットランド」。 メンデルスゾーンは当初1842年ロンドン稿を演奏する予定でしたが、現行版に戻りました。 ブリュッヘンが1981年に創設したこのオケですが、今回がこのコンビでの最後の来日です。一方、このコンビの来日公演でロマン派プログラムは、初めてです。 今や隆盛の古楽ですが、シューベルトとメンデルスゾーンとでトランペットを使い分ける(前者は軍隊で馬に乗っていた時代のもの、後者は管を曲げる技術が向上し、バルブが発明され楽器の進化が顕著になった頃のもの)など、考証もピカ一ながら、このオケは温かみ、慈しみの音楽を奏でしっとりと楽しませてくれました。 でも、アンコールは、J.S.バッハのカンタータ第107番「汝、何を悲しまんとするや」とヨーゼフ・シュトラウスのポルカ・マズルカ「とんぼ」で、湿っぽくならないようにしてくれました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.04.07 12:27:02
コメント(0) | コメントを書く |
|