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カテゴリ:雑記
ここ最近で最も衝撃を受けました。
君が僕らを悪魔と呼んだ頃(1)【電子書籍】[ さの隆 ] 楽天Kobo電子書籍ストア 一言で言うならば 「中学生のときに悪魔のようなイジメを行った主人公の一生を綴った物語」 です。 ネタバレしちゃうのであまり中身を記載しませんが、 はっきり言って問題作です! 主人公は最低な男です。 楽しいから、という理由で数々の生徒に暴力をふるいます。 しかしその最低な過去を「記憶喪失」で忘れている、というぶっ飛んだ設定。 さらには過去にいじめた生徒と一緒に記憶を取り戻そうとします。 この手の物語はワタシの中でだいぶストライクでした。 サスペンスミステリというジャンルになるのでしょうか? 最近、ドラマになった「テセウスの船」や、「僕がだけがいない街」のような謎を解き明かしていく要素があります。 物語に出てくるキャラクターの心理描写がとても気になってイッキに読んじゃいました。 ・虐める人間はなぜイジメを行うのか。 ・犯した罪を償うためには人はどのように向き合っていかなければならないのか。 哲学にも似た答えが、この漫画には詰め込まれていました。 虐待などの描写が含まれるので、万人にはおススメ出来ないのですが、 救われるべきではない主人公の葛藤や、後半に出てくる重要人物との駆け引きは描き方が見事だと感じました。 決してハッピーエンドとはならない作品ですが、登場人物一人ひとりが悩みもがいている様が印象的な物語です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/09/08 06:58:21 AM
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