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March 22, 2022
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カテゴリ:読みたい本
 3月22日は放送記念日です。大正14年のこの日に、NHKラジオの仮放送が開始されました。

 NHKのラジオ番組で、世界17カ国語に翻訳され朗読された小説のアンソロジーが『NHK国際放送が選んだ日本の名作 1日10分のごほうび』です。
 ここに収録された森浩美の『最後のお便り』は、ラジオアナウンサーの、地味ですが心に残るエピソードを描いています。



 ​私は、東京中央放送のアナウンサーとして、テレビで、次いでラジオで勤務してきました。
 日常に起こったちょっといい話を、昭和のヒットソングをはさみながら進行する番組「こころの焚き火」を担当していました。
 しかし、スポンサー企業が吸収合併され、放送は終了することになりました。もう私がアナウンサーとしてマイクに向かうこともなくなります。

 その最後の放送日に…、私は大切な人に伝えたい言葉を語ります。

 ラジオで情報を伝える側は、聞くだけで判るように考えて話します。受け取る側も、視覚情報がないので自然と「耳を傾ける」ことになります。
 最近、溢れる視覚情報に流されて、話を聞く、聞いて理解しようとすることを疎かにしていることが多いなと感じました。目で見たことをそのまま脳に流し込んで、入った情報を吟味すること、自分で考えることが減ってきた気がするのです。

      参照元:『NHK国際放送が選んだ日本の名作 1日10分のごほうび』双葉文庫 
           から 森浩美『最後のお便り』


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Last updated  March 22, 2022 12:00:21 AM
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