★身の丈以上の投資は、危険と隣り合わせ★

2016年07月14日

横須賀でアメリカ人向けの貸家は日本人より倍も賃料が高く、高利回りな事に目を付けて投資家がどんどん貸家を建築するようになりました。
ところが、このところ供給過剰と基地から３０分規制が効いて入居率が落ち空き家が目立つようになり、オ－ナ－はロ－ンの返済に苦労している物件が増えている。

福島原発のトラブル以後、アメリカ軍人は基地から３０分以内に居住するようにお達しがでて、それまで空き家が出ればすぐに決まっていた遠方の地域には入居者がやって来なくなった。

アメリカ軍人目当てに賃貸用の貸家を建設した家主さんの中には、収入がゼロになって真っ青の人もいる。
早めに賃貸を見切り、売り家に出す家主さんも増えて悲喜こもごもの基地の街横須賀が見える。

本日も「４軒のアメリカ人住宅を全部処分したい」と相談された家主さんがいる。
投資に見合う収益が見込めない以上、早めの処分は賢い選択です。

全部処分できても赤字は否定できないが、さりとて、もっと長く持っていれば赤字の蓄積で物件は差し押さえされてしまう危険性があります。

投資に失敗する家主さんは現状のメリットだけしか考えず、今後どのような変化が起きるか予想することが下手だ。
もっとも、地震や原発の事故は誰も予測する事は不可能でしたが、過剰投資に危険性は予測できるはずです。

貸家がすべて処分できて、借金を全額返済出来るだけでも良しとしましょう。
こんな現状の中でもまだ貸家を建てる素人投資家が後を絶たない

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最終更新日 2016年07月14日 17時57分37秒
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