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![]() この丘に出会います。フーの場所探しの条件は、人のいない所でした。 (孤島その4)、(その3)からの続きです。 そこは、道もなかった丘の上ですから、村人も来ません。 丘の頂上に、古い家の土台の石組みの残骸がありました。 それを基にして、フーはこの家を設計しました。 内装は、フーの友人のデザイナーが受け持ちました。 古い農家の内装を再現しています。 原則は、家具をなるべく置かないで作りつけ(ビルトイン)にすること。 家具は、居間のアクセントを兼ねて、古い戸棚と、 ベルギーで買い付けた古い傷だらけの木のテーブルと、 藤製のイスくらしかありません。 家の構造は、昔の工法で作ってあり、床材、天井の梁等は古材を使ってあります。 床は厚さ25mmの樫で、心地よい感触です。 (^^) プロバンスは、冬はとても寒いので、暖房は、 ガスのセントラルヒーティングと暖炉をつけてあります。 (その3)の家の外壁を見れば明らかですが、自然石のみを使用して、 作ってあります。 だから、壁の表面はごつごつしています。 でも、自然石の厚い壁の断熱効果は高いのです。 夏は外の強い日差しをはね返し、冬は室内の暖かさを逃しにくいのです。 天井に、キッチンの一つの照明を除いては、電灯がありませんよね。 ドイツの家と同じ、間接照明です。 フーとゴルドナはドイツでもテレビを見ないので、 ここにもテレビはありません。 ラジオ・オーディオは壁に隠れています。 ![]() 二階に階段が続いていく先はベッドルームです。 右に少し見えるキッチンと左の暖炉の中間に大きな白い冷蔵庫のようなものが 見えますね。 これは、薪用のポーセライン(製)のストーブなんです。 昔のストーブで北国のオンドルに似ています。 ただし、暖炉と薪用のポーセライン製のストーブの燃料となる薪なんですが、 同じ熱量を出すためには、ガス等の約5倍の費用がかかるのです。 みなさんには、アンダルシア、Andaluciaのtorres8が何のことを言ってるか、 わからないでしょうね。? 暖炉用の木は、燃料としては、値段が高いと言っているのです。(゚0゚;) この頃、暖炉用の木は、乾燥処理がされていて、簡単に火がつき、 煙も少ないのですが、その木は、乾燥機の中で十分に乾燥処理されていることが 求められます。 乾燥機は重油で運転されていますから、暖炉用の木はそれだけ、 コストと時間がかかってるわけです。 暖炉というと、ロマンチックでいかにも地球に優しそうですね、 でも現実は、それを暖房という目的に使うと、 重油、ガスよりも効率が悪いのです。 暖炉用の木は、ドイツで、1立方m、最低15000円位します。 ちなみに1立方mの暖炉用の木は急いで燃やせば、30分で燃え尽きます。 だから、普通は、暖炉では、一回、薪、3~4本でゆっくり燃やします。 もちろん、山を持っていて自分で暖炉用の木を切り、 一年間寝かして、自然乾燥させて使う人もいるでしょう。 でも普通の人は、『暖炉の木』用に山を持ってないですから、 週末用の暖炉の木を、1パック(一回分)1000円くらいで買って、 週末の夕食の時に、ロマンチックな雰囲気を出すために、暖炉で燃やすわけです。 アンダルシア、Andaluciaのtorres8の大好物、ポテトフライでは、 薪負けするかも! ( >< ) クリックしてやってネ! ![]() ⇒ ![]() ![]() BBSへのご返事遅れてすみません! できれば、コメント欄に書き込んでいただけるとすぐご返事できると思います 日記の内容には関係ないことでも大歓迎です。 勝手なこと言ってごめんなさい! ![]() 土曜にアンダルシア、Andaluciaに向かいます。 大荷物があるため、車です。3000kmくらいの距離になるのでしばらく更新できないと 思います。(--) また皆様に会えることを楽しみにしています。明日、UPできない場合を考えて ここで、置手紙しておきますね。 コメントには遅れても必ずお返事しますので、しばらくご猶予くださいね。 by アンダルシア、Andaluciaのtorres8 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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