「龍の湯」入浴希望者を募集中 7月13日に5組無料招待、入浴希望者を募集中
山鹿市の公衆浴場「
さくら湯」が、かつては殿様専用で、いまは見学施設となっている「龍の湯」への入浴客を7月13日に5組無料招待することにし、入浴希望者を募集しています。これは、「さくら湯」の入浴客数が去年秋の改装オープンから、5か月あまりで5月、10万人を超えたことを記念して山鹿市が企画したものです。山鹿市では、7月13日に1日限定で入浴客5組を無料招待します。
「さくら湯」では、入浴希望者を募集していて6月24日必着で、さくら湯 (
〒861-0501 山鹿市山鹿1番地)あてにハガキで応募してほしと話しています。
「さくら湯」は、江戸時代、休憩や宿泊のための御茶屋として建てられたのが始まりとされ、その際に殿様や重臣など特別な人だけが入ることができた浴室が「龍の湯」です。「さくら湯」のリニューアルに伴って再現されました。大理石が敷き詰められた市松模様の床や、天井の2体の龍の絵が特徴で、普段は見学施設として公開され、入浴することはできません。
・問い合わせ先:山鹿市観光課 電話番号 0968-43-1579。
◆バックナンバー:2013/05/11 -「昨年11月の営業再開以来,10万人を突破しました。」
江戸時代から続く伝統工法で建て替えられた山鹿市の市営銭湯「さくら湯」の利用客が5月10日,昨年11月の営業再開以来,10万人を突破した。「さくら湯」には1日平均600人あまりが入浴に訪れているという。地元の人たちの利用が中心だったリニューアル前に比べ,県外から観光で訪れる入浴客も増えている。
さくら湯は肥後細川藩の「御前(ごぜん)湯」を前身に1872年開業。その後、3度の増築を経て十字型の大屋根や弧を描く唐破風(からはふ)様式の玄関屋根がある銭湯として親しまれたが、1973年に解体、ビル内で営業していた。建て替えでは3度の増築後の外観が再現された。
◆バックナンバー:2012/11/23 - 「熊本県山鹿市の市営銭湯「さくら湯」が江戸時代から続く伝統工法で建て替えられ営業を再開。」
山鹿温泉さくら湯は、肥後細川藩が使った「御前(ごぜん)湯」を前身に1872年開業。その後、3度の増築を経て十字型の大屋根や、弧を描く「唐破風(からはふ)」様式の玄関屋根で親しまれていた。1973年の解体後、跡地を含む再開発ビル内で営業していたが「湯の町のシンボル再生」を目指し,さくら湯部分だけを独立させ外観が再現されて,本来の跡地に建て替えられた。
出典:山鹿市「さくら湯再生基本構想」